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ここはグリーンウッド

「幕末恋華 新選組」をクリアしたことは以前ここで皆さんに(無駄に)周知徹底したとおりですが、金髪タレ目碧眼の近藤勇が、ずーっと誰かに似てるなぁと思ってたんですよ。それが誰だか、今日!お昼に課のみんなの分のお茶をいれてる時に、ふと思い出しました!

あのね、信じて欲しいんだけど。別に私が四六時中そんなことを考えてるわけではないんですよ!?仕事だって真面目にやってます。でもお茶入れてる瞬間に思い出しちゃったモンはしょうがないじゃないですか!

似てると思ってたのはね、「ここはグリーンウッド」の池田光流でした。あ~すっきり。え?知らない?知らないかなぁ~。

昔「花とゆめ」という少女漫画雑誌に連載されていた那須雪絵の漫画です。折角思い出したので、今日はこの「ここはグリーンウッド」について書いてみます。

舞台は東大進学率NO.1を誇る名門男子校、緑都学園の付属寮「緑林寮」。通称:グリーンウッド。少女漫画でしかも男子寮モノだからと言って、今はやりの嬉し恥ずかしBL系とか男装した女の子が男子校でドキドキライフ☆とかを想像してはいけません。

名門校の生徒だけあって皆頭はいいはずなんですが、悩みと言えば彼女がいないとか、水虫だとかハゲだとか。妙にリアル。そして「変人の巣窟」と言われるグリーンウッドの寮生たちはというと、某宗教の末端組織とか、自室をゲーセン化して利益を得ているヤツとか、部屋にバイクを持ち込んで寝食を共にしてるヤツとか。あと一組だけ公認ホモカップルもいたっけな。とにかく、奇人変人の集まりなのです。

そんな中へ飛び込んで来たのが主人公:蓮川一也です。チャームポイントはドラマのシリーズを2,3本作れそうな程の不幸症。先輩たちにいじめ可愛がられて日々たくましく成長します。蓮川と寮で同室なのが、サラサラのロングヘアに華奢な体、どこから見ても美少女にしか見えない、でも実は作中の誰より男らしいと作者から公認されている、如月瞬(もちろん男。オカマでもない。普通に常識人)。

この二人の一年生コンビの隣室の住人が、寮長にして生まれついてのガキ大将、でもどこか周囲の人間を惹きつける池田光流(いけだ みつる。光流って一発で変換されなくてめんどいー!)。と冷静沈着で頭脳明晰。人間離れした生徒会長:手塚忍の2年生コンビ。

物語はこの4人を中心に、体育祭に燃えに燃えたり、なぜかアイドルと遭遇してCMに出ることになってしまったり、文化祭を妨害しようとする連中と戦ったり、プールやスケートをしに行ったり、誘拐事件があったり、緑都学園生徒で「蓮川を応援する馬の足の会(の恋路を邪魔する者を蹴り飛ばすのが目的)」を結成して、のセカンドラブを応援したりと、一見どこにでもありそうで、でもどこにもない、そんな黄金色の日常を見せてくれるのが「ここはグリーンウッド」なのです。

この漫画はOVAになったりCDドラマになったり、当時そこそこメディア展開していたんですが、そんな流れの中で原作漫画の5巻に収録されている「雨やどり」という話をCDドラマ化したものがあります。いつもいじめからかわ    れている蓮川から見れば「生まれた時から先輩みたいな顔しやがって~」という、光流が出会ったばかりの頃のお話。そして、がまだ神様を信じていなかった頃のお話。

との出会いを振り返り、は語ります。「一里塚って、知ってる?昔の街道に一里ごとに作られた。そこには木が植えてあったんだ。冬でも葉の落ちない常緑樹。旅人たちはその下で出会って雨や風をしのぎながら、お互いの旅の話をしたりしたんだろうね。たとえ雨がやまなくても、日暮れまでそこにいるわけにはいかないんだけど。だけど、そこはとても居心地が良くて…」

の実家は黒い噂のあるお金持ちです。長男はドロップアウトし、一族の期待はに集まっています。学校を卒業してしまえば、彼を待っているのは厳しく汚くギスギスした世界です。でも、と緑都学園で出会い、は生まれて初めて、信じてもいなかった神様に祈るのです。

-もう少しの間、ここにいられますように-」

にとって緑都学園で光流や仲間達と過ごす日々は、一里塚での雨やどりと同じなのでしょう。

そして流れ出すのは、サザンオールスターズの関口和之さんがこの作品のために作ってくれた名曲「雨やどり」。歌うは光流役の岩田光央さんと役の関俊彦さん。

「このまま時間が止まれば…そっと願うよ。巡り会う奇蹟があれば、もう一度叶うのかも。しばらくはこのままここで-…。大きな樹の下の雨やどり」

ものすごく物語をよく読み込んで作ってくれた曲だなぁとしみじみ思います。この漫画、結構男の子にも人気あるんですよね。中学時代に生徒会副会長をやってた男子が、忍を真似して「体育祭で優勝するクラスを当てる賭けの親元」をやってたっけ(忍は教師まで巻き込んで、結果がっぽり儲けるんですが)。懐かしい思い出です。

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花とゆめ「花とゆめ」(はなとゆめ)は、白泉社発行の漫画雑誌。少女漫画を専攻。1974年5月創刊。誌名をとった「花とゆめコミックス」も刊行されている。創刊当初は、「別冊マーガレット」を中心に執筆していた作家が活躍をした。この雑誌に投稿し、現在活躍している漫画家は多い。情報元:Wikipedia...... [続きを読む]

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