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「李香蘭」初日8/14 レポ

さて李香蘭」です。お話は李香蘭の人生を通して、昭和初期から終戦までの日本と中国を辿る、まるで昭和史ダイジェストみたいな感じです。李香蘭の人生というより、李香蘭のいう存在が生まれた日本と中国の背景というか。うーむとにかく説明がしづらいです(笑)。

物語は終戦後。中国の裁判所から。
「殺せ、殺せ、裏切り者を!憎い日本に祖国を売った!」
中国人でありながら日本の宣伝工作に加担し、国を売った売国奴=漢奸として、検察官に死刑を求刑されるのは、日中で一世を風靡した歌姫・李香蘭野村玲子)。

彼女は自分が実は日本人であることを語ります。

そして狂言回しを務めるのは、もう一人の「ヨシコ」こと、
男装の麗人・川島芳子濱田めぐみ)。

彼女は皮肉な言葉で、時に瞳に哀れみをもって歌います。
日本軍の暴走、李香蘭の波乱の人生、そして自らの結末を…。

山口淑子として生まれた少女は、父の友人である李将軍の養女と
なり、「李香蘭」の名前を与えられます。
将軍の娘・愛蓮五島由衣)と姉妹のように仲良く育つ香蘭。
そして愛蓮の恋人・玉林芹沢秀明)と香蘭が兄のように慕う
学生・杉本芝清道)。

ええー、イキナリ死刑かい!?と冒頭からピンチの李香蘭。そして濱田芳子の美しい軍服姿はまるでヅカ。惚れそうになります。かーなーりときめきます。ああ、それにしても、香蘭の名付けのシーンは、香蘭、愛蓮、杉本、玉林、みんな年齢不詳すぎだよ…?

野村香蘭は少女っつーか幼女時代の姿(それこそ5歳…とか…)もそれ程には違和感がなくてスゴイですよ!私の席、後ろの方だったのもありますが(コラ)、単に野村さんが小柄だからって言う理由じゃなくて、動きとか仕草がちゃんと子供子供してるんですよ。
むしろ五島愛蓮と並ぶとたまに母子に見えるくらいで。
「私たちは今日から姉妹ようそーん!!!!?みたいな。
ただ…野村ワカメちゃんのミニスカートは本当にいかがなものかと!
もういつパンチラするのかと、ドキドキしちゃいますよ!いやん!
なんかこっちが悪いことした気分になるので…。
ドキドキと言えば、ちょっとお歌にもドキドキしちゃいました私。
特に少女時代とか、たまに声が掠れちゃってるよ~。あわあわわ。

芝お兄様は理想に熱く燃え、香蘭を優しく見守る素敵な方。
お兄様…なんて素敵な響き。しかも初登場時は学生ですよ芝さん。
ダイエットに成功したせいか、スラっとしてて衣装もよくお似合い。
私今まで芝さんってチェとタガーでしか生では観たことないので、
もっとこう…爆裂!!!な感じの人かと思ってたんですけど
(どんなイメージだよ!)、今回は押さえた控えめな役でした。

五島愛蓮は本当に歌が素晴らしいです。
ただ香蘭と初対面の時点ですでに年齢不詳気味ですが。
香蘭と歌う「中国と日本」はいいですね~。

この豪華メンバーの中だと、どうしても若さが目立ってしまう
芹沢玉林。でも身長が高くてイケメンよ~。
今回溥儀と並んで身長ツートップかと思われます。
歌がちょっとフラフラしてたかなぁ。
まぁ初日でしかも大役だし、周囲も上手い人ばっかりだもんね。

濱田芳子は男装の麗人っぷりが本当にかっこいい!
お兄様ならぬお姉様とお呼びしたいところです!
小馬鹿にしたような目で、フンと笑うのもオトコマエ~!
いや~濱田さんって、控えめな顔立ちですけどメイク映えするよねぇ(余計なお世話)。
歌はなんか余裕って感じで、でも個人的にはもっとガンガン歌う濱田さんを見たかった!
ああもう、これは京都に行けってことですか?あうー。お金がないから、アイーダさんの方から東京に来て下さるのをお待ちしますよ…。

穏やかな日々の中、歌の才能を見いだされた香蘭は、日本の軍部に
引き出され、中国人女優「李香蘭」として心ならずも、日本の
国策映画に多数出演することに。
香蘭の人気は日本でも高まり、日劇でのリサイタルも熱狂の渦。
しかし、その間も日本軍部の暴走は止まるところを知らず、
愛蓮は恋人の玉林と共に日本への抵抗軍に走る。
そして、軍部にとって邪魔な理想を持つ杉本にも招集令状が…。

日劇でのリサイタルシーンは、「李香蘭」一番の見せ場かな。
もう野村香蘭が綺麗なのよ~本当に!
子供時代も可愛かったけど、このシーンではすっかり大人の女性の
美しさに!
チャイナドレスで歌う立ち姿や羽根扇を持つ手の振る舞いも、本当に
優美でかつ華があって。女優であり歌手である李香蘭の貫禄十分!
これは必見です。

そして杉本との別れ。ここ切ないー!!
まさか芝さんと野村さんでこんなにキュンと来ると思わなかったヨ。
なんかこう、芝杉本が想いを胸に秘めつつ、それが香蘭に伝わってる
のも知りつつ、でも言葉にはせず去るのがもうもう…。
この時初めて香蘭は杉本への気持ちを自覚したんじゃないかなぁ。
この年の差カップル、ちょっと好きでした。ぐすん。
でも香蘭が少女から女性になってるのに、杉本は最初から全く変わってなかった。それもぐすん。

日本国民が報道される通り自国の勝利を信じているなか、愛蓮
香蘭に会いに来て真実を告げます。「日本は戦争に負ける」と。
そして終戦。日本は敗北し、戦時中、中国人でありながら中国に
仇なした者として、川島芳子
「淑子ちゃん、お先に行くよ」
だけ言葉を残し銃殺され、皇帝溥儀は連れ去られ、香蘭もまた
法廷に引きずり出されます。
そして冒頭のシーンへ。

「殺せ、殺せ、裏切り者を!憎い日本に祖国を売った!」
怒れる中国民衆の怒号。
しかし香蘭は自分が日本と中国、2つの国を愛していたことを
切々と歌います。愛蓮もまた、香蘭が日本人であることを証言し、
弁護官も日本人である香蘭に漢奸の罪が適用されないことを
告げます。納得がいかない群衆たち。
そこへ、エンジェルオブミュージック裁判長の声が!
「徳をもって怨みに報いよう~♪」

裁判長の歌声に弁護官の声が、そして次第に民衆の声が
重なります。そして大合唱。
「徳をもって怨みに報いよう~♪」

芳子の最期、潔い死に様だな…。

そして裁判長いい声~。ファントムだ~。ねーねー香蘭は昔、クリスだったんだよー!

ここ、雰囲気と歌声にのまれて涙目になってしまった私ですが、
本当に「以徳報怨」で自分の心を納得させるのって、家族を
殺された身からしたら辛いんだろうなぁとも思いました。

以下、アンサンブルさんたちの感想。
・声楽教師の末次さん、はっちゃけてて素敵!面白い!でも出番が
 少なくてもったいないよー!
永井荷風高橋是清の区別が付きませんでした…。
高井さんと深水さんは大体わかりました。高井さんは声で、
 深水さんはお顔で。
・でも高井さんをアンサンブルの中で見つけられない時も、声が
 ずば抜けてよく響いて聞こえるんで、「あー姿は見つけられない
 けど、この中のどこかにいるのは確かだー」とわかります。
・中国人のキャストがたくさんアンサンブルにいましたが、
 2幕最初の「月月火水木金金」で納得。
 ここに投入されてたのか…。北澤さん大はしゃぎだったシーン。
・見つけたかった人の一人、伝兵令の田中さん。シンバから名前が
 消えてたので少し心配してました。でも見つけられなかった…。
溥儀白倉さん、ヘタレっぷりが可愛くて素敵でした。背も高い
 からあの皇帝の衣装が決まってましたね。

最後、野村さん達に引っ張られて客席から山口淑子さんご本人も
ステージに上がり、みんなでカテコ。
しかも袖から浅利代表まで引きずられてきました。
胸の辺りで小さく手を振ってる代表を見て、く…!
不覚にもちょっと可愛いとか思ってしまったぁ!!
なんだかわからないけどすごく悔しい~!!
この日、私はずいぶん優しい心だったのでね…。

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コメント

初日の様子はテレビのニュースで見ました。
山口さんと浅利代表がステージにあがっている姿が映っていましたが、まさか会場に北澤さんがいたとは・・・。
李香蘭レポは、とっても勉強になりました。
私は戦争モノが全般的に苦手なので3部作を観に行くか迷い中なのですが・・・レポを読んだらやっぱり野村さんは観てみたいと思いました!

TBありがとうございましたー!
いやー、これがレポというものですよね!(感動)
ありがとうございます。しっかり復習しちゃいました^^;
「そうそう!」と頷きながら、読みましたよー!
あっ、野村香蘭5歳は、前方席でも(コラ)、ちゃんと5歳の少女に見えましたよー。大人になった野村香蘭はとにかく美しくて華がありましたね。
そして、芝お兄様。私も、杉本がどんな人物か知らなかったので、ついつい「爆裂」なのを想像してしまいましたが、正反対な役でしたね。芝お兄様が「よしこちゃん」って呼ぶたびに、なんだか照れくさかったです(←失礼?笑)
あと、溥儀の白倉さん、なんだかかわいかったですよねー。ちょっと気になっちゃいました☆
私もアンサンブルの高井さんを見つけられないときがあったのが残念でした。やっぱりもう1回観たほうがいいかな?

>ふっこさん
野村さん、綺麗でしたよ~何より華があって!私はあまりストレートプレイを見ないので、野村さんを見るのは今回初めてだったんですが、これはぜひ「オンディーヌ」とかストレートの野村さんも見とけば良かったと思いましたよ。
北澤さん、笑顔が素敵でした~。

>うさこさん
レポって難しいですよね…。私は初見の舞台は物語を追うのに夢中で隅々まで見ていられないので、思い返してレポにするのが苦手で(笑)。
うさこさんのレポこそ、見やすくてわかりやすくて、参考にさせていただきました!

アンサンブルでも複数役を持ってる方とか、もう一回じっくり見てみたい気もします。白倉さんとか玉林の芹沢さんとか、初めて観る方もたくさんいて、今後どんなキャストで出てくるか興味津々です!

芝お兄様…なんてすてきな響き…
でも写真をみるになんかスッキリしすぎなんですよねー。ギドギドの芝さんがみたいのよ…
キャストは豪華だけど、なんでこう観たいっという
気分にならないのか。それが3部作というものか!
あ、そういえば初日の様子「きょうの出来事」で
でてましたよ。私はウチで浅利のオヤジはいいから
芝さんうつせ!と吠えてました。まだまだ優しい心が
足りないみたい。(まぁ mari さんの場合は
何があっても嬉しい気分だったんでしょーー笑)

>静馬さん
アハハ~確かに(笑)!何があっても嬉しい気分でしたよ。
そりゃもうね、背中がゾクゾクするくらいに!
私も3部作は石丸さん&「明日への祈り」目当ての異国以外は一回ずつ観劇の予定です(南☆は去年見たから今回は無し)。
で、アクツにつぎ込もうかと!

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