映画「フライトプラン」を見た
昨日は「エリザベート」のチケット発売日。
先行はことごとくハズしてるんで、今度こそ!と思ったの
ですが…。
つながんねー!!友人と共同戦線を張ったにもかかわらず!
駄目だ…まだ東宝系に関して経験値が低すぎるよ私!
あと運とかもないけど。
出かける用事があったんで、もう断念しました。
はあ~観たかった。
「フライトプラン」
高度1万メートルの飛行機内で、娘ジュリアが消えたー…。
母であり航空機のエンジニアであるカイルは、娘への愛と
航空機の知識を武器に、この史上最悪の『密室』に挑む。
容疑者は乗客・乗務員400人…。
実は最初の15分くらいは寝てました…アハハ。
ちょうどジョディ・フォスター演じる母親カイルが
「娘のジュリアがいない!」って騒ぎ出すあたりで目が
覚めて、おおグッドタイミング!
ジョディ・フォスターは、ポスターの綺麗に化粧した
写真よりかなりやつれた疲れた感じになっていて、
・ジュリアの姿を最初から機内の誰一人見ていない
・ジュリアの搭乗記録がない。チケットの半券もない
・ジュリアは6日前に既に死亡してるという病院の記録が届く。
こうした事実が判明するにつれ、精神的にも肉体的にも
どんどん追いつめられて、鬼気迫る感じを熱演してました。
カイルはエンジニアなんで、機械室等の仕組みにも詳しいんです。
娘を探すためにその知識を活かして、
機内を停電にしたり酸素マスクを出してみたり(乗客大混乱)、
挙げ句、飛行機を途中着陸させたり。(機長哀しそう)
娘大事とは言え、かーなーりやりたい放題で、いくらなんでも
あんたがテロリストかよ!って感じでした。
今回一番の被害者は間違いなく、
同乗してた乗客です。
最後にはカイルは、夫と娘を失った事実を受け入れられず、
居もしない娘と飛行機に乗り込んだ妄想を勝手に作り上げ、
誘拐されたと一人で騒いでいるんだー…と乗務員にも乗客にも
思われてしまい、身も心もボロボロになって、航空公安官に
拘束されてしまいます。
見てる私たちすら、一瞬それを信じかけてしまうんですが。
このへんまではなかなか良かったんですが、ここからオチまで
がちょっとあっけないというか、拍子抜けとか。
もう一捻りあったら面白かったと思います。
ラスト、犯人を倒し、炎上する飛行機を背に、誰もが存在を
信じなかったジュリアを抱きかかえてカイルが一人歩いてくる
ショットはいかにもあっちの映画!って感じでした。
機長があんな散々な目に遭わされたにもかかわらず、
「(娘の存在を信じなくて)貴方に謝らなくては…」って
カイルに言うんですが、いい人だな機長…。
疑問点としては、
・カイル母子が狙われた理由が不明。
・カイルにあらぬ疑いをかけられたアラブ人へのフォローが
何もないよ!最後ジュリアと車に乗り込むカイルに手荷物
渡しちゃったりするし!
結局、前日に隣の家からカイル家を覗き込んでた人と
同一人物なんですか…?
・犯人の計画が偶然に頼りすぎかと。霊安室の職員にまで
手を回してるのに、ジュリアの周囲の席の人がジュリアを
覚えてたらどうするかとか、すごい偶然頼みじゃ…?
・客室乗務員役に一人、すごい目がバッチリ大きい人がいて
寝てる時にまぶたに目の落書きされちゃった人みたいで
気になった(それは疑問点か?)
犯人がカイルと対峙したときに言うセリフで、
「お前の娘のことなんか、みんな無関心なんだ!」
ってのがあるんですが。
本当にコレがこの映画のキモだと思いました。
ジュリアは確かにその席にいたのに、回りの乗客の誰一人、
その存在の確証が持てないって凄いことだよ…。
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読んでいるうちに去年観た「フォーガットン」を思い出しました。
本人以外誰も覚えていない、なところが。
結局、異星人の仕業とかでしたが…よくわからない映画でした。
投稿: さよ | 2006年2月 5日 (日) 10時26分
あぶない!!
危うく最後まで読んでしまうところでした!
私もぜひ見てみたいと思っていたのです。
最近ちょっと映画もおもしろそうなのがあるので、行ってみようと思ってるの。
映画も1回行くと続けたくなるし。。。
時間くれーーーって感じ。
投稿: キイロ | 2006年2月 5日 (日) 16時41分
予告であのジョディの傍若無人ぶりをみたときに
これはまさかフォーガットンにならないだろうな
と一抹の不安を感じました。とりあえず
ちゃんとしたオチがついてよかったです。
でも遠征モノとして結構飛行機のってる
私もいろいろ疑問点は目に付きました。
投稿: 静馬 | 2006年2月 5日 (日) 18時29分
>さよさん
「フォーガットン」に似てるって話はチラホラ聞きます。そっちは見たことないんですが、異星人とか出てくるんですか…。一応「フライトプラン」は地に足ついた結末だったので良かったです。
>キイロさん
この「フライトプラン」は、ちょっとミステリー風の予告だったんで、久しぶりに私も興味惹かれました。確かに映画って一度行くと、強制的に大量の予告を見せられるから、「あ、これも見たいかも」って思っちゃうんですよね。
舞台と違って後でDVDとかで見られるから、結局見ないままのパターンも多いんですが。
>静馬さん
飛行機ってあんな所に機械室への入り口があったんだ~とか子供のように感心して見てました。
フォスターさんは、相当暴走してましたね。
私の一番の疑問点はやっぱりアラブ人でしょうか…。他の客からも白い目向けられてカワイソウ。
投稿: mari | 2006年2月 5日 (日) 20時04分
こんばんは。私も「エリザ」だめでした~
私は東宝ビギナーなのでチケットの取り方が甘いのですよね(苦笑)特に「エリザ」は熱狂的ファンが多いので本当に大激戦ですものね。
山口祐一郎さんの舞台を一度拝見したいのですが「レ・ミゼ」もヤマユーさんの日は取れなかったし…「MA」は頑張ります!
投稿: 暁音 | 2006年2月 5日 (日) 20時27分
こんばんは。
この映画は観る予定になかったので、最後まで読んじゃいました!!
へーって感じですね。
やはりあっちの映画ってのが言いえて妙でした!!
って観てないですが。(汗)
投稿: 柴 | 2006年2月 5日 (日) 21時23分
こんばんは。
なるほど、言われてみれば『フォーガットン』ですね。
あの映画は、吸い上げられる場面が怖かった。
えっと、、、疑問の数々ですが。。。以下強烈ネタパレです!!!!!
・カイル母子が狙われた理由が不明。
カイルが狙われたのは、
「棺桶のある場所まで行ける知識のある人」
だからですね。
つまり、犯人グループは、
「遺体と子どもを持って搭乗する飛行機に詳しい人」
を探していたわけです。
で、遺体は作って、子どもを隠して、、と、
これが犯罪計画のプロットですね。
他の疑問は、、、
「御意に御座います、御前」という感じです。
特にアラブ人に対する場面は、見ていて嫌になりましたし、
ラストのフォローが全く無いのが気分悪かったです。
TBさせてくださいまし。。。
投稿: みかん星人 | 2006年2月 5日 (日) 23時26分
>暁音さん
もちろんレミゼも取れませんでしたよ~。東宝がこんなに取れないのは上演期間の問題なのか役者さんが凄い人気なのか…。私のように「ちょっと見てみたいな♪」ぐらいの人間は簡単に弾かれてしまうようで(笑)。
山口さん、見たかったですよー。
>柴さん
「あっちの映画」っぽいって言うのは、なんとなく「ターミネータ2」のシュワちゃんが冒頭一人歩いてるシーンをふと思い出したんです。「ジャジャ!ジャッジャッジャッ!」って例のテーマ曲流れてる感じ?
>みかん星人さん
ああ、そう言えば「死体」もわざわざ用意したんですよね!そうかぁ、かなり用意周到な計画だったんですね。そのへんのやり取りをちょっと忘れてました。ありがとうございます~!
アラブ人さんは本当に一体ナンだったんでしょうね…?
投稿: mari | 2006年2月 6日 (月) 21時24分