「RENT」を観てきました

映画「ＲＥＮＴ」を観てきました。
本当は同じ場所でやってたポンペイ展を見に行ったんだけど、
連れを無理矢理説き伏せて「ＲＥＮＴ」も組み込みましたよ。

以下、ネタバレありです。

いやー良かったよー！
歌詞も曲もいいんだけど、何より出演者達の歌。これが凄い。
歌唱力、表現力…文句無し！
さすが実際にこの舞台に出てる人たちだけあるなぁ。
最初の「SEASONS OF LOVE」でもう泣きそうになります。
というか、一曲一曲が終わる毎に思わず拍手をしそうになって、
あ、これ舞台じゃないんだった！と手のやりどころに困る私です。
舞台仕様に慣れすぎだ私。
ストーリー的には、家賃（レント）も払えない貧しい映像作家、
シンガーソングライター、ダンサー達が犯罪、エイズ、ドラッグ、
友の死…様々な問題を抱えつつ現実と向き合って、愛や友情を
信じて夢に向かっていく…簡単に書くとそんな感じかな。
ちょっと「コーラスライン」と雰囲気が似てるかも。
アメリカ社会の当時の時代背景とか知らないと、ちょっとピンと
こない部分もあると思うけど（私も風刺的な部分とかわかりにく
かった）、それを圧倒する歌のパワーが凄いんですわ。
やっぱり音楽の力って凄いな。
「ＲＥＮＴ」とか「LA VIE BOHEME A&B」みたいにみんなで
歌って踊るような曲は大迫力だし、「I SHOULD TELL YOU」や
「I'll COVER YOU」デュエット曲も素敵でした。
個人的にはメインキャストの中では出番は少なかったけど、
「SEASONS OF LOVE」でもソロのあるジョアンヌ役のトレーシー・
トムズの歌が好きでした。
あとダンスも良かったな。エンジェルの「TODAY 4 YOU」は
スティックさばきが格好良くて。

最後、ミミの指先がピクッと動いて生き返る所とか、エンジェルが
送り返してくれたとか云々は、至極現実的な物語の中でなんか
ご都合主義的でちょっと浮いてる感じはしたんですが、些細な
ことかな。
あとマークがたまにもの凄くハリー・ポッターに見えた…！
と思ったら、監督がハリポタシリーズの人だった！

帰りにサントラ買って…ついでに、１１月の来日公演も予約
しちゃったよー。連れもノリノリで一緒にチケット取ったから、
大満足してくれた模様。
「SEASONS OF LOVE」はカラオケで歌えるみたいだから、
歌ってみたいなー。