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「オペラ座の怪人」オフステージトークイベント①

「オペラ座の怪人」のオフステージトークイベントに
行ってきましたー!

今回は「ミュージカル・アカデミー」の第三弾ということで、
前半はさんに北澤さん、そしてつい最近までアメリカの
ネバダ州で仕事をしていたと自称する関与志雄さんの
司会で、オペラ座の謎を紐解いていきましょう!という企画。
林さんが先生でオペラ座に来てまだ一年ほどの北澤さんが
生徒?って感じで進行していきました。

北澤さんは黒の7分袖のカットソーにジーンズ姿。
まぁアレだ、大体いつもの感じ?
結構大きなバックルのついたベルトをしてました。
アルプの汐留特集の時のと一緒なのかな?
林さんはピンクっぽいジャケットだった気がします。
関さんはえーと黄色っぽい服だったかな(なんか段々
凄い適当になってませんか)。

その関さん。
「それでは自己紹介をしてもらいましょう。じゃあ、まず
ラウル役の北澤裕輔くんから!」
…そう振られたんじゃ、北やんも何も言うことがないよ!
北澤さん、いきなりウッと言葉に詰まってました。
関さんがさらっと「じゃ、お隣の方…」と林さんの紹介に
行こうとしたので、慌てて「ラウル役の北澤裕輔です!」と。
やるな…関さん!その調子でお願い!

・オークションで出品される品にマイヤーベーヤ作の
「悪魔のロベール」の物があるが、その作品は実在
したのか?

→実在した。現在はほとんど上映されていないが、19世紀
当時は大変な回数上演されていたらしい。

林さんが興味を持ってその楽譜を探してきてくれたので、
実際に女性アンサンブルさん達が「悪魔のロベール」に出て
くるコーラス部分を聞かせてくれました。
こういうことできちゃうから、歌の上手い人の集まってる
オペラ座カンパニーって好きさ…!
6人出てきて…覚えてるのは劉さん、長谷川さん、小野さん、
野坂さんくらいかな…。
劉さんと小野さんが下ハモっぽかったです。
ロベールと相思相愛になる王女イザベルの婚礼準備のシーン
の歌なので、「悪魔のロベール」というタイトルが持つような
おどろおどろしさはなく、軽やかで綺麗な曲でした。
歌詞はフランス語らしく、韻とかも踏んでます。
北澤さん曰く「これ、みんな凄い練習したんですよね…。
もういいよって言ったのに、毎日毎日、やるやるやるやる、
言って…。昨日の終演後も」

・ムッシュー・レイエとはどういう立場の人なのか?
→歌い手に対して、オケや指揮者と合わせるまでの
稽古や、演出にも携わったり。とても忙しいらしい。

ハンニバルのリハで、レイエが舞台中央でしゃがんで何か
やってるのはプロンプターと打ち合わせしてるらしいです。
プロンプターとは天の声…いえ、役者が万一セリフや歌詞を
忘れちゃった時に教えてくれる神様みたいな人です。
クリスティーヌが「スィンク・オブ・ミー」を歌って、舞台奥の
もう一つの客席から喝采を浴びてるとき、向こうに指揮者と
もう一人しっかりプロンプターもいるそうです。
今度しっかり見よっと。

そこから、「ドン・ファン」の歌の難しさについて。
林さんが言うには、ヨーロッパの伝統的な手法と異なる
全音音階を用いてるからではないかと。
全音音階については林さんがわかりやすく説明してくれた
けど、ちょっとうまく書けない…。
例として理科の番組で、花が開いていく様子を高速VTRで
見てる時の感じ、と実際にピアノで弾いてくれたのが凄く
わかりやすかったですが。
ドビュッシーがその手法を多用していたようで、これまた
実際にピアニストさんが弾いてくれたりしました。
自分でちょっと調べた所では「鉄腕アトム」のOPの
イントロなんかが、日本での使用例みたいです。
あのじゃららららら~ってトコ。

・マダム・ジリーがバレリーナ達にの言う
「ロンデジャンブ」、「タンドキュイス」とは?


→これは関さんが説明。
「ロンデジャンブ」とは足で円を描く動きらしいです。
まぁ、わりと最近まで「ロンデジャン」っていうジャンプ
だと思ってた私だけどね!
「タンドキュイス」は太股の動作。
実際に種市さん、鶴岡さん、森田さんの3人が出てきて、
実演してくれました。

ここで北澤ラウルからリクエスト!
「クリスティーヌの楽屋のシーンで、(バレリーナは)
踊ってますよね?そこ見せてみらってもいいですか?
僕、いつも見られないんですよね」

そこで、そのシーンの踊りを種市さん達にやってもらう事に。
BGMは本編どおり、「リトル・ロッテ」。
北澤さんは流れてきたピアノに合わせて、ちゃんと
「可愛いロッテは考えた♪」と歌ってくれました。
こういう、舞台以外でも役者さんの歌声が聞けるのが
嬉しいんだよー!北澤さんは、舞台の時よりも、話し声に
近い感じの、柔らかい歌声でした。
そして、「お人形、魔法の靴、なぞなぞ~♪」で声が重なると
思ったら、林さん!
あなたクリスティーヌだったのね!?
「屋根裏のピクニック!」とかも言ってくれて、会場爆笑。
やばい、ダンサーさん達見ずに新クリスに夢中だよ。
凄い…なんていぶし銀のクリスティーヌ!
しかもラウルよりかなり年上!
林さんは「だって皆さんの視線がグッと来たから!」と。
やらなきゃいけないと思ったらしい。
歌の最後に林さんに向かって、北澤さんが指で上を指した
のは、「僕が上ハモやります」って意味だったのかな。

林さん、説明もお上手で引き出しが多くて、本当に学校の
先生みたいでした。説明し慣れてる感じで。
続く。

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北澤裕輔」カテゴリの記事

コメント

うわあ…関さんのこと書く気まんまんだったのに、
後半いきなりハヤシティーヌが。
きっとかわいいと思いますリトルカズオ(なんか失礼)
それにしてもためになる話ばかりですね。
ドビュッシーのあたり、子爵様は飲み込めていたのでしょうか。
あ、いえあの…リハ見でオークションシーンの質問が出て
林さんが深いとこまで教えてくれたんですが、
隣にいた子爵様はぽかーんとしてたものですから。

へーへーへー!!!いつもワクワクするレポをどうも。
ウワー楽しそうだ~!!!!
音楽理論?みたいなのも聞けたなんて羨ましい~。そういうの知ってるともっと楽しいんだろうな、と思うんですけどイマイチ頭に入ってこない・・・よね。
ていうか林さんたら・・・!
「屋根裏のピクニック!」は必要ない箇所ですよね(笑)

なんつーオイシイイベント・・・!
来週は夏季休暇直前だから難しいけどラスト2回、検討してみよう・・・!

また名前を忘れました、ごめんなさい。↑

ロンデジャンプ…3回読み返してジャンブって書いてあると気づきました;
ロンデジャンブなんですねー。

それにしても新クリス!観たいです!笑

オフステ、最高に楽しかったですね♪♪

平日のイベントはなかなか参加できないのですが、会社を休んだかいがありました(笑)
”素”が垣間見えるこういう企画は大賛成ですね。

はじめまして♪
実は結構前から読み逃げしてました。すみません(>_<)
私も北澤さんが大好きなんですが、愛知在住のためなかなか東京まで観に行くことができないので、いつもmariさんのブログで楽しませてもらっています!mariさんの隠れファンです。
今日このオフステの記事を読んでもう我慢できなくなりました。。羨ましすぎますー(>ε<)!!!今月末遠征するんですが、もう今すぐにでも東京行きたいです~゚(゚つД`゚)゚いつ北澤ラウルの名前が消えるか毎週ハラハラです;あと3週間このまま北澤ラウルがいてくれるよう祈るばかりです…
長々と失礼いたしましたm(._.*)mペコッ
オフステの続き楽しみにしてますね☆

>マッシュさん
「可愛いカズオは考えたぁ」。リトルカズオのお話は本当にわかりやすくてタメになります。
北澤さん、音楽関係の話は理解できていたと信じたい!それこそバレエの説明とかはぽーっと見てた感じでしたが(笑)。

>カヲルさん
あ、「屋根裏のピクニック」じゃなくて「いつもバイオリンを弾いていたパパ」だったかなぁ…記憶曖昧でごめん!
でも北澤さんファンだったら絶対楽しめるイベントでしたよ。もしご都合が合えばぜひ参加してみてください!

>さよさん
新人にしては渋味のある林クリスですが、歌詞微妙に間違ったりしてました(笑)。さすがに他の役のセリフまで完璧に覚えてるってわけでもないんですね。
バレエの用語ってフランス語だから難しいですね…ハハ。ロンデジャンブって、ジャンプだと信じてましたからずっと。

>ちーさん
ほんと、私も会社を休んだ甲斐がありました。たとえ翌日残業する羽目になったとしても(笑)。
こういうイベントに参加して素の姿を見られると、演目にも役者さん達にも親近感が湧きますよね。ほんと役者さん達には感謝です。


>ゆかさん
こんにちは、初めまして!
北澤ラウル、いつまで残っていてくれるか私もドキドキです。だって、来週もいてくれたら、イベントにまた行ってしまいそうで自分が怖いから…(笑)。
オペラ座、次は名古屋って可能性十分ありますよね。そしたらゆかさんのレポに頼らせて下さいお願いします(笑)。

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