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電脳コイルナイト in ロフトプラスワン

【出演】磯光雄(原作・脚本・監督)・井上俊之(作画チーフ)
平松禎史(絵コンテ・演出)
【特別ゲスト】東浩紀(批評家)、山口浩(駒澤大学准教授)
杉井ギサブロー(アニメ監督)

新宿のロフトプラスワンで開催された「電脳コイルナイト」に
行ってきました。私は発売開始15分くらいに完売した前売りを
しっかりゲットしていたのですが、買えなかった人々が当日券
十数人分のために70人以上抽選に参加するという大盛況ぶり。

【第一部】
ちょうど当日が再放送の最終回OA日ということで、まずみんなで
最終回鑑賞。でんすけー!いさこー!やさこー!4423-!
みんなで観てたのに泣きそうになったよ…!
「痛みを感じる方向に出口が在る!」っていいですね。
痛みや苦しみのない電脳の仮想空間を否定するでなく、母親の
言う「触れないモノはホンモノじゃない」という言葉を否定するで
なく。だって例え電脳のペットであろうと、デンスケを失った胸の
痛みはホンモノだから!
何が本物かわからなくなったヤサコが、目に見えない、触れられ
ないものは本物ではないのかと悩むシーンで「この胸の痛み
だけは本物。その先に真実はある」と気づくシーンと合わせて
好きです。

第一部は磯監督、井上作画チーフ、平松演出に特別ゲストの
杉井ギサブロー監督を迎えて、電脳コイルを含めたアニメ業界
の話など。今回のように原作も脚本も監督も全部一人でやって
しまうってあんまり無いみたいですね。
「電脳空間」をモチーフにした話なのに子供たちが走り回ってる、
髪の毛の動きとか走りの動きとかが凄いと感嘆する杉井監督。
アニメって原画と原画の間の動きの部分を質の悪い会社とかに
外注したりするとカクカク動く変なアニメーションになるんだけど
コイルは比較的原画を多く書いてそれを繋ぐ部分を減らした
様子。
磯監督は磯監督で杉井監督の「銀河鉄道の夜」が好きだったと
告白。

【第二部】
批評家の東さん、山口駒沢大学准教授と共に仮想空間、つまり
バーチャルリアリティ研究の話など。ちょっと専門的になりすぎて
いた気が…。話単品として聞くならわりと興味ある話だったけど、
電脳コイルと少し離れちゃったかな。

【第三部】
磯監督、井上作画チーフ、平松演出に若手の原画スタッフさん
たちも。
演出さんや作画さんと磯監督が拘りをもって意見を戦わせた
部分など、「いやあれはこうだった!」とかの応酬が楽しかった
です。テレビ局への納品って結構…なんですね。ほほう、だから
総集編が何回か入った・・・と。

改めて思ったのは、大勢の人間でひとつの作品を作っていく
って、意見と意見のすり合わせ作業がほんと大変なんだな、と。
作画とか音楽とか声の芝居とかもみんなプロの職人だからね。
まぁ「電脳コイル」は磯さんが原作兼監督でいわばこの世界の神
とはいえ多くの人の仕事の集合体が「電脳コイル」なんだし。
磯監督の頭の中にある世界を手探りしながら自分なりの最良の
仕事をしていく中で、磯さんが「家より大きな窓は作れない」って
例えを出してたけど、結局どんな素晴らしい大きい窓を作っても
家の壁より大きな窓じゃ意味ないわけで、「こういう理想の家を
作るために必要な窓」が求められてくるんだよね。
この場合「家」ってのが「電脳コイル」って作品で。

磯さんと平松さんは「俯瞰の多用」「ヤサコの赤面の仕方」
「あまりぶりっこのように見せないけど実は少しぶりっこなヤサコ」
な部分でいろいろモメたそうです(笑)。
あと、公園のごみ箱に空き缶を捨てるシーン。最初側面が完全
に覆われているタイプだったのに、作画の誰かのやる気が
余っていたばかりに側面が金網状になり、落ちて行く缶も描くこ
とになったとか。京子の「ウンチ!」の言い方はそれぞれちゃんと
意味があって、「練りに練られたウンチなんですよ!」とか。

イベント自体4時間くらいあったのですが、なかなか濃いイベント
でした~。

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コメント

どんな内容なのか気になっていたので、
こんなに詳しく書かれていて嬉しい限りです!
名古屋まで足を伸ばしていたのでまだ最終回は見ていませんが
明日にでも見ようと思います!

>さよさん
ドリンクも「イリーガルドリンク」とか「イサコ」「ヤサコ」とか名前ついていて、面白かったですよ。
最終回は泣けますよー!監督たちがいたので生コメンタリー付きで見られました(笑)。

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