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マドモアゼル・モーツァルト 12/20M

今年最後の観劇になるのかな?
音楽座ミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」を観て
きました。

モーツァルト:髙野 菜々 サリエリ:広田 勇二
コンスタンツェ:安彦 佳津美 シカネーダー:吉田 朋弘
カテリーナ:秋本 みな子 フランツ:山崎 義也
ケルビーノ:井田安寿/大川麻里江 スザンナ:宮崎 祥子
フィガロ:渡辺修也 ドン・ジョンヴァンニ:安中淳也
騎士長の石像:佐藤伸行 ツェルリーナ:富永友紀/河村真希
レポレッロ:徳原宇泰 グリエルモ:萩原弘雄
フェランド:山口博之 フィオルデリージ:松田千穂/堀川亜矢
ドラベッラ:野田久美子 夜の女王:野口綾乃
タミーノ:兼崎ひろみ パパゲーナ:片山千穂
ダーメ:伊沢絵里子 レオポルト:新木啓介
アンナ浜崎真美 ナンネル:清田和美
コンスタンツェの母:新木りえ/堀川亜矢 ダ・ポンテ:藤田将範


元四季さんのお名前もチラホラ。ダブルキャストの方はこの日の
キャストが確かロビーに掲示されていたのですがチェックを忘れて
しまったので、両方とも載せておきます。

お話は「沖田総司はBカップ」みたいな感じです。嘘です
いえ、でも大体合ってる!あのモーツァルトは実は女だった…!
末娘エリーゼの音楽の非凡な才能に気づいたレオポルト。女が
作曲家にはなれないこの時代、彼女を男の作曲家として育てる。
ライバルの宮廷作曲家サリエリに怪しまれたり、下宿の女主人に
目をつけられて娘コンスタンツェと結婚する羽目になったりと
大騒動しながら、モーツァルトは作曲活動を続けていくが・・・。

モーツァルトら人間の他に、14人の精霊が出てきます。彼らは
それぞれモーツァルトが手がけたオペラの登場人物達で、フィガロ
や夜の女王やドン・ジョバンニとして作中の劇に役者として登場
したり、舞台装置の移動、コーラスやバックダンサー等も担当します。
作曲するモーツァルトと戯れる姿は「モーツァルト!」のアマデを
思い出しました。アマデといいこの精霊たちといい、使い方上手い
ですな。
物語はモーツァルトの死から始まりますが、彼を精霊たちが取り
囲み、幼少時代のエリーゼが出てきて過去に飛ぶ演出は結構
好きです。

実は最初、このモーツァルトが女という設定を聞いて、サリエリ
「お、俺は何を考えてるんだ、あいつは男だぞ!いや、だが…!」
みたいなラブラブコメコメしてる話かと思ってました。
実際、落ちてくるモーツァルトをお姫様抱っこで受け止めたり、その
後しばらく見惚れてたりで、「おおこれはお約束展開」とか思って
たんだけど…その後サリエリは音楽家としてのモーツァルトにしか
興味がないようで。
2幕で女性の姿に戻ったモーツァルト(=エリーゼ)には一目ぼれ
してたけど、男と女両方のモーツァルトに惚れてないと、やっぱり
「モーツァルトを愛している」ってことにはならない気がするんです
よね。そこいくと、サリエリはやっぱり音楽家としてのモーツァルトに
惹かれていたのかな、と。ただ途中から彼はモーツァルトの正体に
気づいてもいたみたいだし、でも彼が最後に見たモーツァルトの
幻はエリーゼの姿…うーん、もう1回くらい見ないとこのへんの
解釈は難しいのかな。

女に惚れて結婚する羽目になったコンスタンツェは本当に素直で
優しい子なので、モーツァルトが女性に戻った後は親友のような
存在に。モーツァルトの死の最後に傍にいるのが彼女なんですが…。

今までモーツァルトを扱ったミュージカルを3作品ほど観ましたが
(これ・「モーツァルト!」・「花の紅天狗」の劇中劇)、どれも
モーツァルトにとっては「音楽>人間関係」って感じ。お前は月森蓮か…。
2幕最初で、父の死をきっかけに女の姿に戻ったモーツァルト
だけど、その後作曲家として活動するときは男の姿になってるので
結局は、男女のしがらみに捕らわれず音楽家としての命を全うして
死ぬってことが、彼の辿り着いた結論なのかな。
途中までは「モーツァルト」が史実通りに死ぬことで、カトリックの
コンスタンツェも愛人フランツと再婚、サリエリも女性としての生を
生きるエリーゼと結ばれ、みんなハッピーエンド!を予想してました。
そんなに関わりの深くなかったシカネーダーに抱えられて一人死ぬ
モーツァルトの姿、ちょっと寂しかったなぁ。本人的には「魔笛」が
成功して、幸せのうちに息絶えのかもしれないけど。
コンスタンツェが最後に「きっといつか辿りつけるわあなたの愛に」
って歌ってたけど、友愛、音楽への愛、ライバルへの敬愛を得て、
エリーゼとしての愛は掴んだのかな。

役者さんの話ですと、主役の高木モーツァルト可愛かったです!
お若いから少女時代も全然違和感ないっていうか凄い可愛い。
歌もお上手ですし。しかしモーツァルトは本当に音楽に関して天才
ってだけであとは子どものまま大人になっちゃったみたいな人だから
天然っぷりを演じるのは難しいでしょうね。
秋本カテリーナはサリエリの恋人で歌手の役なので、オペラ風に
歌うところが多かったのですが、さすがの歌いっぷり。難しそうな
歌い回しもあった(カルロッタのイルムートみたいな)のに、素晴らしい
安定感!1幕ではサリエリに言われてモーツァルトを誘惑しようと
するのに、2幕でサリエリがエリーゼに夢中になっちゃうのを見て
一人去っていくのがなんかかわいそうだったなー…。
山崎フランツ…山崎さんは光枝さんのコンサートなどでは見たこと
あるのですが、四季時代にはお会いできなかったのでお芝居を
見るのは初めて。日本人には似合いにくいあの髪形やフリルの
衣裳も着こなしていて、バッチリお目目ですな!うらやましい!
新木レオポルト
は朗々とした歌声が素敵。前回見た音楽座の
公演ではあまりソロとかなかったので、今回結構出番が多くて、
嬉しかったです。死後に息子の前に幻として現れる父役
定評のある新木さんです。

このミュージカル、音楽を小室哲哉が担当しています。クラシカルな
モーツァルトミュージックの中に突然trfあたりが歌いそうなTKの
サウンドが介入してくるので、リアルに小室世代だった私は
なんか「キタキタ、懐かしい曲調~」とニヤニヤしてしまいました。
例の逮捕の一件で、このミュージカルの上演も危ぶまれたと聞き
ましたが、ほんと作品や音楽には何の罪もないってこと、どうして
わかんないのかなー。

モーツァルト
髙野 菜々 (新人

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コメント

こーのモーツァルト、本当にキレイな歌声ですよね。
映像でもアレだけきれいな歌声ならば、生はもっと美しいんだろうなぁ
と思って聴いていました。新人とは思えない!
20日ということは、安寿さんがケルビーノだった日ですね。
安寿さんもマリエさんも大好きな役者さんなので両方とも観たかったのですが、
名古屋に行ってもうひとつのMMを観ていました(^^;)

>さよさん
モーツァルトさん、新人とは思えない歌いっぷりでしたーお若ので少女時代も違和感無く、溌剌としていて可愛かったです。
おお、この日は安寿さんだったんですね。自分の眼は節穴です(笑)。でもとても綺麗な動きでした。
MMも楽しそうですね!MM,かなり見てないんです。

こんにちは~。私はこの日マチネにウィキッド、ソワレにマドモアゼルモーツァルトを観に遠征に来てました♪

高野モーツァルト少年ぽくて歌も演技も上手くて
可愛かったですheart01本当に!

この作品は考えれば考えるほどいろいろ出てきて、
コレだ!と思う解釈になかなか辿りつけません。。。
原作はもうちとラブラブコメしててサリエリも変態くさくて
フランツはうすらボケててシカネーダーは胡散臭いメガネで
しかもモーツァルトのラストまで変わっちゃってる感じなのですが
秘密の……まで壮絶じゃないですが面白いですよ♪
ミュー版はとてもロマンチック仕立てです。

小室さんの音楽も良かったです♪本当にこの度無事上演できて
嬉しかったです。

>きたさん
原作読んだこと無いんですが、どんなことになっちゃってるんでしょう(笑)。ラストが違うとなると、気になりますね。ちょっと見てみたいです。
本当はもう一度見て自分なりの解釈をしてみたいのですがまたの機会になりそうです。でもとっても楽しい作品だったので無事に上演できて本当によかったと思います!

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