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皆川博子「開かせていただき光栄です―DILATED TO MEET YOU―」

「死の泉」で感動して以来、いくつか読んだなかでは幻想・耽美系小説が多い
印象だった皆川先生。新作が2011年の「このミステリーが凄い!」の第3位に
選ばれたと知って、久しぶりにハードカバーで本を買いました。

舞台は18世紀ロンドン。解剖医ダニエルと個性豊かな愉快な弟子達の前に
現れる死体。消える死体。18世紀イギリスの街並みと風俗。
解剖や死体の状況を語るシーンはいくつかでてきますが、そこまでグロテスク
ではなく、むしろ解剖ソングを歌ったりしちゃう愉快な弟子たちのやりとりが
微笑ましかったり。
しかしその背景にあるのは、さすが皆川先生の描く世界で、美と醜、善と悪、
正義と悪徳。
二転三転する展開もついついページをめくる手が止まらないし、この時代・舞台
設定ならではのトリックも興味深いです。そして18世紀のロンドンってこんな
感じなのかと想像するのも楽しい。
ラストについては、きっとダニエル先生がいれば大丈夫なんだって思います!

それにしても皆川先生、もう80歳を超えてらっしゃると言うのに、これだけ重厚な
長編が書けるというのは凄いですね…!
表紙も撮っても綺麗です!

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