11/17Mグレイスフルプロデュース『亜雌異人愚アメイジングなグレイス』
【脚本・演出】 津田健次郎
【出演】
津田健次郎
永嶋柊吾 別紙慶一 太田基裕 進藤 学/
大山真志 三津谷 亮 染谷俊之 味方良介 田代哲哉/
藤岡正明
「マリア・マグダレーナ来日公演『マグダラなマリア』~郵便配達は二度か三度くらいベルを
鳴らす~」が公演中止となり、主演で脚本・演出・音楽も担当されていた湯澤さんの代わりに
ずっといっしょにやってきた津田さんが脚本・演出を担当された代替公演。
中止の発表が先月の18日かな?で、代替公演の詳細が発表されたのがその2、3日後で
初日が11月7日。
短い期間で脚本や演出をまとめあげた津田さんは、本当にお疲れ様でしたという気持ちです。
物語はグレイスとハンスが旅の途中で潰れかけた劇場を立て直すという舞台モノ。
売り子のアマンダやニコラ、掃除婦のサラ、いつものマグダラ屋のメンバーまで呼び寄せて
公演成功に向けて奔走する。
もうこの概要だけで、この舞台を取り巻く状況とリンクしまくるよね。
特にグレイスの言う「Show must go on」、ふんばらなきゃ。あたしはやるわ。あたしのために。
それでも舞台は開く。そこに1人でもお客様がいるなら自分たちは届けなければならない。
それが「It's Entertainment」。
この歌を、今までずっと歌を歌わずに来たグレイスが歌うところに、涙が出そうになりました。
素直に楽しめなくなるから芸能関係の裏事情とか知りたくない派だけど、今回はこういった
公演を取り巻く事情を知っているとより感情移入しちゃうとこありますね。
藤岡さんの女装って、今までにない感。こういっちゃなんだけど華やかさとかじゃなくて、普通の
おばさんぽさという意味でめちゃナチュラル!で、さすがにうた上手いよー!普通に「アメイ
ジング・グレイス」聞きたいよー!。
味方くんはシルクハット俳優だよ・・・。あの天然な胡散臭さがすごいはまる・・・。
今回のゴスロリ女子担当の三津谷くんと染谷くん、綺麗よ・・・二人とも。特に三津谷くんの
アマンダはフレディとタンゴもあるし見せ場多くて。可憐でした・・・ほう。
あと、アンナ様ー!どんどん素敵になっていく!あのボンテージ服の背中が相変わらず綺麗
でね・・・。今回母性も垣間見えてさあ。もうホント綺麗。
脚本とか演出とか、正直に言えば突貫工事だなって感じる部分はやはりありました。でも面白
かった!
キャラも客も今まで湯澤さんが積み上げてきたものがあってこそなんだとも思う。
これがマグダラ見られるの最後かもしれないって思いと、1人で背負ってくれた津田さんに応え
たいって気持ちがあって、やっぱり見に行って良かったです。
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