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桂望美「嫌な女」

初めての作家さん。
仕事一筋の孤独な弁護士、徹子と、その遠縁で男に夢を見させる
詐欺師の夏子。新米弁護士として夏子に関わった徹子はその後の
人生で何度も夏子のトラブル解決に引っ張り出される。

タイトルの「嫌な女」は、もちろん徹子から見た夏子のこと。でも、例え
騙されお金を取られても、夏子に夢をもらった時間だけは男たちにとって
かけがえのないものだった。
師匠である弁護士のアドバイスに従い、ひたすら夏子の被害者たちの
話を聞いていた徹子は、そのことに気づいた時、自分にはまったく理解
できないはずだった夏子の生き方に、ある種の理解を示していく。
その過程が何件もの事件、何十年もの時をかけて描かれているので、
ちょっと夏子の調子が悪いと物足りなく感じるようになってしまう徹子の
気持ちが、読んでるこっちも何となくわかるようになってしまう。
そしてその夏子とは対照的な、ずっと心に寂しさを感じていた徹子の
「孤独と上手に付き合う生き方」というのが、親友みゆきに肯定されるに
至り涙する徹子にも共感してしまう。
徹子と夏子は決して友人ではないけど、最後には遠縁から親戚には
レベルアップしたんだなと思うと、むしろ好敵手のようなイメージだな。

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