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真梨幸子「殺人鬼フジコの衝動」

初めて読む作家さん。最近舞台化したそうで、その感想がたまたま目につき、
舞台には行けなかったものの原作となった小説を手にとって見た次第です。

案の定、気持ちのいい話ではない。でも最後まで読み進めて、不快で愚かで
共感できない人たちの生きざまを追ってしまう。

小学生時代に両親からのネグレクトやクラスの男子達から虐待について、
抵抗することも外部に助けを求めることもせずただ反抗する気力も失って
従っている姿は、ああ本当に狭い世界でしか生きられない子どもって
そういうものなのかもしれない。教師や周りの大人に救いを求めるという
発想にならないのかもなーなんて納得もしたんですが。
最初の意識的な殺人、クラスメイトのコサカさんを殺した時に、彼女から
カンニングやカナリヤのことを責められて許せない死んじゃえ!→殺。
ってなったのは、ちょっと急展開だなーと。でもそこから傾いた彼女の道は
見る見るうちに急落。自分を追う記者にクズな夫、お腹を痛めた子ども。
フジコが邪魔だと思った人間は次々に殺されていく。
気づけば、「ああはなるまい」と誓った母親そっくりに落ちぶれていた彼女は
ついに殺人鬼として逮捕される。
その時、彼女の生んだ娘は一つのカルマの前に立たされていた。

本書は作品の前後にはしがきとあとがきがあって、この構成が一つの伏線に
なっています。本来のフジコの話は彼女が叔母に引き取られてから逮捕され
るまでで、フジコとフジコをないがしろにする母親のように描かれてたのは、
実はフジコの娘とフジコのことだったという。
黒幕はあの親切だった叔母の茂子で、コサカさんの母親もまた保険金殺人の
片棒だった。
それを踏まえて読みなおしたい気もするんだけど、もう読みたくない気もする(笑)。

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