茅田 砂胡 「レディ・ガンナーの冒険」
仙台への観劇遠征が往路は1人新幹線だったもので、気楽に読めそうな本を
一冊チョイスしました、それがこの本。
昨今のラノベというよりは、私が中高生の頃に読んでいた「ロードス島戦記」や
「銀河英雄伝説」などのヤングアダルトと呼ばれていた系譜に近いかな?
架空大陸のファンタジー小説で、破天荒だけど聡明なお嬢様キャサリンと、
その護衛で雇われた4人のアナザーレイスたちがキャサリンの幼なじみを
救うために危険を乗り越えながら冒険を繰り広げるといったもの。
14歳で器の大きさを感じさせるキャサリンや個性豊かなケイティ達護衛などの
キャラクターや異種人類(アナザーレイス)を中心とした物語の中の社会が
しっかり作りこまれていて、面白いし、とても良質だと感じました。人気作
らしくシリーズ物でこの後も続いてるんですね。
キャサリンはダムーとくっつかないのかな(笑)。獣化したダムーは相当
美しいようなので気になる!
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