2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のコメント

なんでもない日バンザイなつぶやき

Twitter
無料ブログはココログ

« DNA-SHARKU | トップページ | 綾辻行人「奇面館の殺人」 »

1/10M「DNA-SHARAKU」初日

演出・脚本・作詞:小林 香 音楽:井上ヨシマサ 映像:齋藤精一(ライゾマティクス)

出演:
ナオト・インティライミ
、小関裕太、新妻聖子、坂元健児、田野優花(AKB48)、
ミッツ・マングローブ、藤岡正明、Spi、大野幸人、Miz、朝海ひかる、中川晃教、
イッセー尾形 他

錚々たるメンバーと共に、小関裕太くん主演ミュージカル!
初日を観てきましたよ。
何せ本業歌手のナオトさんとのW主演で、新妻さん坂元さん藤岡さん中川さんと
いった歴戦のミュージカル役者との共演です。
ステージは主に長屋のような部屋を重ねた造りが左右に展開する他、奥に映像が
映せるスクリーン。その他プロジェクションマッピングに対応する巨大な鳥居も
あります。

2116年の近未来。
人間の頭脳を超えた人工知能サイが治める日本においては、人々の「創造する心」
は社会を不安定にし争いを呼ぶ種として規制されていた。人の心に脈々と受け継が
れれる「創造する心」の根源である東洲斎写楽の遺伝子「DNA-SHARAKU」を
断絶するため、江戸時代の東洲斎写楽を抹殺しようと試みる。
そのための使者として選ばれたのが2016年のストリートアーティストであるケンジと、
2045年の画家志望の青年レンだった。

小関のゆたちゃん、めっちゃ歌上手くなってたよー!歌唱指導が鎮守さん(劇団四季
で歌唱指導やってた方。めちゃイケの岡村ライオンキングとかにも出てた)なんで、
しっかり指導してもらったんだろうな。
ミュージカル何本も出てる方だけでなく、AKBの田野さんやミッツ・マングローブさんの
歌も軒並み安定してたと思う。
音楽や演出も豪華というか、

ハッキリ言ってお話は突っ込みどころ満載です!
まずタイムリープして歴史上の文化人をガンガン拉致したり精神壊したりなんてしてる
くせに、あの研究室の扱いが雑(笑)。頭上見上げなければサイの監視対象に入ら
ないの?
そのサイに育てられた在人も、江戸時代のケンジたちのところにちょいちょい顔出しては
何も得ずに去って行くのが意味分からないし、この時に限って気まぐれみたいにヒョットコが
殺されたのもよくわからなかった。死ぬ意味と殺す意味と、引き返す意味あったのかなあ。
だってれもんも放置して帰ったし、一緒に居たケンジ達も見てるだけじゃないか!助けよ
うとかしないのかな?
あとタイムリープってケンジが持ってる手のひらサイズの装置を?地面に投げつける
だけでいいのに、みんなで未来へ行く時になんでわざわざ小紫が男装してまで吉原の
外に抜け出さなくちゃいけないのかも謎。いつもの溜まり場でやればよくない?
それと、小紫はたぶん自分が守れなかった弟の小太郎の面影をレンに見てるんだと
思うんだけど、そのへん全然説明なかったね。だからレンは優しくしてくれる小紫に少し
あこがれちゃった感あるよね。まあ似てるっていうのも伏線じゃなかったみたいだけど。
そして個人的に最大のツッコミポイントだったのがクライマックス。まあ人工知能である
サイを説得って発想がそもそもよくわからなかったけど、それでもハルが歌い出した時に
「これは芸術(創造する心)の持つ力をサイや周りの未来人に伝えるっって作戦なの
かな」って思ったのね。だからハルは歌でいいと思う。ハルは歌える子だから。ケンジも
何なら歌えばいい。おかめはショーパフォーマンスができるね。レンと十郎兵衛は目の
前で絵を描いてそれをみせるのも面白い。
各時代から芸術を志す、若しくは芸術に関係する人が集まったのは、それぞれの持つ
才能でそれぞれの時代の芸術、創造する心の変わらぬ強さをサイに知らしめるためじゃ
ないのかな?
でもハルの次の(伊兵衛の謎の死を経ての)小紫姉さんの踊りが、突然現代ダンス
なんだよなあ。しかも身体にフィットした全身タイツにおまけついたような服でアンサン
ブルさん引き連れて。
そして世界は意匠化。
次々にスーツやドレスを纏ったキャラクターたちが歌い踊ります。ミッツさんアイドルかよ!
もうこれサイさんには刺激強すぎますって!芸術の総攻撃!リンメイ・アタックやランカ・
アタックならぬシャラク・アタック!私も「ヤ…ヤック・デカルチャー」って脳内で呟いてたよ…。
それと在人のラストはあれで良かったのかな?サイを信じるような教育しか受けてない
なら可哀想じゃない?まあ何人も殺したって言ってたしこっちの味方も殺してるから、
ホイホイ救われちゃだめなんだろうけどさ。後味…ってちょっと思っちゃったよ。

ちょっと上は辛口書いちゃいましたけど、もちろん良かったところも。
歌の上手い人・上手くなった人が揃ってるから1幕のみんなで東洲斎写楽になろうって
歌や2幕のみんなで未来へ行こうって、歌うところはミュージカルらしい厚みがあって
良かったです。
ハルとケンジの歌も良かったな。今回私の好きな中川さんはあんまり聞かせる歌が
少なかったけど、もう一人好きな新妻さんはたくさん綺麗な歌声聞けて良かったな。
それと衣装!小関くんのはかま姿似合ってた!その前に現代服に羽織だけ羽織った
のも、これはこれで乙なもの。
舞台前面に薄い幕を下ろしてそこにプロジェクションマッピング映して、幕の奥に
いるキャストのダンスに鳥獣戯画のうさぎさんみたいのが一緒に踊ってるのとか
良かったな。
レンがれもんに「自分たちの時代に戻ったら自分の絵を描いて欲しい」って頼まれて
そうだねって返す表情、優しさと小紫への憧れを過去の物にした切なさに満ちてて
すごくいいよ…。

« DNA-SHARKU | トップページ | 綾辻行人「奇面館の殺人」 »

その他観劇」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/101100/63041267

この記事へのトラックバック一覧です: 1/10M「DNA-SHARAKU」初日:

« DNA-SHARKU | トップページ | 綾辻行人「奇面館の殺人」 »

最近のトラックバック