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有栖川有栖「高原のフーダニット」

「オノコロ島ラプソディ」
アリバイ崩しもの、かな。火村のフィールドワークに好意的な警察
陣営の中で数少ない反対派の野上さん、嫌いじゃないよ私。
そして知らない間にヒントを出しているアリスもいいネ。
淡路島の風景と海の描写には惹かれた。行ってみたいな。

「ミステリ夢十夜」
「こんな夢を見た」で始まる夏目漱石の「夢十夜」をモチーフにした
アリスが見た夢十連発。作家アリスシリーズキャラが総出演する。
奇妙でシュールで理不尽な小噺たち。ほぼ全てに火村が登場する
のはさすが。ミステリ…?とじゃ
でもこれアリスが見た夢なんだったら、いろいろ考えてしまうよね。
犯罪に巻き込まれたアリスを見捨てる火村、アリスを危険に巻き
込んだことを謝る火村、助手じゃなくて弟子が欲しくなった火村…。

「高原のフーダニット」
表題作。私はこの本ではこの中編が一番好き。かつて火村が
解決した事件で関わった双子の兄弟がある高原で遺体で発見
される。
美人の鑑識さんに目がいっちゃうアリスだし、本当に自首しようと
したのか疑う手厳しいアリスでもあった。

私の方が彼より人間に厳しいのかもしれない。


とあるのはアリスの潔癖さを現わしているなあ。
あと行った店の本棚に著書あるとたちまち心に暖かい灯が燈る
アリス、ちょろくて良い。でもその前に我ら読者は「オーナーが
本棚から溢れた本を置いている」というやりとりを見ているため、
何とも…という気持ちにもなった(笑)。

「アリス、しゃべっていいぞ」
静かにしていた方がいいのかと思っていた。
「何をしゃべれって言うんや?」
「いつものように出鱈目なことでいい。思いついたまま言葉に」


ここの火村凄いね…アリスのデタラメな、思いついたままに出て
くる言葉を聞きたがる…おそらく推理には役に立たないのに…。

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