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12/10M「チア男子」

【原作】朝井リョウ 【演出】 伊藤マサミ(bpm/進戯団 夢命クラシックス)
【脚本】伊藤マサミ(bpm/進戯団 夢命クラシックス)/入江おろぱ
【出演】坂東晴希(ハル) ・・・ 本田礼生 橋本一馬(カズ) ・・・ 古田一紀
溝口 渉 ・・・ 平田雄也 遠野浩司(トン) ・・・ 皇希
総一郎(イチロー) ・・・ 才川コージ 弦 ・・・ 福澤 侑
赤羽健一(サルゴリラ) 徳川 翔 ・・・ 高野 洸

長谷川慎也 時松研斗 光平崇弘 重岡峻徳
早稲田大学男子チアリーディングチームSHOCKERS

8代目越前リョーマと菊丸英二である古田くんと本田くんのテニミュ卒業後の
初舞台ということで、早速見てきました。
テニミュ時代から群を抜いて素晴らしかった彼らの身体能力の高さを活かし、
男性のみで構成されるチアリーディングチームを作り奮闘する男子学生たちを
描きます。
ちなみに、チアダンスとチアリーディングは違うもので、チアリーディングには
ダンスだけでなくタンブリング・組体操の技などが組み込まれるんだそうです。
初めて知ったわあ。
俳優だけでなく実際に早稲田大学で男性チアリーディングをやっているSHOCERS
の皆さんがいるので、リアルなチアリーディングの技を見せてくれるだけでなく、
時に本田くんを軽々と頭上の照明すれすれまで放ります。
凄かった…人ってあんなに飛ぶんだって思いましたよ…。飛んで、しかも空中で
回転するのとか凄くない…?

しかし、俳優たちが様々なチアリーディングの技を見せてチームでわいわい楽しい
話かと思いきや、想像してたより登場人物の心情面を掘り下げた作品でした。
まず、ミュージカルかなってくらい歌が多い。チアやろうぜというチーム勧誘の歌も
あれば、それぞれの悩みにぶつかり立ちあがるユニゾン曲もある。ハルとカズの
デュエットもあったしね。そこで彼らの喜びや焦り、悩みが伺える。
そしてその主人公たちの悩みも、チアに直接絡まないものがほとんどなんだよなあ。
これ、意外だった。
だってスポーツ競技等を通じて主人公たちの成長を描くお話、テニミュ、弱虫ペダル、
ハイキュー等など数多いけど、それらは大抵競技で強くなりたい、競技でアイツに
負けたくないといった、競技そのものに絡んだ悩みが多いんだよね。
でもチア男子たちが抱える悩みは、そうじゃない。
自分で自分の道を選べないハル、唯一残った祖母に自分を思い出してもらうために
始めたチアで仲間たちを苦しめてることに罪悪感を覚えるカズ、自分に自身が持て
ないトン、自分の言葉で友達を傷つけてしまって以来他人の言葉でしか語れなく
なった溝口、特別視されたくないイチローと、イチローに劣等感を抱きつつも自分に
頼ってほしいと願ってしまうゲン。徳川の悩みはチアを通じた絆の復活だから唯一
チアに関係してるかもしれないけど、他の人は違う。
でも、その悩みを彼らはチアを通じて乗り越えて行くんだよね。その過程が不自然
じゃなかったから、ただの役者によるチア発表舞台だけじゃないって思えたのかも。
あ、でも個人的にイチローとゲンの業、深い…と思ってしまったよ(笑)。

アンコールパフォーマンスでは、やはり本田くんと福澤くんのダンス凄かった。特に
本田くんみんなと同じユニゾンダンス踊っても全然スピードというか、キレが違うん
だもの。
そして古田くんはタップを披露してくれました。以前からやってたのかな?今回は
リョーマでは見られなかった快活で前向きで、自分でどんどん人に関わり周りを
巻き込んで物事を成し遂げて行くキャラクターだったから、初めて見る表情も
多くて良かったな。
最後に現役男子チアリーディングチームのパフォーマンスも見られて、大満足
です。

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