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12/3M「わたしは真悟」

[原案・原作]楳図かずお [演出]フィリップ・ドゥクフレ / 白井晃(演出協力)
[出演]高畑充希 / 門脇麦 / 小関裕太 / 大原櫻子 / 成河 / 他
    

面白いという感想の前に、まず「すごい」って感想が出てくる。そんな舞台。
小関裕太くんの約1年ぶりの舞台出演作ミュージカル「わたしは真悟」のプレビュー
公演を観に行ってきました。
原作は「漂流教室」や「まことちゃん」などでお馴染みのあの楳図かずお先生です。
原作は未読だったのですが、漫画そのものより難解な評論がいくつも出ていると
いうだけあって、とてもとても深いお話でしたね…。
ロボットの持つ自我と子どもから大人への脱皮(というよりは非連続性)の2点が
メインテーマなのかなと思うんだけど、とりあえず1月にまた見るから、その時には
もっと色々今回の感想を踏まえて観たいです!
さらっと楽しくわー!で流すのもったいないやつだ。
とりあえずラストの悟と真鈴は「こども」ではなくなったのだと思うんだけど、真鈴が
白いスカートに赤いタイツなの初潮の象徴っぽいなとも思ったのでした。
こども達がこども達であるままで愛し合って生まれたのが、二人の子どもであると
いう自我を持ったロボット「真悟」で、真悟がひた向きに両親追うのに対して、
二人は真悟の存在すら知らない。奇跡を知らないし、二人のメッセージを届ける
ために真悟がしてきたことも知らない。
悟と真鈴の乗るブランコを押す真悟の夢は、機械が最後に観た夢って思うと
凄く切ないね…。

舞台演出というよりはダンスやプロジェクションマッピングを利用した総合的な
芸術・エンターテイメントを見ている印象。特に人間の動きを連写した映像を
重ねて幾何学的な模様になる演出(主に真鈴が機械の声を聞くシーンで
使われていた)や、オープンリールをDJのように使う音楽など、業務用ロボット
である真悟の動き、上手に映る原作漫画や真悟のカメラがとらえた映像など、
斬新な演出は数え上げたらきりがなかった。
個人的には、ラストに悟に真鈴のメッセージを届けるシーンでアームだけに
なった真悟を演じていた引間さんの、最後の力を振り絞った機械の動きが
とても印象的でした。

メインどころでは透明感があり少年らしい傲慢さもある悟を演じた門脇さんと、
おきゃんな女子!って感じがごく自然に出てた大原さんが良かったです。
小関くんは銀髪に青い瞳、長い手足にスーツがめっちゃ似合ってて、初めて
見た悪役の歪んだ微笑も素敵でした。

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