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貴志祐介「クリムゾンの迷宮」

所謂デスゲーム物が読みたくなって、ネットで「デスゲーム 小説」で検索して
探したら紹介されていたこの一冊。
言っちゃ悪いんだけど昨今のデスゲーム物の小説って設定の奇抜さありきで
文章イマイチな新人作家作品が多いなか、貴志さんはミステリーやホラーで
ヒット作多いし著作を読んだこともあるので安心してチョイスしました。
そしたらさすがだったー。先が気になって1日で読んでしまったよ。

自然と人間を相手にしたサバイバルホラーという感じかな。
デスゲーム設定としては必須な主催者側のチープなお遊び感と知識に基づく
サバイバル、後半のグロさ怖さ!食糧ルートを選んだ人達への罠がじわじわ
お腹が冷えてくるような主催者の底意地の悪さを感じさせて醜悪でしたわ。
主人公は頭もいいし観察力もあるし冷静さもあるけど運にも恵まれたね。
個人的には昔大好きだったゲームブックというモチーフが使われていたのも
良かった。このゲームブックに似せて行われるゲームと、アイテムやルートを
選択しつつ進めるのがいかにもなゲームっぽいんだけど、後半のグール関連
はホラーを書かれてきた貴志さんの得意分野らしさが活かされて緊張感あった
ぜ…。
藍が女流エロ漫画作家ってのも斬新で、まあ普通ヒロインに持ってこない職業
だねって感じ。読み手としてはまあなんかあるんだろうなとはわかりつつも、そこ
まで露骨な「やたら主人公に懐く守ってあげたい系女性」感が出てこなくて、
不思議な存在感を醸し出していました。
正直設定とオチはよくある感じというか、まあいま読んだからそう思うだけで
これ奥付見たら1999年だよ初版。バトロワとかもこの年じゃなかったっけ?
だからむしろこれはさきがけでむしろ後発のデスゲーム物の方がこの作品や
バトロワに影響受けてるんだと思うけど、まあ後発物と比べても力のある作家
が書くと似たような設定でも面白さが段違いだなって思いましたわ。

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