京都旅行~幕末維新150周年記念旅②
徳川家康が建て、家光が創らせた絵画や彫刻などが統合された美しいお城。
お城というと大阪城や姫路城のような高さのあるものをイメージしてしまいます
が、御殿ですね。写真はアクアナイトリウムのために訪れた時の夜の唐門です。
大広間は徳川慶喜による大政奉還の発表という歴史的な場です。
・西本願寺
手狭になったため移転した新選組の屯所にもなった広大なお寺。僧侶たち
は随分迷惑していたそうですが。
・蛤御門
禁門の変の激戦の地となった京都御苑の蛤御門。現存する梁は当時の
弾痕が残っています。
・油小路
今こうして見ると何て事の無いただの住宅街ですが、御陵衛士が
襲われた油小路の変の現場です。京都駅からすぐそば。
現在事件を記録する碑などは残って無いのですが、傷を負った伊東
甲子太郎が辿りついた本光寺にはこのような立て札がありました。
・近江屋跡
四条河原町のかっぱ寿司の敷地の一角に、坂本龍馬と中岡慎太郎が
襲われた近江屋の跡地の碑があります。繁華街で人通りも多いのですが、
立ち止まって事件の概要の書かれた立て札に目を止める人も。
池田屋事件のあった池田屋も歩いてすぐの場所なんですよね。
史跡だけでなく幕末維新ミュージアム霊山歴史館にも行ったんですが、
ここ最近行った博物館の中では一番楽しめました。幕府側・倒幕側双方の
資料が充実していて、龍馬を斬ったとされる京都見廻組の桂早之助の刀や
島田魁の書いた新選組隊士名簿、近藤勇の鎖帷子、池田屋や近江屋の
模型なども見ごたえがありました。
幕末の頃の京都ってほんと、人の死が身近にあった時代というか、何かの
ために命を懸けることが決して稀ではなかった時代なんですね。
今の感覚でっ生きる私たちからしたら、その覚悟に圧倒されてしまいます。
時代的にギリギリ写真や遺品の現物が残ってるか否かくらいの境目だから、
事実と後世の人々が馳せる想いが入り混じっているのかもしれないですね。
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