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皆川博子「巫子」

皆川博子さんの、自選の、少女ホラー小説集ですよ…?もうこれ間違いないでしょって
買ったんだけど、はいええ間違いなかったわ。
というわけで、少女の蠱惑と魔性、女性の狂気と幻想と情念が凝縮した9編。
ほんとどれも外れ無し!基本救いも無し!
基本的に時間ループとかそういう話好きなので「骨董屋」は興味深い。
そして女たちが少女から大人の女性へ成人した後も、奇妙な幻想の中の
時間の円環の中に閉じ込められてしまうんだな。
ちょっとそこからのミスリードを利用した話だけど「夜の声」もいい。
「骨董屋」のラスト、麻子はどうやって姉弟を殺人者にしないようにするんだろうとか。
深読みしすぎかな。
あと「冬薔薇」は最後の自己治癒体操のうねるような、自分では止められない
揺らぎがちょっと怖かった。一度やり始めると気持ちよくて自分では止められなくて
死ぬまで揺れ続けるうねりってどんななんだろう。それが一番怖かったかも。

アートアクアリム2018

日本橋のコレド室町で開催中のアートアクアリウムに行ってきました。
実はこれ、去年京都旅行にいった際に二条城の庭で野外開催されて
いたのを見にいったのですが、行ったことない!という友人に誘われ
二度目の参戦です。

とにかく前回は11月の京都の夜の野外だったのでめっちゃ寒かった
印象が強いのですが、さすがに室内は快適!ただ展示スペースは
断然狭いですね。あと当然ですが、京都の野外ではあったアルコール
等の飲食スペースは会場外に設置されていました。

展示内容としては、前回見たものもあれば初見のものもあり。
トータル30分くらいでほぼ見られます。最終日だけあって
めちゃ混みではありましたが。

「ファタモルガーナの館」

記憶を失い「呪われた館」に辿り着いた主人公と、主人公を「旦那様」と呼ぶ
謎の女中。女中に導かれ、呪われた館で数百年の間に起った悲劇の物語を追う。
主人公の記憶は戻るのか、謎の女中との関係は、あらゆる時代の悲劇に必ず
姿を現す白い髪の女は何者なのか、館の魔女は実在するのか。
ジャケ見て百合…?って思ってたらまさかの西洋浪漫サスペンスホラー。
女中の語る数百年の時代の中で起こる館の住人の物語と、それを内包する
主人公たち自身の物語という構造が面白い。認知の逆転、意外性がキーワードらしく、
伏線の張り方も上手い。ホラーといってもオカルトというより人間の心の醜さとかが
メインかな。劇画調のイラストとボーカル付きの音楽も雰囲気ばっちり!
主人公と一緒に館で起こった絶望につぐ絶望の物語を追ううちに、館や主人公の
秘密、意外な関係性という大きな謎を解き明かしていくことになり、続きが気に
なって一週間くらいでクリアしちゃいました。想像の数倍面白いゲームでしたよこれ。
私の周りでも全然話題にならなかったの不思議だなーVita版もあるのに。
3章までは女中が語る館の悲劇の物語。あらゆる時代に現れる白い髪の女と
魔女モルガーナの呪いを受けた3人の関係性については、とても興味深いよね。
ネルは過去でも現代でも、モルガーナの影響(白い髪の娘)の登場が無ければ
本来的にはネリーを大事にできるんだな。
ユキマサについては、ネルは同情の余地あるしヤコポはもうちょっと素直に
なれれば物事もうまくいったと思うけど、彼だけはちょっと大丈夫か…と思って
しまうわ。あの拷問シーン辛いよーって思いながら読んでたのに、まさか2回も
出てくるとは。1章で兄妹が不幸になったのはお互いに要因があったけど
ポーリーン何の罪もないしハビ少年もまとめて殺されちゃって一番気の毒よのう。
ヤコポは3人の中で唯一ちゃんと白い髪の女と恋愛してたよね。さすが過去で
モルガーナに惚れてただけある。彼らも結局不幸にはなっちゃうけど、でも
ちゃんと妻が不貞を働いてなかった、自分をずっと思っててくれてたってことを
知れただけでも救いはあったよ思うな。他の2人と比べて長生きしちゃったのは
彼女を待ち続ける人生だと思うと却ってつらかっただろうとは思うけど。
マーリアはヤコポと奥方を引き裂く悪役だったけど、彼女好きな女性は多いん
じゃない?真相に気付いたヤコポが自室で会ったマーリア完全悪女だったけど
なんかかっこよかったよね。
ヤコポがあまり本物のモルガーナに愛されてないので、ヤコモルというよりヤコ
ミシェ夫妻だなあ。白い髪の女も1章2章だと思われる(2章は恋愛じゃないし
平穏の鎖扱いだったかもだけど)だけなのに3章のヤコポのことはちゃんと愛して
たみたいで人間味あったからさ。
4章から主人公であるミシェルがきちんと動き出し、彼自身とその周囲の話になる
んだけど、ミシェルとジゼルが心通わせるシーンは良かったな。ミシェルが以外と
へたれだったし。
しかしミシェルの身体的事情ってなんでああいう設定になったんすかね…?貴族の
実家を追われて幽閉される理由だってもっと他にも作れそうだけど。
最後にミシェルがモルガーナのいた時代(というかその死後の時代)に行って3人の
協力を得てモルガーナ救出に奔走するの、未来を変えようとする過去へのリープって
感じで好きな展開でした。ミシェル頑張ったね。
舞台裏で各本編で最後に明らかになった彼らの性質が本来のものって
示されたから、ネルの「自己愛」、ユキマサの「境界(理性と狂気、人間性おt
獣性)、ヤコポが「ツンレデ馬鹿野郎」、ネリーが「ブラコン」、ポーリーンが
「盲信」ってのわかりやすいね。マーリアは「見たまんま」らしいけど(笑)。

9/23S「12人の怒れる男」

脚色/演出:キムラ真
濱仲太(ナイコン) / 赤眞秀輝(ナイコン) / 土井覚(ナイコン)
百瀬友水(ナイコン) / 三上俊 / 川隅美慎 / 足立英昭
登野城佑真 / 堀田怜央 / 毛利光汰 / 中山夢歩 /

さひがしジュンペイ / キムラ真 / 黒田崇矢(声の出演)
法廷物の名作で、密室劇にして会話劇。この作品が元ネタになっている
三谷作品の「12人の優しい日本人」は見たことあるのですが、こちらを
ちゃんと見るのは初めてです。
今回、登野城くんが出演とのことで見にいったのですが、キャパ100人
くらいの劇場で、12人出ずっぱりで目の前で芝居してくれるので、彼らの
熱量の凄い演技が堪能できました。
陪審員12人の人生がそこまで掘り下げて描かれるわけじゃないけど、彼らが
何に怒り、悲しむのかでこれまでの人生が透けて見えてくるかのようだし、それ
らが俳優の瞬き一つ、吐くため息1つから衝撃として伝わってきたな。
めっちゃセリフの多い芝居なのに、ほぼセリフを噛むこともないし。
ただ、スラムの出生と移民の話は日本人にはすんと馴染みにくいかもね。
登野城くんは陪審員のなかでも議事の進行役の1番陪審員だったから、基本
落ち着いてて、皆の意見聞いたりフォローやなだめ役だったけど、時に怒りを
見せたりもあったし、職員とのやりとりで誠実な人となりが見えたし、セリフの
聞き取りやすさもさすが。

あと、個人的に面白いなと思ったの彼らの衣装。裁判から陪審員室に来た
ときは8番以外は黒・グレー等のスーツやベージュや黄色の上着なんだけど、
評決に無罪派が増えていくにつれ「エアコンが壊れてて暑い」と彼らが
上着を脱いで、インナーの白い服になっていくんだよね。そして最後には
強固に有罪を主張する黒いスーツの3番以外は円卓につく陪審員全員白いシャツ
や服になる。その時やっと彼らの服の色と有罪無罪の主張が連動してるって
いう演出だって気づいたよ。

9/22MSミュージカル「テニスの王子様」青学VS氷帝

【青学】
越前リョーマ :阿久津仁愛、手塚国光 :青木 瞭、大石秀一郎 :江副貴紀、
不二周助:皆木一舞、菊丸英二:田口 司、乾 貞治:竹ノ内大輔、
河村 隆 :岩田知樹、桃城 武:大久保 樹、海堂 薫:中島拓人、
堀尾聡史:琉翔、加藤勝郎:中三川歳輝、水野カツオ:奥田夢叶
【氷帝】
跡部景吾:三浦宏規  忍足侑士:井阪郁巳 宍戸亮:小早川俊輔
向日岳人:北乃颯希  芥川慈郎:田村升吾 滝萩之介:山崎晶吾
樺地崇弘:八巻貴紀 鳳長太郎:渡辺碧斗 日吉若:内海啓貴
【比嘉】
木手永四郎:武藤賢人 甲斐裕次郎:吉澤 翼 平古場 凛 :岩城直弥
知念 寛:雷太 田仁志 慧:高田 誠 不知火知弥:園村将司
新垣浩一:松井遥己
前アナ 昼:芥川 夜:不二
夜アナ 昼:桃城 夜:宍戸
ハイタッチ:リョーマ、宍戸、不知火、乾、忍足、桃城、田仁志
全国氷帝凱旋公演、マチソワしてきました。
夜はアリーナ6列目通路席だったので、ハイタッチめっちゃできたし、通路降りして
アンコのふわふわソング踊る宍戸さんのステップが完全に酔っ払いに千鳥足で
爆笑しました。
三浦くんの跡部は東京公演の時にちょっと元気なくて心配だったんだけど、今日は
そんなこともなく、S1では鬼気迫る真剣な表情を見せてくれたし、カテコでは笑顔も
よく見せてくれたので安心しました。
比嘉っ子は相変わらず可愛くてうまくてチムパ行きたい気持ちが高まりましたよ。
青学はやっぱりゴールデンペア中心に見てしまうというかD1が大好きすぎるんだけど
ゴールデンペア、通常シンクロしてるとトランス状態というか表情なくなるんだけど今回
最後の方二人ともうっすら微笑んでて、終わった後の「大石と二人で凄く楽しくて」発言
とか、自我を保ちシンクロを自在に操れるようになる立海戦に繋がってるなって。
あとD1でゴールデンペアが負けてベンチに戻ってくるとき、桃だけ音を立てずに拍手で
二人を迎えてて、そうだよなー前回の氷帝戦では桃も含めてゴールデントリオで戦った
んだもんなー、桃良い子だなーって思ったよ。
そして英二がトリオに「菊丸先輩1人が元気」って言われて「任せて」って応じられるの、
大石が英二の体力も見越してコントロールしてるからって言うのは正直エモ。
なぜエモいかというと、ゴールデンペアは基本的に大石「お前がいてくれて良かった」に
対して英二「お前じゃなきゃ駄目だった」だからです。
田口くんの英二は江副くんの大石と身長差があるから、話すときに絶対上目遣いに
なるし、田口くんの癖なのか英二としてのキャラづくりなのか、大石の意識を自分に
向けたいときに絶対大石の左手を掴むから、私が大石なら正気でいられる自身が
ないわ。あれで「また俺のセリフ取ったなー?」とかイチャイチャしてんだからな!
皆木不二の「ヘビーレイン」が東京公演の時より聞きやすくなってるんだけど、まだ
やっぱり歌うこと自体に精一杯で感情表現が乗せられてない感じがしちゃうんだよね。
声質もなんとなく私がイメージする不二くんの柔らかいトーンとは違うカサカサした
感じしちゃうんだけど、不二ボイスって無理して出してるのかなぁ。
しかし考えてみれば「ヘビーレイン」歌う不二くんって歴代みんなめちゃ上手な
人だったんだよね。だってモーツァルト主演の古川くんに東宝ミュージカルに
出演してる矢田くんと相場くんでしょ?ちょっと比べちゃうよね…。
あとこれは一緒に見に行った友人とも同意見だったんだけど、青木手塚さ、声いいし
背高いしかっこいいしなんだけど、セリフ棒なのよ!手塚って確かに感情が表に
出にくいキャラだけど、感情自体が存在しないんじゃなくてそれを表に出す手段が
乏しい人なんだと思うんだよね。青木くんの手塚はなんかうろんげな魔王みたいで
人としての感情の存在を疑っている…。

上高地旅行

今年の夏旅行は上高地散策&八ヶ岳でのんびりプランでした。
どちらも初めての場所。
上高地は初日に大正池、二日目に足を伸ばして明神池・徳沢まで頑張る
つもりだったんですが、二日目が結構な雨だったので明神池までで引き
返してきました。それでも6,7キロは歩いたと思います。普段運動不足な
私からしたら結構なもんですね。ちゃんと事前に準備して山ガールな服や
行動食まで持ち込んでたんですが、それが発揮しきれなかったかな(笑)。
結局綺麗に晴れた写真がとれたのは初日だけだったんですが、二日目は
霧がもやってたりで幽玄の趣ある写真になったような気もします。

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ちなみに毎年夏の旅行は時期的に誕生日の前後になることが多く、
行くホテルによってはバースデー特典がついたりするんですが、今年は
その特典のない二日目のホテル、リゾナーレ八ヶ岳でサプライズで夕食の
ケーキや、チェックアウト時にぶどうジュースを頂いてしまいました…!
ありがとうございます!あ、初日は元々申し込んでいたんですが、上高地
温泉ホテルで記念写真を撮っていただき、額縁スタンド付きで頂きました。
このホテル、芥川龍之介など数多くの文豪が宿泊したんだとか。芥川の
「河童」はこの地の観光の目玉「河童橋」からきているようです。

せっかく山ガールな服装もそろえたんで、またちょっとハイキングくらいなら
行きたいな。普段旅行を自分で選ぶと歴史的建築物とか博物館に行きがち
なので、なかなかアウトドア行く機会無かったもんなー。

 

上高地へ

上高地へ

創刊50周年記念 週刊少年ジャンプ展

結局Vol.1~3まで全通した少年ジャンプ展に行ってきました。今回は最後の2000年代
をテーマにした回で作品としてはハイキュー、ヒロアカ、暗殺教室、黒子のバスケ、
デスノート、テニプリ、銀魂、ブリーチ、ナルトなどなど。
私はアニメで見た作品が多いかな?
ハイキューの白鳥沢戦の月島のガッツポーズの線の力強さ、ヒロアカの轟くんの
「俺だって、ヒーローに」の迫力、テニプリのリョーマの「テニスって楽しいじゃん」も
漫画の原画が見られました!あとデスノートのコーナーで、展示されているデスノート
に触ると監視カメラ(こちらが映っている)にリュークが出てくるの(デスノートに触る
と死神が見えるようになる)とか、凝ってるなあ。最後の方のは最近の作品らしく
知らないものも多かったですけど、やっぱりジャンプは凄い!って何度も思える
企画でした。

ハイキューとヒロアカのコーナーで「アニメの出来が凄くよくて~」って話してる
お客さんがいて、めっちゃうなずきそうになってしまったわ

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「JOJO-荒木飛呂彦原画展-冒険の波紋」

新国立美術館で開催中の「JOJO-荒木飛呂彦原画展-冒険の波紋」を
見にいってきました。荒木先生の30年のJOJO歴史の集大成である原画や
今回のための書き下ろし新作原画が見られます。
めっちゃ混んでましたー(笑)。時間指定入場券だったんですけど、入れ替え
制ではないので、なかなか列が前に進まない感じでしたね。まあみんな目の前で
まじまじ見たいわな…。
550円で借りられる音声ガイドは荒木先生が直々に作品の解説をしてくれる
ので、必聴ですよ。ラッシュシーンを描く時の説明には笑ってしまいました!
わー!おおー!みたいな勢いと気持ちとBGMで描くらしい(笑)!
そして先生の原画はさすがの美しさと迫力でした。3部くらいまでの圧、と
いうか力強さも凄かったし、5部以降くらいからのデザイン・アーティティック
な世界観も素敵でした。個人的に初めて見た中では7部のジョニィとジャイロが
楡の林?かな?の中で騎乗しているやつ。白い木肌に薄紫の影があって美しかった
なぁ。あと4部のモノクロの仗助とクレイジーダイヤモンドが鏡合わせになってる
やつ。グレーの色使い印象的だった!
それから描きおろしの全12枚の大型原画、キャラがほぼ等身大なので、承太郎
のたくましい背中や徐倫や康穂ちゃんの可愛い華奢な姿もリアルな感じで見ること
ができました。
あと、等身大の立体モデルがジョジョ立ちを再現してるコーナーでは、
二次元のジョジョ達のあのポーズを忠実に再現すると、こんなに腰や肩を
捻るようになるんですね。こりゃ筋肉つりそうだわ…!
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六本木ヒルズの向かいにはオーソンがありました(笑)。
あるんだオーソン!
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JOJO展!

JOJO展!
めっちゃ混んでたけど、原画の迫力凄かった!

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