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「劇場版 はいからさんが通る 後編 花の東京大ロマン~」

8月の終わりにDアニで前編が見られて、後編も気になるなーとは
思ってたのですが、今月公開が始まりやっぱり劇場行っちゃいました!
後編は紅緒が満州に渡ってからラストまで。これまでそのボリューム
から様々なメディア化がされても描かれなかったラスト、少尉と紅緒の
運命の恋の行く末が見られます。
なかなか感慨深いというか、大人になってしまった二人がそれぞれ抱えた
ものや相手への思いやりから恋を諦めてしまう様子とか、自転車で駆け
ながら涙をぽろぽろ零す紅緒さんの姿には途中私も涙目になってしまった。
とは言え元々ラブコメなので適度に昭和ギャグが入り、ドシリアスになり
すぎもせずといった感じで見やすかった。


キャスティングに関しては紅緒さんと少尉がマモと早見さんでほんと
良かったな~。
早見さんの凛としてよく通る声、紅緒さんにぴったりだし、男性陣で言えば
はいからさんには素敵な紳士淑女多かれど、わたし原作では総合力で
少尉派なんですが(次点鬼島軍曹)、劇場版のCVマモの伊集院少尉の
火力MAXキラキラ王子様ボイスのおかげで更に大きく少尉に天秤揺れ
ました。そして同じくらい冬星編集長にも幸せになって欲しいと改めて痛感
しましたね。冬星さんいい人すぎるし、少尉好きだけどやっぱり誰にでも
優しいというのは残酷なことなんじゃ…。
少尉はやっぱり紅緒さんと一緒にいるときの愛に溢れた声や楽しそうな
話し方が素敵でしたね。ずーっと紅緒さんとの幸せそうなシーンを見ていたい。
冬星編集長の一番好きなシーンは、結婚式の日に花嫁姿の紅緒を迎えて
ほほ笑む「来たな、恋人」(CV櫻井孝宏)です。これは良すぎる。
冬星が紅緒と挙式を上げるに至ったのも、少尉が遠いシベリアの地で
記憶喪失になったという運命からだし、当日に関東大震災が起こって
駆け付けた少尉と紅緒がまた出会ってしまったのも運命からだし、なあ。
鬼島軍曹(CV中井和哉)が原作読んで想像した声色と喋り方と1ミリの
ズレもなく、少尉には犬だし紅緒さんのことも主の許嫁ってことでそれなり
の敬意を払ってくれるのに、環とは言い合いになっちゃうの、勝気なお嬢様と
不良のテンプレが似合いすぎてて可愛いよね。こっちもちゃんと描いてくれ
て良かった。
そういえばラリサって子のアニメだと関東大震災の直前に病で死んで
しまったけど、原作だと震災で天井から落ちてきたシャンデリアから少尉を
かばって死ぬんじゃなかったっけ?
エンディングでは一枚絵で原作のスピンオフ、蘭丸と冬星を主人公に
した後日談からの1シーンが見られます。パリの街を歩く冬星と、恋愛
相談に紅緒と少尉の元を訪れた蘭丸の姿が。二人の子を抱きかかえる
蘭丸と、その慌てふためく様子を見て笑う少尉と紅緒の姿に、これまで
そして冬星は冬星でこの後遠いパリで奇妙な出会いがあるんですよね。

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