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三津田信三「首無の如き祟るもの」


有栖川有栖先生が2019夏の推しミスでセレクトされていたうちの
1冊です。刀城言耶を探偵役とするシリーズだったようですが、
前後の作品を読んでも無くても大丈夫でした。
淡首様や首無しの化け物などの古くからの怪異伝承が色濃く残る
田舎の村で、旧家の跡取りを巡る戦中戦後を跨ぐ双子の惨劇。
現地の駐在警官の妻が捜査に当たった夫の話や自身で調べた資料を
もとに、実在の事件に基づく連載小説という形でその経緯を読者に
示し解決を求める。
事件現場が広範囲な密室だったり、各人のアリバイを考えたり、そも
そも登場人物が結構多いので若干混乱しながら読みましたけど、地図も
人物一覧も巻頭にあるので助かりました。
ボリュームがあり、合間に十二国記を読んで中断しちゃってたんで
余計にわかんなくなっちゃってたんだけどねw
この時代ならではの閉鎖的で濃く因習に絡みついた人間関係、男装の麗人、
一族の跡取りへかけられた呪いなど、奇怪で陰惨な首無し死体の殺人
など様々な要素で広げられた謎が終盤一気に論理的な本格ミステリに
収束していく。
意味不明な事象にわりとしっかり論理的な理由が紐づけられていくのは
面白かったです。有栖川先生がお勧めしてたのもこういうところなんだ
ろうな。

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