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「JOKER」

上演時に話題になってたのは知りつつタイミングを逃してて未見の本作。
旧作を連続上映やお買い得価格で見られる映画館で観てきました。映画館も
入口での検温、アルコール消毒、入れ替え時間を長めに取るなど、都の
コロナ対策推奨ポスターも貼ってあってしっかり対策がされてましたね。
まあそれでも、人はそんなに多くなかったですけど。

しかし私はなぜ暗いニュースが多いいま、これを選んだんだ…w

バッドマン(実は私は未見)のヴィラン・ジョーカー誕生のエピソードだ
そうです。
主演のホアキン・フェニックスすごい。病から発出するひきつった笑いも
長い手足をゆったり流すダンスも、精神に障害を持って「普通」と一歩かけ
離れてしまった人間の存在感の打ち出し方よ。開演とはこのことか。
フランクリンのショーに出る前、長く急な階段で清々しい表情で踊る姿は
いっそかっこよかったもんなぁ。
広がる貧富の差、崩壊するセーフティネット、真っ当に立ち行かない行政。
すべてに切り離され、唯一の家族だった母や心の慰めになっていた近所の
女性との絆も全て偽物だったと気づいた彼から、道徳観や倫理が引き剥が
され、ついに一線を越えてしまう。
ずっと苦しめられ続ける主人公を見てたけど、彼に殺される人たちを見て
も「いい気味だ」とかの爽快感はなかったな。余計苦しいだけ。

でも私が思うのは、たとえ彼のいうように「自分には何もない」と思った
としても「そう感じてる『自分』という存在があるのではないか」って
思ってしまう部分があって、他人を思ってではなくその自分を貶めるのは
プライドが絶対許さないから、彼のようにはなれないなって。
でも彼は社会の中で存在を無視し続けられていたから、そんな自分という
ものも感じられなくなってたのかもしれないな。海中で音の反射が探索機
になっているように、自分の存在に反応してくれる別の存在がなければ
自分という存在も自覚できないのかもなぁ。

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