10/4M「富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE」
原作:筒井康隆 脚本:岸本卓 演出:西田大輔
出演
神戸大助:糸川耀士郎 加藤春:菊池修司
宮城友輔:瀬戸祐介 神戸鈴江:立道梨緒奈
星野涼:坪倉康晴 亀井新之助:松島勇之介
室井 敏:堂本翔平 清水幸宏:すわいつ郎
湯本鉄平:真壁勇樹 佐伯まほろ:森田涼花
坂守信雄:窪寺 昭
守山秋文:山本一慶
会場は品川プリンスホテルのClub ex。以前サイコパスの舞台を見た
品川ステラホールとは別の、フードコートのあった建物の1階上。
円形ステージで6列くらいかな。後ろにベントシートみたいのもあった
けど、席的にはやはり1席空けです。
舞台としてはめちゃくちゃ良かった!アニメ最終回後の話なんだけど
アドリウムの闇取引の現場に潜入した大助達現対本部が活躍する、
オリジナルエピソードです。
脚本はアニメ脚本の方で、演出は西田さん。
西田さんの原作物の舞台好きなんだよなー。
モニターやPC画面など数少ない映像の使い方上手いし、原作アニメの
ベタベタしすぎないバディ再現されてました。オリジナルストーリーでも
内通者が誰なのか二転三転しつつ、2時間でまとまってた。
でも前方席ならフェイスシールド欲しいな。通路通過は喋らないので
気にならないけど、舞台手前の階段での芝居多いからなあ。
でも序盤の加藤絡みの緊急事態に神戸がそっちむかないまま、目線だけ
加藤の方に向けて気にしてたり、眉寄せたり、思案するように視線上に
持ち上げたりしてる糸川くんの芝居は凄く良く見えて良かったよー。
糸川くん目力が強い。そりゃ赤司くんやるだけのことはある。
アニメ最終回後の加藤と神戸は信頼関係ができてるんでとくだん舞台中で
べたべたしないし、ぱっとわかりやすいのってラストに神戸と鈴江が
駆け付けた後に戦闘になるところ、軽くハイタッチしてから行くのが
バディっぽい気がする。
あと何気に星野くんエモいよね。加藤の内通者疑惑の時に状況証拠的には
加藤が疑わしいから「捜査に私情は挟みません」とか言いつつ、「昔の
加藤さんに戻ったと思ってたのに…」発言とか、加藤に「俺を信じろ」
って言われて銃を向けながらも目を背けちゃうのとか。好きなんじゃん
加藤先輩のこと…わかるよ…。
神戸と星野って実は対照的で、加藤のことを前から知ってる星野は、例の
一件で現対落ちしてパッとしなかった加藤が吹っ切れたときに「ヒーローが
戻ってきた」と感じるわけだけど、加藤と付き合いの浅い神戸は出会った
直後の、星野からしたら落ちぶれて腐っていた時の加藤を見てもその心根に
ある正義感をちゃんと見ていて「お前は最初からずっとヒーローだった」って
思ってたわけだもんね。
まだいくらでもお話作れそうだから舞台続編やって欲しいな
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