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5/30M「東京ゴッドファーザーズ」

原作:今敏 上演台本:土屋理敬 演出:藤田俊太郎
出演:松岡昌宏、マキタスポーツ、夏子、春海四方、大石継太、新川將人
池田有希子、杉村誠子、周本絵梨香、阿岐之将一、玲央バルトナー
芸術監督:小川絵梨子

今敏監督の同名長編アニメーション映画を舞台化したもの。
私は原作アニメの存在すら知らず完全に初見でした。
言われてみれば、原作物を時間内に詰め込んだような駆け足感は若干あったものの、
ハナ達3人が年末の都内を奔走する姿が彼らの見つけた愛の形を見たような気がします。

松岡くんの演じるハナはドラァグクイーンだと聞いていたので、もっとバリバリに
それ風の衣装やメイクがあるのかと思ってたけど、元、ということで今は女装の
ホームレスという感じ。回想シーンで一か所だけドラァグクイーン時代の歌唱シーンが
見られるけど、もっと見たかったな。
ハナはオカマって言われてたけど、このあたりもたぶん今改めて性的マイノリティへの
配慮を考えると色々表現方法も変えていく方向性もあったのかもしれないね。
コロナ禍や渋谷の女性ホームレス殺害事件といった現在の風潮を取り入れつつ、その
辺りは敢えて変えなかったのかな。

情の深いハナ、情けなさと愛嬌を併せ持つ憎めないギン、素直になれない思春期特有の
潔さと弱さを持つミユキ。
描かれるキャラクター達がとても魅力的だし、客席で囲まれたセットの組みにくい
ステージで、上から降りてくるゴミ袋のモニュメント、半地下からのせり上がり、
断片的に聞こえてくる東京の「音」。映像に頼らない演劇を堪能しました。

彼らの物語は奇跡とも表現できるけど、やっぱり血のつながりなのかな。
清子は彼女を守ろうとしたハナ達でも彼女を欲した幸子でもなく本当の父母の元に
帰ったし、ギンもまた失われた実子との絆を取り戻した。ミユキは言うまでもなく
父と和解して家に戻る道が見えている。
血のつながった家族を持たないハナだけが、ラストで一人天使の羽のような雪の中で
清子をあやした思い出を大事に抱きしめて終わる。でも自身の境遇と重ねて、子供を
捨てる親を許せないと語っていた彼は、清子の幻をあやす自分と、もしかしたら自分
を愛し同じように抱きしめてあやしてくれていたかもしれない親が、いたのかもしれ
ないという奇跡のような幻想を手に入れたのかもしれないな。
ラストシーンがとても印象的でした。

ミュージカル「スリル・ミー」

原作・脚本・音楽:ステファン・ドルギノフ 演出:栗山民也
松岡広大・山崎大輝/ピアニスト:篠塚祐伴

チケットを持っていたんですが公演中止になり、配信で視聴。アーカイブ無しとの
ことなので、頑張って時間合わせましたよ~。
どちゃくそ重い男の執念の話でした…。
児童が被害者になった実際の事件が元になっているとのこと。
それを二人芝居+ピアノ生演奏で繰り広げられる100分間。
なぜ私はこれをダンサブルでご機嫌な音楽で綴る陽気なミュージカルだと思いこんで
いたのだろうな?

3ペアあったんだけど、歌唱力ペアと言われる田代新納ペアとかも見てみたかったな。
松岡×山﨑ペアはやっぱり歌唱力・演技力では他組に劣るかもしれないけど、物語の
メインである19歳時代に一番近いだけあって、特に彼の不安定さ、自己を確立できて
いない理由が親からの承認欲求の強さって点に凄く説得力があるなって。


父親の愛情に恵まれなかった(と本人は思ってる)彼のアイデンティティを保って
いたのは、自分は特別だというニーチェの超人思想と、自分に執着する私の存在で
特に後者に対してはわざと突き放したり離れたりすることで動揺して縋りつく私の
姿を見て優越感に浸ってたんだろうな。
でも私は愚直に彼に従ってるようで、実はそうじゃなかった。

逮捕されてもまだ彼は私にキスの一つもすればまだ自分のいうことを聞かせられると
思ってようだけど、キスをされた後の私の透明感あふれるというか、全て剥離して
しまったような笑みが印象的でした。
「僕たちはこれから一生同じ場所で過ごすんだよ」と、もう離れられないと語る
私は全てを理解していた。自分を見下す彼の思い込みも。
彼は私を自分の思い通りにしていたつもりで、彼こそが全て私の計算通りに
99年の終身刑で生涯共にするこる結末を得た。

でも実際の事件同様、彼は刑務所の中で囚人に刺されて殺されてしまい、私は
釈放された。19歳の時の事件で34年刑務所にいるんだから今は53歳だよね。
史実だと彼は30歳で死んでるので、20年間くらいは彼無き日々を過ごしてた
んだよね。で、仮釈放されて自由だ、と言われた後の「自由…?」っていう途方に
くれたような顔も忘れられない。
自分の全人生を賭けて99年相手を自分に縛り付ける計画を立てて、計画自体は
成功したのに彼は死んじゃって、残されちゃったんだよなあ。

東元俊哉「テセウスの船」

大切な人たちを助けるために、雪降る北国でかつて起こった事件をタイムリープ
した主人公が食い止めるために奮闘するお話…
こう書くと「ぼくだけがいない街」の雰囲気も近いかもしんない。
犯人は誰なのか、何の目的で不可解な事件が続くのか。

「テセウスの船」とは、船を新しい部品で修理し続けた結果元の部品が一つも
残らなくなったとしても、それは同じ船と呼べるかって話らしい。

この物語の結末も、そうだね。
過去に戻って若かりし父と一緒になって事件を防ぐために奔走した青年は死んで、
その後に生れた彼は、きっともう元の青年とは違う存在なんだろうね。母も姉も
加害者家族として苦労することもなく、幸せな家族関係を築いている。
ただ、父だけがこの幸せを実現するために戦って命を落とした別の世界線の、
それでもやはり「息子」だった青年を記憶しているんだなぁ。

これ、過去に戻った青年は死んで、元居た世界では行方不明とかになってるのかな。

ドラマの方も面白そう、見てみたかったな。

有栖川有栖「インド倶楽部の謎」

久しぶりの火村シリーズの長編。結構前に買ったのを時間をかけて
ちょこちょこ読み進めておりました。

舞台は神戸。
インドでの前世を共有する<インド倶楽部>のメンバーが相次いで
殺される。その死は、運命の全てが記されたアガスティアの葉で
予言されていたのか―?

フーダニットとホワイダニットを行ったり来たりしつつも、いつもの
有栖川ミステリのようなガチガチの論理ミステリを期待していると
たぶんちょっと拍子抜けかも。
トリックらしいものもなく、犯人の決め手や動機もふんわりとしている。
(まあ、火村本人も自覚してたようなんだけど)
中盤で明かされるある過去の事件の方がドラマティックかもしれない。

でも長編だけあって、火村とアリスの綴る物語としてはさすがに面白いし、
何より私は火村たちを通じて示される有栖川先生の思想や考え方がとても
好きなんだなあと実感。
佐分利との対談で「凶悪事件の被害者は、前世で理不尽に人を殺している。
来世では救いがある」という因果応報説に声を震わせるほど怒りを見せた
アリスの肩を叩いて落ち着かせ、自分が代わって相手と対峙する火村先生は
かっこよすぎたな…!

あと、2人の役割分担や関係性について第三者が言及しているシーンが
多くて、面白かった。
出会って1時間そこそこで「ソウルメイト」「深く理解しあってる」って
言われたり、「謎を解くのは(火村)先生で、あんた(有栖川)が物語を
完成させるんかな」なんて言葉も。
個人的には火村も他者との同調や教官について「こういうのは有栖川の方が
得意なんです」って言ってたことも、へーってなった。やっぱそう思って
たんだな。
真犯人がアリスに告げた「有栖川だけはわかってくれるだろう?」という
言葉も気になるね。これ、つまり誰にも理解されることがないと思ってた
自分の行為を探り理解しようとする者が現れることの喜びをアリスが理解
してるからこそ、そのために火村の傍にいるんだろ?ってことなのかな。


前世、過去という自分には触れることもできない、変えることもできない
ものに振り回される人たちを見た後に、「やりたいことがあるから。それ
に向かっていくところだから」「来世は、明日です」と語る若い彼女の
言葉に、火村たちも読者も少し救われる気持ちになるね。

5/8「テニプリ BEST FESTA!!王者立海大 REVENGE」

永井幸子(幸村精市役) 楠 大典(真田弦一郎役) 竹本英史(柳 蓮二役)
増田裕生(仁王雅治役) 津田英佑(柳生比呂士役) 高橋直純(丸井ブン太役)
檜山修之(ジャッカル桑原役) 森久保祥太郎(切原赤也役)

近藤孝行(大石秀一郎役)/高橋広樹(菊丸英二役)/高瀬朝季(浦山しい太役)

今日は「黄金ペアも出るよ!」とお誘い頂いた立海ベスフェスに参戦してきました!
ベスフェスというのは、テニプリアニメの名試合をピックアップした劇場版アニメの
後のライブイベントで、今回は昨年一度公演中止になった立海オンリーライブの
リベンジだそうで。
さちん部長からは我々観客が声を出せないことについて折に触れ「苦労をかける」と
幸村ボイスでお言葉を頂き、「サーイエッサー!とんでもないです!」とただひれ
伏していたよお。

正直立海曲、テニプリアニメ曲は知らない曲も多かったけど楽しかったー!あとyo
立海さんは単純に声が好みの声優さんが多くて(竹本さんや檜山さんなど)たくさん
声が聞けたのも幸せでした!

あと赤也の森久保さんはやっぱりライブパフォーマンスが上手くて、見てるだけでも
楽しかったな。

黄金ペアの高橋さん近藤さんは今日限りのゲストだから話してもいいかな?
「タイプはD」歌ってくれて黄金ペア最高!ってなったし、ヒロキタカハシの面を拝みつつ
生で聞く菊丸ボイスは脳みそ痺れるうー!てなったぞ。なお終盤高橋英二はほぼ壊れて
いて近藤さんにも「俺の英二はこんなじゃない」と言われてたw

 

藤本タツキ「チェンソーマン」

DMMで買ったぞシリーズ。

人間の恐怖の概念を力とする悪魔が日常的に存在する世界観。
亡き家族の借金返済に奔走するデンジは、傷ついたところを
助けて以来友人となったチェンソーの悪魔を自身の心臓として
対悪魔の公的組織公安のマキマに拾われ、チェンソーを頭部から
生やした魔人として悪魔と戦っていくことになる。

最初に思ったのは、めっちゃ人死ぬし首や手足飛ぶし、これよく
アニメ化決まりましたね…?

デンジは単純で、ご飯が食べられて女の人に触れればそれでいいって
いう最低限の欲求しか持ってこなかったのが、アキやパワーとの
疑似家族的な繋がりの中で成長していったんだなあ。
アキにはどことなく呪術の伏黒くんの匂いを感じる。CV内田雄馬か
石川界人ではなかろうか。(知らないけど)
パワー可愛いし、マキマさんは美しい。

私が読んだのは第一部の公安編までで、ここまででも凄い人数が
死んでて、それこそコロナとかの比じゃないくらいなんだけど、
銃の悪魔が動き出したときにコマいっぱいに死者の名前が羅列されたの
凄かったな…。
アニメはアクションも楽しみ。

「バディミッションBOND」

体験版やって面白かったのと、TLでおススメしてくれる人がたくさんいたので
製品版を買ってみたのですが、製品版としての続きのエピソード早々に、拷問、
プレイルームなどの魅惑のワードが出てくるので、運営からの「買ってくれて
ありがとな!」の気持ちをしかと受け取りました。

物語もキャラクターもにび凄く魅力的で、攻略サイトいらずでプレイしやすい。
メインパートはフルボイスで。漫画のような演出も楽しくて、特に序盤から
貼られた伏線が終盤一気に回収されていく少年漫画のような胸熱展開でした。
色んな意味でモヤったりストレスのほぼないゲームだったって思います。
キャラデザは「アイシールド21」や「ワンパンマン」作画などで有名な村田
雄介先生。
声優さんも豪華!
ルークのシンキングタイムのボケには何度も笑わせてもらいましたわw
また木村さんが上手いんだよなぁ。メジャーなのは「…25歳です」「聞いて
ねえよ」だろうけど、個人的にはチェズレイとのBE(ミカグラ温泉郷)の
「なにこれ…なにこれ!?」って言い方もめっちゃツボ。
あと各キャラの少年時代は女性声優さんが演じてらっしゃるのだけど、子安さん
演じるフウガの少年時代に子安さんの息子さんの子安光樹さんキャスティング
してるの天才か?

以下ネタバレ

続きを読む "「バディミッションBOND」" »

鉱石ラジオスケジューラー5月

・テニプリ BEST FESTA!! 王者立海大 REVENGE
QUARTET NIGHT LIKE A GAME

緊急事態宣言の真っただ中ですなう。
4月の下旬に入れていた「スリル・ミー」は東京公演は中止になってしまい
ました。
テニプリのベスフェスは今のところ開催予定みたいです。出席者に何かない限り
このままいきそうですね。リベンジとあるとおり、去年の開催が一度中止に
なった上での開催なので、よっぽどのことがない限りやるとは思うんですけど
またここで緊急事態宣言に当たってしまったのは運が悪かったなあ。

(逆にハンサムライブは去年は2月中旬、今年は4月上旬と舞台やライブが
中止になったり緊急事態宣言だったりを直前でかわしてるなあ)

カルナイのはCGライブなので。前にスタリのをナンジャで見たのとたぶん
同じ感じですね。規模感は改装後はどうなったかわからんのですけど、
とりあえずナンジャ自体が今は緊急事態宣言で閉鎖されてるので、もし宣言が
延長されたらこれも見られないです。

延長あり、って噂も聞くけど、うーんどうなんだろ。

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