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「遙かなる時空のなかで7」

正直幕末と戦国は腐るほどフィクションのモチーフや舞台になってる
から、それをどう料理するか楽しみでした。

まずこれまでの遙かと違う点は、ヒロインが現代日本から異世界へ
行くことは変わらないけど、頻繁に帰ってこれること。
現代の方は怨霊が街に出ていかないようトンネルを封じてるから
行動範囲は狭いけど、実家から色々現代の便利物品を過去へ持ち込め
るの超便利。スマホとかもソーラーパネル持ち込んでるから、通信は
出来なくてもカメラ機能とかは使えるみたいだし。
逆に過去から食材持ち込んで、現代の水道電気ガス活用して美味しい
ご飯食べてるのもよしw
もう一つはヒロインが元はあちらの世界の生まれで、しかも歴史上の
重要人物の血縁だったということ。撚りによって織田信長の娘とはね!
神子の召喚ってこれまでは星の一族や白龍の力によるものだけど
今回は白龍の鱗を使って幼いヒロインが現代へやってきて、また
今になって龍穴が開いたことによる自分の意思での移動なんだよね。
三法師って清須会議の時しか名前聞いた覚え無かったけど、こんな
風に成長してこの時代まで生きてるんだねえ。
関係ないけど、七緒って名前可愛いので、過去時代もなお姫じゃなく
七緒って呼んでほしさはあった。

遙かシリーズでは八葉の中で派閥争いがあるの、2で帝派と院派、
6で帝国軍派と鬼派があったけど、今回は関ヶ原の戦いを前にして
東軍(徳川家康)と西軍(石田三成)で分かれるのはおもしれー!って
なりました。ヒロインが織田信長の娘という中立だからこそね。
ラスボスはルートによって3パターンあって、日本に内乱を起こして
海外から漁夫の利を得ようとしているカピタン、前政権の足利義昭の
時代を取り戻そうとしている平島義近、人間に復讐をたくらむ鬼の
ターラの3人。いずれも西軍東軍問わず日本のピンチなんで呉越同舟の
八葉も協力せざるを得ないという状況に。

戦闘はやっぱりたるいですw
でもこれないと他のノベル系ADVとあまり変わらないし、選択肢失敗
しても戦闘で絆上がるアイテムとかゲットすればその分を取り返せるし
やむなしかなあ。

全く関係ないけど、やっぱり星の一族って霊的な意味だけでなく神子と八葉を
物理的(金銭的)にも支えないといけないから大阪の豪商だったり貴族の一門
だったりと、そのへんしっかりしてるよね

黒田長政
最初の攻略は長政にしました。ヒロインがあまりにちやほやされすぎる乙女ゲー
好みじゃないんで、神子をやると決めたなら覚悟見せろ!と要求してくるこの人
くらいの厳しさがちょうどいいなと。今の感覚だと女子高生に!って思うかも
だけど、時代的にこのくらいの年齢の女性も武家に嫁いで、なんならそこの家と
運命を共にして死ぬくらいのことあるから、当時の価値観としてはそうだよね。
あと、長政とのイベントで「おまえも俺とのあいだに何も感じていなかったわけ
ではないだろう」「お前の気持ちを汲んだつもりだ」「神子殿をただの女に
落としてしまった」とかいうセリフ。乙女ゲーで二人の間に恋愛又はそれに
発展する感情が双方にあることをこうして自覚的に言ってくるの珍しくて、
なんかそれも大人な感じでいいなと思いましたね。
そこからの「俺もただの男になってしまった」っていうのが、これまでずっと
一貫して黒田家当主、乱世の戦国武将としての立場を崩さなかった彼だから
こそ効果的というか。
史実では長政は家康の養女を実際に正室(継室)に迎えてるんですね。
関ヶ原後でも幸村や直江も生きてるけど、大阪の陣がどうなるかは神子殿次第
なのかな。長政が「お前にできるのは数十年先の未来の戦を止めること」って
言ってたの、大阪の陣を止めることなんだろうか
なんか、ずっとかっこよくて、ずっと立ち回りも上手くて、運命ごと神子も
かっさらってしまう大人でかっこいい印象でした。
あと、ラストスチルでふわラテ飲んどるやんw

天野五月
ヒロインに対して過保護な拗らせ兄かと思わせといて、別方向に緩く拗らせて
いたお兄ちゃん。鈴村さんのこの切れ者なのに少し抜け感のある芝居好きなん
だよね。
双子の兄の三鶴のこと、何でもできて孤高のヒーローみたいに語ってたけど、
8歳で弟に孤高のヒーローだと思われるってどんだけよ…。
有田兄弟といい、遙かシリーズの弟は兄にコンプレックスを持つ運命なんだ
ろうか…。
共通ルートから分かれる4章辺りまで兄妹の枠から全く外れないので、血の
つながらない兄との恋愛関係へ発展するのか?と思ってたけど、五月の言う
事難しいな?前のイベントでもう偽物の兄とか身代わりの兄って自分を卑下
しなくなったんだよね?じゃあ、血の繋がりとか関係なくホンモノの兄って
思っていいのかと思ったら、兄としてではなく一人の人間として接するよう
になる、とは?
いや、恋愛関係に発展させるにはここで兄妹の枠から脱しないといけないって
頭では理解してるんだけど、流れがん?となってしまうというか。
私が乙女ゲーにおける過保護な兄系にそんなに萌えないため(兄系幼馴染を
含む。檻ガールでお馴染みのトーマとか)、解像度が低いのかも知れないけど!
五月ルートは神子が本当は神子じゃなくて白龍自身だったとか、石田三成が
本当は三鶴だとか(知ってた)色々わかる真実があるし、キャラ単体としては
五月はかなり好きなんだけど、正直恋愛としてはピンとこなかったな。
五月はずっと七緒のことを妹じゃなく女の子として好きだったのかもしれない
けど、あまりそれを表に出してこなかったし、七緒もいつ五月を男性として
見るようになったのかもわかりにくいかなあ(水筒回し飲みのあたり?)。
というか、私は好きになった人が実は生き別れの兄弟だった!は理解できるん
だけど、兄弟と信じてきた人が実は他人だったのパターンから恋愛になるの
よくわからないのよな。

宮本武蔵
剣に生きる夢を追う彼を応援する感じ。彼が修行で無茶したり父親との関係で
悩んだりしてるのも傍で見守って支え続けで、さながらマネージャー?
途中で微妙なバージョンアップして大人っぽくなるので、まさに男子三日会わず
ば刮目せよ、ですね。
彼は他のキャラと比べると血族によるしがらみとか立場故の苦しみみたいなのが
ないので、シンプルラブストーリーですね。


柳生宗矩
声がいい…やすもっさんの低音堪能キャラ。6では言うても気安い年上のお兄さん
だったので、こういう寡黙・無骨・不器用キャラは低の低の声が聞けますな。
考えてみれば秀信が史実と異なって徳川方についたのって、ここまででクリア済の
長政・武蔵・五月のルートではなかったよね。
五月えらいな私ならどの世界線でも秀信守るために絶対「関ケ原の合戦で石田軍
負けます」ってばらしちゃうけど。歴史への干渉とか言わずに。
不器用なだけで心のうちの愛情を伝えることは恥ずかしくないようで、途中から
はあの声でめっちゃ想いを伝えてくれるし、何なら手紙代読させられてる武蔵くん
可哀そうだったw
可愛そうといえば、このルートでは最後に神子が怨霊を封印するため白龍と一体化
しちゃうので、そこから人間としての彼女を切り離して取り戻す為に宗矩が数年
かけて修行して宝剣を使って、とラストに関しては結構苦労人だったなあ。
五月の時みたいに呼びかけただけで戻ってこられたらよかったのに。でも別離の
期間が長かったからこそ、エンディングの片時も離れていたくない甘々な二人に
なったんだろうなあ。

佐々木大和
強気で素直じゃないのに、居場所を無くした迷子みたいな一面があるから、天野
兄妹どちらも放っておけなかったんだろうな。その彼が八葉の仲間と、剣の道と、
この世界と、何より七緒こそ帰る場所だと気づくまでの道のり。
序盤はあまり態度よくないし、思春期の弟抱えてるみたいなところあったけど、
妖刀手にしてみんなと離別した辺りから、おそらく居心地の良さを自覚していた
仲間達から敢えて離れて孤独を選択しつつも七緒を見守ってたりと株が上がって
きて。彼こそ異世界に来て良かった子をだよね。父との確執も強さへの向き合い
方も四神の対になる武蔵とは真逆だなあ。
武蔵は憧れの師匠や大和というライバルという他者との関わりの中で強くなり、
父とも和解する。大和はひたすら己を見つめ直すことで強さを得て、父とは前向き
に決別する。他の方の感想でも見たけど、大和と大和父の、お互い最後までわかり
会えなくて決別するけど、お互いを憎んだり害したりせずに互いに好き勝手生きて
いくって選択、令和だなと思う。
ただ、まだ大和高校生でしょ。父は霊感のある息子の言動が手に余ったんだろうけど
お手上げで放置して他所に子供作ってるのはどうかと思ったけど。
エンディング前で七緒が元の世界に戻ることを選んだとしても、勝手に
心の拠り所として勝手に頼りにするからいいよ、っていうのいいな。必ずしも
両想いじゃなくても、勝手に誰かを拠り所いする生き方、呼吸が楽になると思う。
カピタンとターラくっついたのわろたwカピタン他ルートだとそんな奴じゃ
なかったやろ!wターラが救われるとしたら宗矩ルートだと思ってたのに、結局
どこにも居場所がなく八つ当たりしてた同盟の大和こそ彼女の気持ちを理解で
きたんだろうか。助けようとした宗矩ではなく、さ。
幸村ルートで、五月の隠し事に気付いて、聞かされて怒ってっての、現代組の
絆もいいなあ。


阿国
あの「出雲の阿国」かと思ってたら、後で将来「出雲の阿国」になるで
あろう女の子が出てきたんで、あれ違うんかーとなったけど、正体はまさか
明智光秀の息子でヒロインの過去の世界での許嫁とは!
光秀の息子・明智光慶自体初めて知ったし、史実で信長の子女とそういう
婚約関係があった人がいたのかは知らないけど、ほへ~うまいところ
持ってきたなあ。
私が女装キャラ系にハマらないのでそれほどだったけど、もし女装キャラで
ないかつての婚約者が(しかも父の敵の子)身分を隠して八葉としての仲間に
いたら、結構ドラマティックで好きになってたかもしれないなあ。
本能寺の変で人生ミラクル変わっちゃった人だね。
人間性としては、わりと序盤からヒロインに神子としての役割を押し付け
ない中立な立場にいてくれたこともあるし、八葉の中での争いの仲裁も
してくれる冷静な部分もあって結構好き。
後半は明智家の再興を託された生き残りとして苦しみ続けてたけど、なんか
ディミトリを思い出したなあ。最後、信長の娘と光秀の息子が結ばれ、何にも
囚われず二人旅するっていうのもいいな。
ラスボスは明智光秀で、平島義近はその場では活かされ武将として命を散らしたと。
あと阿国の技、マヌーサみたいなのとラリホー+攻撃みたいなの超役だった…!

直江兼続
声がいい…竹ぽんの知将キャラボイス。
兼続が心身を捧げているのは上杉と米沢の地だから、彼の心を射止めるには
神子も越後の土地を深く知り愛さなければいけない。あとじゃがいもスゴ。
神子を試してくるところは同じ白虎の長政と似てる。でも長政が神子としての
在り方を問うてきてるのに対して、兼続は自分の興味を引く存在たるかって
ところを求められてる気がする。上杉の家とか米沢の領地とか、彼には
果たすべき務めがあって、その中に神子という人が入る余地があるのかって。
いや途中からメロメロでしたやんってね。
ところでお茶会スチルの神子可愛くないですか?緑のお着物は歴代の神子も
よく身に着けてたよね。桃色の髪と合うからかな。お話としてもあのイベント
とても良くて敵の策略で窮地に追い込まれた兼続を神子の機転で救うという、
これもう知将兼続、ハートに矢が刺さっちゃうでしょうよ。
俺は君の八葉だけど、君は俺の神子ってこと。改めて意味を持たせて言われる
と意味深だねえ。長政は俺たちの神子って言うもんなあ。
しかしじゃがいも料理の選択間違えるだけで兼続との恋愛ができなくなるとは
思わなんだwやはり教養バトルと同じくらい胃袋掴むのは大切だったんだ!
河口湖でのイベントもよき。俺を口説いて落としてみなよ、って大人の余裕を
かましてた人が、この世界からいなくなる神子を手放しがたく、苦く苦しい
思いを吐き出してるのエモ。
それと同時に、この時点でほぼ婚約まで取り付けてるのほんと電光石火の戦略家
すぎて!神子が元の世界に戻らなくても他の誰かに奪われちゃ困るもんね。
この後は祝言の約束まで取り付けた婚約中なので、ずっとイチャイチャしてる
よねw一時的に離れ離れになった時は、普段は異様に物分りのいい神子が夢の中
とはいえ我儘言うの、よいな。嘘つき、とか言われて兼続内心大喜びでは?
あと、長政ルートとの対比もよかった。関ヶ原での勝者と敗者、得た者と失った
者、神子をただの女にしてしまった男と、天女を返したくないと思ってる男。
敗者として苦しむ姿があったの、関ヶ原が描かれた意味あったなとも思ったし。
あと兼続のルートは石田三成との関係性も濃くて、兼続が作中で一番感情的な熱を
見せるの石田三成に対してだったよネ。神子のことは崇拝してる部分があるせい?
こんな激情向けられたことないわようちの神子は。神子おらん二人だけのスチルも
あってな…。
長政はエンディングでも、彼女なりに乱世を鎮める、未来の戦を止める方法を
模索する神子を見守るけど、兼続は神子はただ自分の希望としてそばにいてくれる
だけでいいってスタンスなんだよね。天女が天に帰ることを何より恐れる兼続だ
から、神子がずっと神子たらんとし続けることは望んでないのかもなあ。

真田幸村
初対面の時から爽やかなイケメン若武者で、嫌いになれる要素なしよ。やっぱり
天の青龍はこうでなくちゃね!二面性のヤンキー要素は後半ほぼ出番無かったし
必要だったかはよくわからんけど、とにかく人間性への信頼感が凄いよね。
兄上を封印した後の四条河原で今だけ甘えさせて欲しいって言った時の「それが
いい」って返事がめちゃ優しくて癒されてしまう。
その後の頭を撫でてくれるスチルもよき。ヒロインが避けられない道での出来事で
悲しんでるところで寄り添ってくれるの正統派ヒーロー感あるし「もっと闇を深く
して」「承知しました」のやりとりいいわあ。
彼もまた石田三成の西軍側の人間で、石田三成は家のために生きる兼続のことも
義のために生きる幸村のことも、歴史を知ってる未来の人間としてもこの時代に
生きて実際に彼らと接した人間としてもわかってたんだな。
ってか今回の八葉、8人中2人が石田三成に思い入れ強すぎるんよ笑。こちとら神子
やぞ笑。
最後、大阪城炎上してたけど淀君と秀頼は落ち延びられたのかなあ。
そして、五月ルートと同じく七緒=白龍で、龍神の力を使うと七緒が白龍と一体化
してしまうことが明かされるわけだけど。
はあ〜なるほど。ここでも四神の対は考え方が真逆なんだな。神子の決意を尊重し
たい幸村と、神子の決意より神子の身を守りたい五月。幸村はここの前で、関ヶ原
の決戦の事で兄と意見が分かれて、家族と言えどその生き方を決められないことを
学んだのかな。七緒の意思を無視することは姫の心を殺めること、なんだよね。
ぶっちゃけ一度現代に戻って五月が淹れたハーブティ飲んだ時、薬で眠らせる気じゃ
ねーだろうなって疑っちゃってたよw
余談だけど真田幸村の弟?の楽丸の話、初めて聞いたんだけどあまりウィキとかでも
情報見かけないな。史実なんだろうか。
そしてまさかの死後に神域で結ばれるエンド!八葉の中で史実で大阪夏の陣の後に
死没が明記されるの真田幸村だけ?だから、ああいうラストなのかなぁ?まあ遥か3
も歴史上のキャラたくさんいたけど、九郎ルート以外でも史実と違って九郎さん生き
残ってた気はするけど。
天野七緒ちゃん、真田幸村のヴァルキリーじゃん…傷付いた戦士の前舞い降りる幻想
の恋人じゃんね。
遙かシリーズって追加シナリオの展開はあっても、恋愛エンド後を描いたFDみたいの
ってなかった気がするんだけど、幸村ルートってもしあったらどうなったんだろうね。

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