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舞台『ダンガンロンパ3 THE STAGE 2018 ~The End of 希望ヶ峰学園~』

脚本・演出:西森 英行(Innocent Sphere)

出演:
苗木誠:西銘駿 岡本夏美:霧切響子、十六夜惣之助:神永圭佑
朝日奈葵:飯田里穂、木津つばさ:十六夜惣之助、逆蔵十三:鮎川太陽
黄桜公一:永山たかし・玉木健仁、安藤流流歌:山下まみ、
月光ヶ原美彩:三秋里歩、石田安奈、忌村静子:船岡咲・永島聖羅
雪染ちさ:高橋りな・七海、塔和モナカ:一徹【トリテン】
工藤紬、塔和モナカ:大久保圭介、塔和モナカ:市川美織
天願和夫:竹若元博【バッファロー吾郎】
葉隠康比呂:松風雅也(映像出演)十神白夜:中村優一(映像出演)
モノクマ:TARAKO(声の出演)、月光ヶ原美彩(モノミ):貴家堂子(声の出演)
宗方京助:仲田博喜、江ノ島盾子:神田沙也加(映像出演)

ずっと見てみたかったダンガンロンパ3の舞台の配信をみることができました。
ダンロンとダンロン2の続編世界に当たる本作の原作はゲームではなくアニメ。
アニメでは未来編と77期生が絶望に堕ちる過去編が交互に描かれるという
変わった構成で、江ノ島が洗脳映像や脳を針で刺激する直接的な方法で希望の
生徒たちを絶望に変えていくのとか、ちょっとご都合主義だなーと思う部分も
あったんだけど、ポイントポイントで凄くいいんだよね。
この舞台は未来編のお話です。

作中、宗方京助ずっと感情ジェットコースターだなと思ってたけどそりゃそうで、
これほぼ宗方京助の物語なんだよね。
苗木、霧切、朝日奈のような過去作品からの主要キャラはもう数々の試練を
乗り越えて強固な精神力と絆があるから、これ以上の成長や変化を見せるのは
難しいけど、新キャラたちは違うもんね。
宗方は守ろうとした恋人が絶望で、絶望に堕ちたと思い込んでいた親友が命を
かけて自分を守ってくれたという相当なハードモードよ。
でも、絶望に堕ちる瞬間まで宗方を想ってくれていた恋人と、自分が傷つけたのに
命尽きる瞬間まで自分を救おうとしてくれた親友の命を背負って生きていく覚悟を
決めるようになるんだよね。
宗方は登場時は真っ白なスーツの上下で錯乱してる時は黒いシャツ姿で、最後は
その黒いシャツの上に白いスーツを肩からかけてるという、己の希望も絶望も
受けれいていくという姿なのだなあ。
ま、親友の方は京助に惚れてたという複雑な三角関係なんだけどね!
宗方から雪染を守ってくれと頼まれた逆蔵が、複雑そうな顔で言葉をつぐんで
しまうの善きだったな…。OA時も「雪染のこと好きなんじゃない?親友の恋人を
好きになっちゃったやつ?と見せかけて宗方のこと好きなんじゃ?」とも言われ
ていたので、視聴者と江ノ島盾子だけが気づいていたのだった…

アニメでも逆蔵の最期、諏訪部さんのお芝居も含めて好きなんだけど、鮎川さんの
逆蔵も良かったなー。ほんと、宗方はいつも遅すぎる…。そしておそらく最後まで
逆蔵の想いには気づかない…
逆蔵の「いま思えば、江ノ島にバラされちまった方がよかった。そうすれば
この気持ちだけはアイツに伝えられたのに」ってアニメでもあったっけ?
あと最後の「京…助…」って一言もオリジナル?

アニメでもだけど、絶望堕ちした雪染が虐殺された人々を前に「誰が…こんなこと
を…」って泣いてる姿からの満開笑顔で「私だよ(はーと)」は毎度笑ってしまうんよ。

 

10/21M「46番目の密室」

原作:有栖川有栖『46番目の密室』(講談社文庫)
脚本:石井幸一(一徳会/鎌ヶ谷アルトギルド)

火村英生 役:井澤勇貴
有栖川有栖 役:矢田悠祐

真壁聖一 役:津田英佑
真壁佐智子 役:吉沢梨絵
真壁真帆 役:飛香まい
檜垣光司 役:阿久津仁愛

高橋風子 役:岡村さやか
石町慶太 役:輝馬
杉井陽二 役:チャンへ
船沢辰彦 役:岡本悠紀
安永彩子 役:咲花莉帆

鵜飼 役:本田礼生
大崎 役:髙木 俊

《アンサンブル》井尻翼馬 弦間哲心

「46番目の密室」観てきました!有栖川先生の紡いだ文章やミステリーへの
愛情をひしひしと感じる舞台で、雪と炎の演出も美しかったな。ともすれば
華やかな若手俳優をわかりやすく使って主役2人の関係性を盛ったりもできた
だろうに、真摯な作りだなと。
ただ有栖川先生の意見も比較的淡々とした美しい文章で読んだ5月7日のカレー
ライスを、歌にされると少女漫画のようにエモーショナルになるということを
痛感しましたね…。
親の顔より見たしゅんりーの刑事役、今回は作品の雰囲気に合わせて控えめ。
っていうか、男性キャストみんなテニス関係者だな!
主演二人以外ほぼキャストを調べずいったので、輝馬最初気づかなかった…

10/15M音楽劇『浅草キッド』

原作:ビートたけし
脚本・演出:福原充則
音楽・音楽監督:益田トッシュ
出演:林遣都 松下優也 今野浩喜 稲葉友 森永悠希 紺野まひる 
あめくみちこ /山本耕史 ほか

明治座で林遣都×山本耕史の「音楽劇 浅草キッド」を観てきました。
山本耕史さん、さすがだなぁ。若き日のビートたけしが憧れた華のある芸人と、
弟子は去り恋人にも先立たれ一人酒を飲む淋しい姿と。ネトフリ版より山本さんが
演じたビートたけしの師匠、深見がクローズアップされてるらしいけど、納得だわ。

ストリップ劇場での幕間のコントなんて舞台で芸人として皆を笑わせてた深見に
弟子入りを志願したら、「こういうのできるようになってみな」って目の前で
タップダンス華麗に踊られたら、そりゃ惚れるよな。(だからビートたけしも
タップダンスができるらしい。そして今ウィキを見たら、深見の訃報を聞いた時
たけしは一人で壁に向かってタップをしたらしい)
弟子たちの家まで世話したり炬燵を譲って自分は愛人と布団被って笑ってたり、
弟子がチマチマしたもの食べてると師匠の器が疑われるとかいって奢ったり、
弟子の事を大切にしてたんだなあ。

才能の話でもあった。たけしとの実力差に心を病んでしまった最初の相方、一緒に
漫才で売り出したのにたけしにばかり仕事が生き取り残されてしまった次の相方。
そして、テレビや漫才を嫌い舞台でのコントに拘って時代から置いて行かれた師匠。
最後、眩い光を前に一人で立つタケちゃんマン姿のたけしの姿よ。頂点にたった
その景色から何が見えたんだろう。

山本さんのオールマイティな、癖があって粋で寂しそうな深見もよかったし、
林さんは特に序盤の無気力な北野青年がよかったな

 

 

10/14Mミュージカル『新テニスの王子様』The Third Stage

原作:許斐 剛『新テニスの王子様』(集英社「ジャンプSQ.」連載)

脚本/演出:上島雪夫
作詞:三ツ矢雄二
音楽:兼松 衆
振付:上島雪夫/井餘田 修

キャスト
越前リョーマ:今牧輝琉、不二周助:持田悠生、亜久津 仁 役:益永拓弥、
跡部景吾:高橋怜也、幸村精市:藤田浩太朗、真田弦一郎:吉田共朗、
柳 蓮二 役:梶田拓希、白石蔵ノ介:武本悠佑

平等院鳳凰:佐々木 崇、種ヶ島修二:秋沢健太朗、デューク渡邊:大久保圭介、
徳川カズヤ:小野健斗、入江奏多:泰江和明、君島育斗:星野勇太、
毛利寿三郎:丸山龍星

ユルゲン・バリーサヴィチ・ボルク:ザック・コバヤシ、Q・P:パース・ナクン、
ミハエル・ビスマルク:バーンズ勇気、エルマー・ジークフリート:チャーリー、
A・フランケンシュタイナー:JAY、手塚国光:山田健登

トリスタン・バルドー:鮎川太陽、ティモテ・モロー:ジェレミー・クロディス、
オジュワール・ドロン:才川コージ、プランス・ルドヴィック・シャルダール:DION、
エドガー・ドラクロワ:ロマ・トニオロ、ジョナタン・サン・ジョルジュ:胡凛ウィリアムズ

ラルフ・ラインハート:ルーク・ヨウスケ・クロフォード、
ドゥドゥ・オバンドゥー:ジョエル・ショウヘイ、キコ・バレンティン:乃本セイラ

テニミュボーイズ:大久保銀河 坂田大夢 内藤光佑 西岡諒佑


新テニミュの3公演目行ってきました。
国際戦だけでもプレカップのドイツ戦、フランス戦、リョーマが入ったアメリカも
出てきて、なんというか情報量が凄い!高校生と中学生のダブルスや、アニメで
見たことあるシーンもちょうどこのへんではあるんだけど、個々の試合はダイジェスト
みたいに流れて行って、印象に残ったのはパリコレくらいなんだよなあ。
あと鮎川くんの馬笑
原作がこれは面白いので、ミュージカルや舞台作品としての面白さがあまり感じられな
かったかもしれない…鮎川くんが馬やってたのは面白いんだけど、これはネタとしての
面白さだからなあ。
作品の良さをミュージカル、舞台として伝えるという点ではいまいちだったかも。
まあ2回目見たら変わるかもしれないけどね!

今回、海外のキャストの方も多くて、お名前とか見てもハーフなのかな?とか、外見は
外国の方だけど日本語上手いからこちら育ちかな?とか。
ドイツのボルク役の方はやや片言だったけど、歌いだしたら激ウマだったわ…

あと関係ないけど、幸村くんの方の声がとてもさちんに似ていた…!

「フィンチ家の奇妙な屋敷でおきたこと」

プレイ時間は5,6時間くらいだったどセールで650円だったから
だいぶお得。

変死や失踪などが続き一族最後の生き残りとなった少女エディスが
亡くなった母から渡された鍵を手に、6年前まで住んでいた生家へ
戻り、様々な仕掛けを解きながら残された思い出の品から兄弟や
祖父母、叔父叔母やいとこたちの死を追体験する。

なぜ彼らがこんなにも死ぬのかは最後まで明かされない。
呪いなのか、死を身近に感じすぎて自ら囚われて行ったのか。
事故死や殺人など本人の意思に関係なく死んでいった人間もいたんだ
けどね。
エディスもまたただ淡々とそれを受け止めて、改築に改築を重ねた
屋敷の中を進んでいく。
ホラーでもないし、謎を解くわけでもないからミステリーでもない
ADVかなあ。でもとっても雰囲気があって詩的なゲームだった。

ウォークスルー型の一人称視点だから序盤とても酔ったんだけど
(特にモリ―のバケモノ視点の時がキツかった…)、途中から
慣れたかな。

亡くなったキャラ一人一人の部屋の作りが細かくて、どういうものが
好きで、どういう生活してたかがみえてくる
あと、彼らの死をなぞる体験が色々面白い。面白いっていっていいか
わからないけど、表現が多彩。
アメコミ風だったり、幼児として風呂で溺れたり、自らブランコを
高く高く漕いで飛び出したり、右手で工場で鮭の頭部を切断しながら
左手でRPGしたり、いろいろ。
最後、エディスもまた息子を生んで若くして死に、その息子がまた
フィンチ家のある島の墓地に花を手向けてるシーンで終わる。
ゲーム自体はエディスの妊娠出産を思わせるシーンまでなんだけど
彼女は自分の家のルーツを息子に伝えたかったのかなー

鉱石ラジオスケジューラー10月

久しぶりのこのタイトル笑
今月結構予定を入れてしまったので整理の意味を込めて。

・新テニスの王子様
・浅草キッド
・46番目の密室

あとこれに幻想水滸伝2コンサート追加しようか迷ってますね…。幻水2の
オーケストラコンサートは以前にも行ったことがあるんだけど、今回は
福山潤のストーリーテラーがあるんですよね。
福山さんはラジオドラマ版でシリーズを通じたキーキャラクターである
ルックを演じてたんですが、MCではなくストーリーテラー役ってどういう
感じなんだろ?
それに新テニミュ。新テニミュはストーリーをほぼ舞台で追ってる感がある
ので、毎回楽しみです。無印とは違うリョーマや跡部が見られるのもいいね。
それに母と行く浅草キッド、ミステリーファンの友人と行く46番目の密室も
普段いかない舞台なので楽しみ。

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