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米澤穂信「黒牢城」

Xでおススメのミステリとして流れてきて、ほぼ何も考えずに図書館で
予約してしまった本作。勿論、作者の米澤穂信さんの本は何冊も読んで
て好きな作家だったので間違いはないだろうなと思ってたけど、まさかね。
こんな切り口のミステリだったとは。

一言で言うと籠城中の荒木村重が領内で起こった不可思議な事件を、自分が
土牢に捕らえた黒田官兵衛に語ってきかせ、黒田官兵衛が安楽椅子探偵よろ
しくその謎を解くという。
ぶっとび設定だよね。おもろー!ってなった。
織田信長に謀反を起こして籠城中の荒木村重が主人公ってだけでも面白いのに
(正直、荒木村重についても大河ドラマなどで多少見知ってるくらいで、
あまり詳しくなかった)、名軍師と名高い黒田官兵衛が探偵役だよ。
どっからでてくるのこの発想。
中編で構成されてて、物語の進行とともに、荒木村重や有岡城、摂津を取り巻く
情勢も変化していく。
個々の奇妙な事件もさることながら、なぜ囚われの黒田官兵衛が荒木村重の
持ちかけた問題の解決に協力するのか、それにより荒木村重の謀反はどう
なったのかなど歴史ものとしてもとても面白かった。
荒木村重の謀反が成功してないことと黒田官兵衛が助けられたことは知って
たけど、詳細思わず読了後にWIKIで調べちゃったよ。それくらい面白かった
そして私はずっと大河ドラマ「秀吉」の頃から竹中半兵衛派です笑

 

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