「百英雄伝Rising」
あの幻想水滸伝シリーズの生みの親とも言える村山氏や1・4のキャラデザを
手がけた河野氏ら当時のスタッフが制作される幻想水滸伝の精神的後継作品
「百英雄伝」。その前日譚として先行して発売されたのが本作です。
2D横スクロールの懐かしくシンプルなアクションRPGで、主人公3人の個性を
生かした戦闘、連携のしやすさが特徴になっています。
アクション下手な私でも、ボタン連打してれば戦闘はいける(笑)
素直で真っすぐなCJ、口が悪いようで結局人のいいガルー、金にがめつい
ながら誰より街の事を想っているイーシャの3人のキャラクターがとても
いい。
基本はお使いゲーながらそれによる町おこしとスタンプ集めのおかげで、
苦にならないのもよかった。
元々セールで買って600円くらいで27時間遊べたので、私的にはコスパも
良かったです。期待しすぎてなかったのもあるかな。
唯一、探索時にジャンプしてからのキャラ変更、そのキャラの固有アクション
みたいな操作をしないといけない箇所があって、それだけ難しくて私には
無理でしたw戦闘はなんとかなったけどね。
おかげで達成できなかったクエストが3つくらいあります。
クエストはスタンプカードが160個埋まるとブラックカードも終わって
しまうんだけど、クエスト自体はその後もあってそれはもうカードにカウント
されなくなってしまうの残念でした。人は自分が為した実績を可視化したい
ものなのですよ…
村山さんは幻想水滸伝3の頃にコナミをやめてしまったようなので、コナミが
権利を持っているであろう幻想水滸伝の続編はもう作られないだろうなとは
思っていたものの、いつか彼の頭の中にあるあの世界の未来の話が聞けたら
いいなとは思っていました。
でも、「百英雄伝」の発売を待たず村山さんは亡くなられてしまい、その
機会は失われてしまいました。
真の紋章は、坊ちゃんのソウルイーターの行く末は、ヒクサクやハルモニア
神聖国のお話はもう誰も知らないんだなあ。
主人公3人だけでなく顔グラのあるキャラは「百英雄伝」にも出てくるんだろうな
と思っています。最近発売したばかりの「百英雄伝」はフリーズなどシステム面で
問題が指摘されているので、少し様子を見てからやってみたいと思っています。
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