「死刑にいたる病」
阿部サダヲ怖すぎんか?
ずーっと話を聞いている警察官は、どんな気持ちなの?
娘におススメの本とか教えてもらって親しくなりかけてたの「やっべー」って
なんなかったん?
学生時代に通っていたカフェのオーナーが24人の学生を殺したシリアルキラーとして
逮捕された。その犯人から手紙で呼びされ、立件された事件のうち最後の一つ
だけは自分の犯行ではないからそれを調べてほしいと頼まれた主人公。
主体性のない母、抑圧してくる父、ランクの低い大学とその周辺、鬱屈とした
彼の中にしみ込んでいく大和の魅力・人たらしの恐ろしさ。
特に自己肯定感の低い親から抑圧を受けている子供たちに寄り添い、時間をかけて
信頼関係を築いて洗脳してコントロールしていくんですね。それ、主人公も同じ
なんだよね。あの善良そうな、人好きのする笑顔や態度。
途中獲物に迫るときにアップになる阿部サダヲの黒目がまた怖くて怖くて。
冒頭と終盤の拷問シーンも結構えぐいし、ラストの引き方もなー!
主人公の調査パートと面会室での会話がメインなんだけど、面会室のあのガラス越しの
やりとりの緊張感。相手の姿が仕切りにガラスに映り込み、自分自身と重なる演出も
たまらんよ。
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