その他観劇

レミゼラブル 10/10 S

ジャン・バルジャン:今井清隆 ジャベール:岡幸二郎
エポニーヌ:坂本真綾 ファンテーヌ:今井麻緒子
コゼット:菊地美香 マリウス:山崎育三郎
テナルディエ:駒田一 テナルディエの妻:田中利花
アンジョルラス:原田優一
グランテール:松村曜生 クールフェラック:清水裕明
ジョリ:中本吉成 コンブフェール:近藤大介
フイイ:石井一彰 レーグル:港 幸樹 バベ:丹宗立峰
ブリジョン:佐嶋宣美 プルベール:野島直人
モンパルナス:田中裕悟 クラクスー:五大輝一
買入れ屋:荒井小夜子 マテロット:折井理子
ファクトリーガール:浅野実奈子 ジベロット:歌納有里
マダム:児玉奈々子 少年1:穂積由香 少年2:里 奈
かつら屋:亜久里夏代

今期初レミゼです。今回アンサンブルさんの名前も書いてみました。

今回最大のお目当ては真綾エポ。エポニーヌって性格設定の
せいかわりとバズーカ歌いする人が多い気がするけど、真綾
エポは透明感ある綺麗な声質をそのまま響かせる歌い方。
繊細とも言うのかな。キャラクター自体も上品めかも。
だから「オン マイ オウン」よりも「恵みの雨」のがハマる!
瀕死の歌声というか声の芝居はさすが声優さんだね。
これ、コゼットのような愛の喜びを歌う歌も聞いてみたい…!
「プリュメ街」やラストのファンテーヌとのデュエット部分など
ハーモニーを聞かせるのも上手いです。7月に七夕ソニックで
真綾さんのデュエットを聞いた時も、あ、コーラス系に合う声質
なんだなと思いましたもん。豪華なコーラスだけどね!
菊池コゼットは外見も歌声も可愛らしい守ってあげたい雰囲気
なんだけど、芝居としては「芯の強いコゼット」をかなり出して
きてるなぁ。相手にグイグイ食い込むように歌ってくる感じ。
山崎マリウスは自分のイメージするマリウス像にかなり近いです。
故に「~なマリウス」って表現できないところが逆にもどかしいの
ですが(笑)。

前の日記で「ジェリクルキャッツを見分けられたんだから、革命学生
たちも見分けられるようになるはず!」と息巻いたのはいいものの、
そう私は気づいていなかったのです。見分け方を書いてくださっている
missysさんのとこで予習していったつもりだったのですが・・・。
奴ら予想以上に似たような色の服ばっか着やがってるのです。
更にジャケット脱いだりされるともうわかりませんのです。

インナー見せたいなら脱がずにジャケットプレイにとどめといて
そんな中、眼鏡で見分けのつく近藤コンブフェールのありがたみよ。
眼鏡ってだけで勝手に頭脳派キャラのイメージになってます。
というわけで今回のResult:グランテール、コンブフェール、クール
フェルラックはOK。モンパルナスは劇中で名前を呼ばれるので
それ以降ならならなんとか。
アンジョルラスとマリウス含めても半分も見分けられてないよね・・・。
次の目標はフイイとプルベールあたりかな・・・!
グランテールとガヴローシュは本当に悪友同士みたいで可愛い!

そういえばこの日は岡さんの誕生日だったらしく、カテコでバルジャン
達に前に押し出された岡さんに、客席から「ハッピーバースデー」の
歌が。最初なんか「民衆の歌」と勘違いしてて、どうしてジャべールに
「民衆の歌」を?と不思議に思ってました(笑)。

やっぱりレミゼいいな~っ!次はもう来月なんだけども、あーもう
早くも見たいー!

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「逆転裁判2~蘇る真実、再び」

以前「逆転裁判オーケストラ」でこの宝塚による舞台化の話を
聞いた時は、鼻からソーメン出そうになったッス!(イトノコ風)
たぶんゲームから入ってる人にはやれフェニックスだの
エッジワースだのじゃわからないと思うのでオリジナルの名前を
併記してキャスト書きました。あと、以下のレポも申し訳ないん
ですが、ゲーム名で書いてます。

フェニックス・ライト(成歩堂 龍一):蘭寿 とむ
ルーチェ・アレイア:純矢 ちとせ
マイルズ・エッジワース(御剣 怜侍):悠未 ひろ
ロッタ・ハート(大沢木ナツミ):美風 舞良
裁判長:風莉 じん
ディック・ガムシュー(糸鋸 圭介):春風 弥里
フランジスカ・ヴォン・カルマ(狩魔 冥):藤咲 えり
マヤ・フェイ(綾里 真宵):すみれ乃 麗

人生2度目の宝塚観劇は、ゲームの舞台化…!
一応2作目ってことで前作の続きにはなっているようなんですが、
前を見てなくても話はなんとなくわかるようになってます。まぁ私が
ゲーム版をクリアしてるからかもしれないですが。
OPの回想シーンや冒頭のナルホドくんの歌から予想される前作の
お話は・・・

・ナルホドくん、ミツルギ、レオナ(舞台オリジナルキャラ)は小学校の
同級生で、恋人レオナにかかった殺人の容疑をナルホドくんが見事
晴らす。が、理由わからないけどレオナ死亡。
・傷心のナルホドくんは弁護士をやめようかと悩んでいる。
・とにかくレオナ。

こんな感じかと予想されます。

【第一幕】
今回の物語は、そんなナルホドくんのところに「母を助けてほしい」と
ルーチェという女性が訪ねてきたところから始まります。
彼女の母とはナルホドくんの小学校時代の担任。アレですよ、あの
悪名高い「学級裁判」を開いた張本人ですよ!舞台をアメリカに
移してもまさかの給食費紛失でびっくりだ(笑)。
今でも教師を続けるかつての担任はさすがにナルホドに顔向けでき
ないと思っていたものの、ナルホドは「あなたは弁護士を目指す
きっかけをくれた恩師です」と、見事証拠写真の矛盾から彼女の
無罪を立証し、和解する。
しかし、代わって容疑者となったのは依頼人ルーチェの恋人である
ローランドだった…。

BGMはゲーム音楽が結構使われていて、嫌がおうにもテンションが
上がる!ところどころ、ゲームならではのネタが散りばめられてる
のもゲームファンとしては楽しいなあ。
あとこれ何人がわかってくれるかわからないですが、開廷前の
OP映像が「あぶない刑事」OP風でした。なんて言うの、建物内を
カメラがグイグイ進んでいってナルホドくんはマヨイやミツルギと
ぶつかるその都度ストップしてキャストと役名が出るの…。うーん
同年代以上のわかる人にだけわかる説明ですまない!
法廷内でナルホドが「ぐうう」とテーブルに突っ伏す姿、ミツルギの
キザな一礼、メイの鞭さばきと頬杖ついて「チッチッ」と指を振る
仕草まで全部忠実に再現してるのが素晴らしいです。あと、証拠品が
提出された時の音が、ゲーム内で証拠品画面捲る時の音と同じ
だったりね。
しかしなんといってもナルホドくんの「異議あり!!」指さし!
そのままとか忠実とか超えて、もはや麗しいよ!
漫画やアニメの舞台化はやっぱり元キャラの再現率が大事だと
思うの。宝塚、すごいな…!
イトノコ刑事はやっぱりアメリカでもソーメン食べてることが彼の
ソロ曲から判明しました。そしてやっぱりメイに「来月の給料査定を
楽しみにしていることね」と言われてました(笑)。


蘭寿ナルホドくんはとても誠実で一生懸命で、ゲームよりもやや2枚目
寄りの好青年キャラ。これは悠未ミツルギにも言えることだけど、
スーツを綺麗に着てるよねえ!なんというかそのへんの優雅さは
さすが宝塚って感じ。髪型もちゃんと忠実で金髪だけど後頭部が風に
靡く形で固められてます。
あと藤咲メイすみれ乃マヨイちゃんが可愛かった!メイちゃんの
ミニスカ+黒タイツ+ハイヒールは無敵だな!ブラウスの襟元のフリル+
パフスリーブで膨らみ見せて下半身がタイトなのがいいよねえ。
そして実はマヨイちゃんのあの衣装はかなりハードル高いと思うんだ
よね。あの丈とか女の子泣かせだと思うんだけど、ちゃんと可愛いって
どういうことだ!

【第二幕】
恋人ローランドが逮捕され失意のルーチェは、ナルホドのような弁護士に
なるという夢も捨ててしまう。一方、マヨイがローランドの手下に誘拐される。
彼らの要求はローランドの無罪。ナルホドが偽りの無罪を立証しなければ、
マヨイの身に危険が迫るというのだ。
悩むナルホドに、ミツルギは「今自分にしかできないことをしろ」と諭す。
そして翌日、ナルホドは法廷に立った…。

後半は「逆転裁判2」最終話が元になっています。マヨイを助けるために
犯罪者の無実を立証するか、法の正義を取りマヨイを見捨てるか。
ちなみに前者を取ると、ゲームではさらに冤罪で本当に無実の人がその
罪をかぶってしまうので、もっと鬼畜な選択だったり。
でもここはゲーム設定のが好きだったなぁー。
マヨイちゃんが「自分のことはいいから真実を!」と健気に訴えて、
ナルホドと事情を知ったミツルギがマヨイ救出のために法廷で対峙して
るのに共闘して判決までの時間を引き延ばすのが好きだったんだけどなー!

2幕で歌うミツルギのソロのバックにゲームBGMのメロディが使われて
ました。あと、ナルホドくんが客席通路で歌う「フェニックス・ラーイト!」と
合いの手が入る歌も(笑)。
1幕でもそうでしたが、検事VS弁護士の「異議あり!」の応酬は迫力!
個人的に嬉しかったのはゲームラストのミツルギがメイにムチを渡す
シーンを入れてくれたこと。あそこで泣きじゃくるメイが可愛いんだよお!

ただ一つ悔やまれるのは、オバチャンがいなかったことです。
あのカタカタカタカタ言わせながらの早口が聞きたかった~!

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5/30音楽舞踏会「黒執事~その執事、友好」

セバスチャン・ミカエリス:松下 優也 
シエル・ファントムハイヴ:阪本 奨悟
バルド:小山剛志 フィニ:南 翔太 メイリン:猪狩敦子 
グレル・サトクリフ:植原卓也 劉:龍 弥 葬儀屋:和泉宗兵
アバーライン:伊勢直弘 ユウキ:青柳塁斗 キリト:宮下雄也
カイ:押野大地

原作未読、アニメのみ視聴なこんにちわ、ボクです。ってなわけで
感想いきます。

黒執事を舞台化するにあたって、自分的外せなかったポイント。
「あくまで、執事ですから」「ファントムファイヴ家の執事たるもの、
この程度のことができなくてどうします?」「御意、御主人様(イエス、
マイロード)」
の3点盛り。
・セバスチャンによるシルバー投げ戦闘。
・シエルが眼帯外して、「契約により命ずる云々」でセバスチャン
本領発揮。

続きを読む "5/30音楽舞踏会「黒執事~その執事、友好」"

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マドモアゼル・モーツァルト 12/20M

今年最後の観劇になるのかな?
音楽座ミュージカル「マドモアゼル・モーツァルト」を観て
きました。

モーツァルト:髙野 菜々 サリエリ:広田 勇二
コンスタンツェ:安彦 佳津美 シカネーダー:吉田 朋弘
カテリーナ:秋本 みな子 フランツ:山崎 義也
ケルビーノ:井田安寿/大川麻里江 スザンナ:宮崎 祥子
フィガロ:渡辺修也 ドン・ジョンヴァンニ:安中淳也
騎士長の石像:佐藤伸行 ツェルリーナ:富永友紀/河村真希
レポレッロ:徳原宇泰 グリエルモ:萩原弘雄
フェランド:山口博之 フィオルデリージ:松田千穂/堀川亜矢
ドラベッラ:野田久美子 夜の女王:野口綾乃
タミーノ:兼崎ひろみ パパゲーナ:片山千穂
ダーメ:伊沢絵里子 レオポルト:新木啓介
アンナ浜崎真美 ナンネル:清田和美
コンスタンツェの母:新木りえ/堀川亜矢 ダ・ポンテ:藤田将範


元四季さんのお名前もチラホラ。ダブルキャストの方はこの日の
キャストが確かロビーに掲示されていたのですがチェックを忘れて
しまったので、両方とも載せておきます。

お話は「沖田総司はBカップ」みたいな感じです。嘘です
いえ、でも大体合ってる!あのモーツァルトは実は女だった…!
末娘エリーゼの音楽の非凡な才能に気づいたレオポルト。女が
作曲家にはなれないこの時代、彼女を男の作曲家として育てる。
ライバルの宮廷作曲家サリエリに怪しまれたり、下宿の女主人に
目をつけられて娘コンスタンツェと結婚する羽目になったりと
大騒動しながら、モーツァルトは作曲活動を続けていくが・・・。

モーツァルトら人間の他に、14人の精霊が出てきます。彼らは
それぞれモーツァルトが手がけたオペラの登場人物達で、フィガロ
や夜の女王やドン・ジョバンニとして作中の劇に役者として登場
したり、舞台装置の移動、コーラスやバックダンサー等も担当します。
作曲するモーツァルトと戯れる姿は「モーツァルト!」のアマデを
思い出しました。アマデといいこの精霊たちといい、使い方上手い
ですな。
物語はモーツァルトの死から始まりますが、彼を精霊たちが取り
囲み、幼少時代のエリーゼが出てきて過去に飛ぶ演出は結構
好きです。

実は最初、このモーツァルトが女という設定を聞いて、サリエリ
「お、俺は何を考えてるんだ、あいつは男だぞ!いや、だが…!」
みたいなラブラブコメコメしてる話かと思ってました。
実際、落ちてくるモーツァルトをお姫様抱っこで受け止めたり、その
後しばらく見惚れてたりで、「おおこれはお約束展開」とか思って
たんだけど…その後サリエリは音楽家としてのモーツァルトにしか
興味がないようで。
2幕で女性の姿に戻ったモーツァルト(=エリーゼ)には一目ぼれ
してたけど、男と女両方のモーツァルトに惚れてないと、やっぱり
「モーツァルトを愛している」ってことにはならない気がするんです
よね。そこいくと、サリエリはやっぱり音楽家としてのモーツァルトに
惹かれていたのかな、と。ただ途中から彼はモーツァルトの正体に
気づいてもいたみたいだし、でも彼が最後に見たモーツァルトの
幻はエリーゼの姿…うーん、もう1回くらい見ないとこのへんの
解釈は難しいのかな。

女に惚れて結婚する羽目になったコンスタンツェは本当に素直で
優しい子なので、モーツァルトが女性に戻った後は親友のような
存在に。モーツァルトの死の最後に傍にいるのが彼女なんですが…。

今までモーツァルトを扱ったミュージカルを3作品ほど観ましたが
(これ・「モーツァルト!」・「花の紅天狗」の劇中劇)、どれも
モーツァルトにとっては「音楽>人間関係」って感じ。お前は月森蓮か…。
2幕最初で、父の死をきっかけに女の姿に戻ったモーツァルト
だけど、その後作曲家として活動するときは男の姿になってるので
結局は、男女のしがらみに捕らわれず音楽家としての命を全うして
死ぬってことが、彼の辿り着いた結論なのかな。
途中までは「モーツァルト」が史実通りに死ぬことで、カトリックの
コンスタンツェも愛人フランツと再婚、サリエリも女性としての生を
生きるエリーゼと結ばれ、みんなハッピーエンド!を予想してました。
そんなに関わりの深くなかったシカネーダーに抱えられて一人死ぬ
モーツァルトの姿、ちょっと寂しかったなぁ。本人的には「魔笛」が
成功して、幸せのうちに息絶えのかもしれないけど。
コンスタンツェが最後に「きっといつか辿りつけるわあなたの愛に」
って歌ってたけど、友愛、音楽への愛、ライバルへの敬愛を得て、
エリーゼとしての愛は掴んだのかな。

役者さんの話ですと、主役の高木モーツァルト可愛かったです!
お若いから少女時代も全然違和感ないっていうか凄い可愛い。
歌もお上手ですし。しかしモーツァルトは本当に音楽に関して天才
ってだけであとは子どものまま大人になっちゃったみたいな人だから
天然っぷりを演じるのは難しいでしょうね。
秋本カテリーナはサリエリの恋人で歌手の役なので、オペラ風に
歌うところが多かったのですが、さすがの歌いっぷり。難しそうな
歌い回しもあった(カルロッタのイルムートみたいな)のに、素晴らしい
安定感!1幕ではサリエリに言われてモーツァルトを誘惑しようと
するのに、2幕でサリエリがエリーゼに夢中になっちゃうのを見て
一人去っていくのがなんかかわいそうだったなー…。
山崎フランツ…山崎さんは光枝さんのコンサートなどでは見たこと
あるのですが、四季時代にはお会いできなかったのでお芝居を
見るのは初めて。日本人には似合いにくいあの髪形やフリルの
衣裳も着こなしていて、バッチリお目目ですな!うらやましい!
新木レオポルト
は朗々とした歌声が素敵。前回見た音楽座の
公演ではあまりソロとかなかったので、今回結構出番が多くて、
嬉しかったです。死後に息子の前に幻として現れる父役
定評のある新木さんです。

このミュージカル、音楽を小室哲哉が担当しています。クラシカルな
モーツァルトミュージックの中に突然trfあたりが歌いそうなTKの
サウンドが介入してくるので、リアルに小室世代だった私は
なんか「キタキタ、懐かしい曲調~」とニヤニヤしてしまいました。
例の逮捕の一件で、このミュージカルの上演も危ぶまれたと聞き
ましたが、ほんと作品や音楽には何の罪もないってこと、どうして
わかんないのかなー。

モーツァルト
髙野 菜々 (新人

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「死の泉」12/13S

マルガレーテ:三上 俊 クラウス・ヴェッセルマン:山本芳樹
青年フランツ:高根研一 少年フランツ:奥田努
青年エーリヒ:小野健太郎 少年エーリヒ:深山洋貴
モニカ:青木隆俊 ギュンター:船戸慎士 ミヒャエル:関戸博一



皆川博子の原作が大好きだったので、観劇に備えて再読しようと
思っていたのですが、当日までに読了しなかった…げふん。
とにかく文庫本で650Pほどもある大作で、かつ第二次世界大戦
最中のレーベンスボルン<生命の泉>という特殊な世界が舞台
なので、とにかく情報量が多いんですよ。
これを3時間程の舞台にまとめあげるのは相当厳しいでしょうね…。
実際、観劇の手引きということで関連用語集のチラシが配られ
ましたが、自分は一応原作知った上で行って正解だったなーと。

今回はマルガレーテ、クラウス、フランツ、エーリヒの家族関係に
焦点があてられてるように感じました。舞台版ではカットされて
ましたが原作ではラストにもう1回どんでん返しがあって(まぁ
あれを舞台でやるのは無理ですが)、クラウスの異常性が特に
際立って描かれてますが、舞台ではエーリヒの声に異様に執着
するってくらいで、あとはまぁ普通の人だったから余計に。
あの原作ラストはほんと鳥肌立つくらいぞっとした…!
クラウスがエーリヒをカストールしたって話、舞台版でも出てきた
かなー。あとミヒャエルもフランツの嘘じゃなく、本当に野犬か
何かにやられた気がしてたけども。原作要確認ですな。
あと顕微鏡や「帝国の男は」って昔のクラウスとの思い出を
強調してたのもそうかな。原作では見にくい小男なのですが
クラウス役の役者さんがなかなかかっこ良かったのもあるかも。

フランツはと言えば、私は原作のマルガレーテとの関係…
母子であり姉弟でもありながら10歳の少年に「私を、攫って」と
心の中で願ってしまうような恋人同士にも見えるあの不思議な
関係が好きだったので、最後のシーンがちょっとだけ物足りない。
あの「くちびるは、からだの持つ小さな傷口。二つの傷口を
あわせると、一つの血がかよう。流れる血は川をつくる。
その川の名を“期待”という
」って詩?はせっかく舞台冒頭で
出したんだから、ラストでも上手く使ってほしかったかなー。
小説では直接的には書いてなかったけど、二人がキスしたんだ
と思われるのがなんか素敵だったんで。
扉開けたら爆風が飛び込んでその中でひしと抱き合うのも
映像的には綺麗だったけどね。

お芝居的にはマルガレーテの三上さんの女性的な佇まいが
上手いなぁと。逆に少年フランツの奥田さんは、声を張り上げる
芝居ばっかりだったのがちょっと苦手でした…。半ズボンで
10歳の少年役を成人男性にやらせるのは難しいね。

ところでスタジオライフさんの次回作は「フルーツバスケット」らしい。
フ、フルバだよねあの!どんだけチャレンジャーなんだ…!

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12/12 劇団キリン食堂「魔王と歌姫」

盗賊 龍虎:新井剣史 歌姫:中島愛 魔王:田口弘
剣豪 月影:阿部朋矢 舞彦:戸田信太郎
ドルジ:松木威人 雪之丞:中島俊介 楓:末崎千絵

劇団キリン食堂さんのアクションオペラ「魔王と歌姫」を
見に新宿SPACE7に行ってきました。
劇団キリン食堂さんの舞台は今回が初だったんですが、
そもそも私にお誘いがあったのは、劇団新感線好きなら
好きな芝居かもってのと、まめぐちゃんこと中島愛(めぐみ)
ちゃんが歌姫役で出るって話があったからです。
中島愛ちゃんは私が春から秋にかけて熱心に見てた
「マクロスフロンティア」というアニメで約5000通の応募の中
からW歌姫の一人ランカ役に選ばれた声優兼歌手さん。
まだ19歳です。

お話としては、時代劇風の世界観で魔王にさらわれた歌姫を
盗賊の龍虎、剣豪月影、龍虎の弟分ドルジ、歌姫の下男の
舞彦が救いにいくというもの。
アクションオペラと銘打ってるだけあって、忍者や妖(あやかし)
との殺陣や、歌姫を中心にクラシック曲に歌詞をつけた歌も
満載でした。歌った曲は「木星」や「威風堂々」などメジャーな
ものが多く、魔王と歌姫がシューベルトの「魔王」を歌った時は
「魔王が魔王を歌った!」と自分の中で一人フィーバー。
てっきりラストは月影と歌姫がくっつくのかと思いきや、歌姫の
下男・舞彦がまさかのフューチャー。死んだと思われた歌姫も
舞彦の歌と笛で蘇り、二人手を取って「愛がすべて~♪」的な
歌をデュエットしながら、村人ダンサーズが踊りまくるシーンは
まごうことなきミュージカル舞台でした。
っていうか、「文系ですから」と非戦闘系気弱キャラだった舞彦が
歌うとえっらく上手く男前なのには驚きました(笑)。
そして龍虎がラスト、宝を盗んだのは歌姫の心を盗んだ舞彦
みたいなことを言い出した時は、私の心の中の銭形のとっつぁんが
騒ぎ出した…!


初めて見る劇団だったので役者さんばっかりだったのですが
芝居的には終始安定感のある龍虎役新井さん、純粋な村娘から
妖になってしまった楓役の末崎さんが上手だなぁと思いました。
私、声フェチなところがあるので、末崎さんみたいに噛まずに
綺麗に声が通る人好きです。
歌姫役の中島愛ちゃんはほんと…もう、観終わった後に私たちは
しきりに「まめぐちゃん、どんだけ可愛いんだ」と言い続けてた
くらい可愛かったです!
赤い段フリルのドレスの上に薄桃と薄蒼の着物を羽織る衣装も
よく似合ってたし、声優経験・歌手経験も活かしてセリフも歌も
聞きとりやすかった。
歌は、正直に言えばめちゃくちゃ上手いって感じではないです。
でもやや低めの甘い独特の声質が癖になるというか、その声質と
合う曲だと私はかなり好みです…キラッ☆

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「RENT」 11/29

マーク:森山未來 ロジャー:Ryohei コリンズ:米倉利紀
ミミ:DEM エンジェル:辛源 モーリーン:Mizrock
ジョアンヌ:Shiho ベニー:白川侑二朗
安崎求 Eliana Junear 彼方キリト 中村桃花 戸室政勝
高良舞子 YOKO 田村雄一

映画から始まり、来日公演を経て、初めて「日本語」でRENTを
観てきました。チケットを取るとき、実はちょっと迷いはしたんです。
映画版がもう本当に凄い衝撃を受ける大好きだったので。なんと
いうか「微妙な人が誰一人としていない」という衝撃なんですが(笑)。
つまり、みんな上手いみんな凄い、すげー!っていう。
でも、食わず嫌いしないで日本版の公演も見てほんと良かった!
やっぱRENT大好きだ!

セットはマーク達の住居のある元工場の外壁を背景に、下手に
バンド。中央に4畳ぶんくらいのマーク達の部屋のセット。

森山マーク
まず…森山未來くんが凄い歌っててびっくりした!ダンスが得意
なのは知ってたから、妙に踊りまくるマークには驚かなかったけど。
歌手の上手さとは違うけど、役として歌う上手さで、周りのシンガーに
全然引けをとってなかったです。
「RENT」や「WHTA YOU OWN」でのロジャーのRyoheiさんとの
ハーモニーも相性良かったし。
こんだけ歌えるならもっとミュージカル出てほしいなぁ。
コリンズの米倉さんやエンジェルの辛源さんが身長高い(+エンジェル
ヒール靴)ので、間に挟まれた時に小柄に見えて、みんなの弟分
みたいなマークで可愛かったです。

RyoheiロジャーDEMミミ
今回のキャスト陣は海外出身者も多いのですが、Ryoheiさんは
京都出身だから日本の方だよね?時々日本語が若干あれ?と
なったので、途中まで今日のロジャーはKさんと思いこんでたの
ですが。
やや掠れた歌声でちょっとストイックな感じのロジャー。
ミミはわりと健康的で死にそう!って感じではなかったけど、
やっぱり可愛いですね~!
DEMミミで一番好きな歌は、えっと曲名は「Another Day」になる
のかな?引き籠りロジャーを外へ連れ出そうとするときの歌が
一番好きです。

米倉コリンズ辛源エンジェル
どっしりした低音だったオリジナルのジェシー・L・マーティンと
比べると、やや高めの甘い歌声の米倉コリンズです。
他よりちょっと年上に見えるので包容力もあっていいですな!
そういえば、SOLの男性ソロってコリンズじゃないんですよね。
やっぱりコリンズとエンジェルの二人は素敵カップルだ!
二幕最初のSOLでは歌い終わったあと、まずエンジェルが一人
先行してはけるんだよね。それから他の人たちもパラパラと。
このへん、エンジェルの死を予感させて悲しい。エンジェルの死
そのものは、みんながエンジェルの思い出を語るなかで背景の
住居外壁についた階段を一人静かに上り、その先にあるドアの
光に消えていく演出です。泣ける…。
最後にみんなで「フィナーレ」歌ってる時にエンジェルもきて
コリンズと幸せそうに寄りそうあたりでまた涙腺が…!

Mizrockモーリーン
Shihoジョアンヌ

ジョアンヌは雰囲気は似合ってたのですが、歌い方に癖があって
好みが分かれそうな気がします。固物なジョアンヌなのでもっと
ストレートな歌い方でいいような気もします。
SOLのソロもちょっときつそうだったかな。
Mizeockモーリーンのパフォーマンスはかなりはっちゃけてました(笑)。
私たちも牛の鳴き真似させられましたし(笑)。ここが日本人たる
ところかもしれませんが、イディナ・メンゼルが奔放な大人の女性
なら、こちらは子供のような負けん気の強さを持つモーリーンかな。

全体的にシンガー中心、歌えるメンバーを集めてきたんだなという
感じ。このためにオーディションしたためか、知らない役者も多くて、
また若いキャストばっかりなので、映画や来日公演でも見たのに
とても新鮮。演出も違ったし、何より日本語だったってのもあるかな。
私は「RENT」はやっぱりジョナサン・ラーソンの曲が大好きなので
シンガー中心で構成されたメンバーには満足ですが、もしかしたら
「RENT」のドラマ、…貧困や病気に苦しみながらも夢を追い生きる
道を探す苦悩などを見たい!というと、ちょっと物足りないかもです。
やっぱりシンガーさんたちなので。でも私はそれでも十分見て楽しめ
ましたけど!
もう1回くらいは見たいけど、シアタークリエのチケットの高さに
絶望した!

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「エリザベート」11/16M

あのー、初見のくせに途中で若干沈没したこの身で感想
なんて書いて良いのでしょーか(笑)。
ちなみに記憶がないのは2幕のエリザベートが病院へ慰問に
行くあたりからで、気づくと青年ルドルフが革命家達とカフェに
いました!
小さくて可愛かったルドルフ、いずこーっ!!(動揺)
ただでさえ1回見ただけじゃ理解難しそうなのに、0.8回分
くらいしか見られなかったので、普通に見てればわかることも
わかってないで書いてると思いますが。
ざっくりした感想だけ。

エリザベート:涼風真世 トート:山口祐一郎
フランツ・ヨーゼフ:石川禅 ルイジ・ルキーニ:高嶋政弘
ルドルフ:伊礼彼方 マックス:村井国夫 ゾフィー:初風諄 
ルドヴィカ:春風ひとみ マダム・ヴォルフ:伊藤弘美

涼風エリザ
なにぶん他のエリザを見てないので、涼風エリザが…とは
言えないんですが、自分は自分のものってことにこだわり
続けた人だったのかなぁと。最後にトートと行くことを自然に
受け入れたのも…あー!だめだ!やっぱも1回見よ!
涼風さん自身としては声が結構低いけど(緋村剣心だしね)
年を重ねていくにつれ威厳が出てきてさすが。
フランツが何でもシシィの言う通りにするから、と誓った時に
現れた白いドレス姿、ほんっと綺麗だったなぁ。カテコで
山口トートと2人で出てきた時もこのドレスだったと思うんだ
けど、トートが全身黒だから白と黒の対比がまた良くてね。
この役は美貌の皇后の物語だし当然ドレスもたくさん着るしで
やっぱり着こなせる人じゃないとだね。
でも卵とオレンジだけの生活は辛い・・・!

山口トート
今まで見た彼の役の中で一番似合ってるような気がしました。
歌声が…ときどき吐息に!吐息でネットに!
シシィをあの囁くような声で黄泉の世界に誘うのがゾクゾクする
感じで、シシィじゃなくてもふらっときちゃいますね。
張り上げる時の歌声より全然好きです。
そしてなんという手慣れたマントさばき(笑)。
身長があるので涼風シシィをすっぽり包んでしまえるのも
かっこいいなぁ。
でも初登場の時のシシィは「シシィこの時まだ○歳」みたいな
少女時代なので、絶対ロ…げほげほ。と言われてるはずだ!
…トートダンサーとかに陰で。
でも、少女を見染めてその成長を見守っていく大人の男性って
定番ではあるよね。

高嶋ルキーニ
タイトルロールとなる人間の死に深く関わった人物の回想という
形で始まるのは、モーツァルト!等と少し似てますね。狂言回し
役がそれを担うのはエビータのチェともかぶるかも。
ルキーニという存在についてなのか、高嶋ルキーニについて
なのか自分の中でまだちょっとはっきりしないんだけど、なんか
しっくりこない…。立ち位置とキャラクターが。

石川フランツ
優しくて善良そうな石川フランツ。平和な時代ならシシィを失う
くらいなら望むものは何でもあげようと誓った1幕最後や、夜の
ボートの歌なんかは切なくなりますね。

伊礼ルドルフ
私、皇太子ルドルフってずっとサラエボ事件で死んだ人かと
思ってました…。オーストリア皇太子が暗殺された事件だって
程度しか知らなかったので。実際は暗殺されたのはルドルフの
従兄弟にあたるのかな?
伊礼さん初めての方です。顔立ち見てもしかしてと思ったんですが
ハーフの方なんですね。
「闇が広がる」の山口トートとのハモリとか声質あってて良かったです。
でもルドルフって結構踊るんだねー!踊るっていうか動くっていうか。

曲としては「私だけに」「闇が広がる」なんかが好きですね。
でもやっぱこれもう1回は見ないとだめだ!中盤の記憶が抜けてる
ので、シシィの行動がまだ繋がらないというか。
今度は武田トートで見てみたいなぁ!

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ミス・サイゴン 7/27S

レミゼと並んで有名だけどずっと見たこと無かったミュージカル
「ミス・サイゴン」。とりあえずヘリコプター、「いのちをあげよう」
「ブイ・ドイ」…私が予備知識として知ってるのはこの3つくらいだっぜ!

エンジニア:市村正親 キム:新妻聖子 クリス:原田優一
ジョン:岡幸二郎 エレン:鈴木ほのか トゥイ:神田恭兵
ジジ:池谷祐子


アンサンブルさんはすみませんが省略させていただきます。

初見にして市村エンジニア、新妻キム、岡ジョン、鈴木エレンという
限りなく自分の見たいキャストのチケットが取れました!

市村エンジニア
さすが芸達者というか、飄々としてて胡散臭くて、でもどこか憎めない
エンジニア。笑いの間などやはりいいなぁ。ところで、なんでこの役って
エンジニアって言うのかなぁ。別に技術者ってわけじゃないんだよね?
「アメリカン・ドリーム」ではダンサー引連れて歌って踊って、年齢を感じ
させないです。キャデラックと女の子ちゃん達がたくさん出てくるところは
CFYの「I Can't Be Bothered Now」を思い出しますね。
2幕で客引きをしてる時に、白スーツのオーナー?みたいな人と話してる
シーン、客席を指して「こんなにお客が入ってます!」「ばか、こちらは
イープラスとセゾンカードのお客様だろ!」ってやりとりしてたんですが
ここは当然アドリブですよね?通常はなんて言ってるんだろ。

新妻キム
とてもひたむきで、クリスもタムもどこまでもまっすぐに愛するキム。
2幕あたりからキムの死亡フラグが立っているのを感じて、まっすぐだから
こそ、クリスの心境の変化が彼女の心をポキリと折ってしまうんじゃないか
とは思っていたのですが・・・。必死すぎて痛々しいくらいでした。
歌も力強くてて一途でとても良かったです。

岡ジョン
単純にもう、凄くいいなと思いました!初めての「ブイ・ドイ」を岡ジョンで
聞けて良かった。
「明日への祈り」もそうですが男声重唱好きにはたまらないこの曲、男性
アンサンブルを背中に引き受けて先頭に立って力強く歌う姿に惚れぼれ。
身長がとても高いので、原田クリスと一緒のシーンは本当にお兄さんの
ようでした。

原田クリス&鈴木エレン
この2人だと鈴木エレンの方が姉さん女房のように見えるんですが、
鈴木さんはドナやってた鈴木さんですよね。ちょっとだけハスキー気味の
歌声はすごく有りだと思いました。マネマネとか聞いてみたい!…って
エレンの感想じゃないですね(笑)。エレンはキムの恋敵だけど相手の事も
思いやれる分大人で憎まれ役ではないですね。なんというかほのかさん
自身も笑顔とかチャーミングな方だなーと思います。ドナ見たい…。
原田クリスは…というかクリスという男性はちょっと展開はえーなって
思ってましたよ、ええ。出会って寝て恋して…イニシャルCですよ。峠の
最速伝説ですよ。

しかし、悲劇なんですよねほんとこの話。誰が悪いっていうわけでもなく
強いて言えば戦争の悲劇。キムは死んじゃうんだろうなとは途中から
思ってましたけど、本当にキムが自決してクリスが絶叫するところで
終わるとは…。救いは、タムの存在、なのかなぁ。

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7/6S「デュエット」

保坂知寿 石井一孝

元気な保坂さんを見られただけでも来た甲斐があった…ほろり。
おかえりなさい、保坂さん!
そしてなにげに初シアタークリエ。ロビーほそながい。

ストーリーはこんな感じ。
売れっ子作曲家ヴァーノン(石井一孝)とヒット曲が一曲しかない
作詞家ソニア(保坂知寿)が組むことに。自由なソニアに振り回され
てばかりのヴァーノンだったが、いつしかお互いに惹かれあう。
しかし、仕事のパートナーと恋人が同じであるということの葛藤、
さらにはソニアの昔の恋人レオンの存在が…。

まぁストーリーとしてはざっくりこんな感じなんですけど、アスペクツ
でも思いましたが毎度海外の恋愛模様にはついていけねえな…
と思わざるを得ない部分はあります(笑)。
私の性格の問題なのか日本人の感性の問題なのかはわかりません
が、なんか自由すぎんだよー特に女が!(大抵男サイドに感情移入
する私)。

セットは中央にかなり巨大なグランドピアノ(脚無し)。ピアノの蓋が
開くとそこが天井になりヴァーノンの部屋のセットになる仕組み。
鍵盤の上で踊ったり寝そべったりできます。
わかりにくいかもしれませんが、昔の女の子向けのおもちゃハウス
みたいなセットとでも言うのかな。リンゴが真ん中から左右に開いて
中がおうちになってるみたいな。
この巨大グランドピアノが回転盤の上に乗っていて、この回転で
場面転換します。
役名があるのはヴァーノンとソニアの2人だけなのですが、ボーイズ
ガールズと呼ばれるコーラスがそれぞれ男女3人ずついます。
彼らは一応ヴァーノンやソニアの心中にいるいろいろな自分、みたいな
存在で2人が歌う時にバックコーラスをやったり一緒に踊ったり、
レストランの店員になったりもします。

保坂ソニア
相変わらず細くて元気が良くて歌にはこぶしが効いていて!
キャラクターとしては天然なドナ+空気の読めないローズみたいな?
あれ、こう書くとなんかどうしようもない人みたいだね…(笑)。
明るくてエネルギッシュで情が濃くて、だからかつての恋人レオンが
病んでいくのを見過ごせないんだとは思う…けど!うーん正直私は
それを許せないヴァーノンに感情移入してしまいます…あと遅刻が
多いのも個人的に、ええ(笑)。
衣装がすっごくカラフルで可愛いです。ノースリーブやミニスカ+
スパッツのような服もあるのですが、露出や鮮やかな色彩に負けない
保坂さんのスタイルの良さには脱帽ですよほんと。

石井ヴァーノン
神経質でキザな自信家かと思ったら、恋に落ちたらなかなかお茶目。
レオンとやたら連絡を取り合うソニアにキレてしまうのも無理はない…
と思ってしまう私です。
歌も安定感あって素敵ですね。
今回は保坂さん目当てだったのでどうしてもソニアの方に目が行って
しまったのですが二人のデュエット(文字通り)のハーモニーも良かった
し、ソニアが好きなのにレオン絡みで心が疲れていってしまう芝居も
良かったです。

ほぼ2人舞台ですし、内容的には日本人には馴染みにくい話かとも
思うので、演じる役者次第で魅力的にもそうでなくもなってしまう
舞台かなとも思います。
個人的にお話がツボってわけでも、お持ち帰りソングがあるわけでも
ないのですが、石井さん保坂さんの歌はたくさんあるので、お二人の
歌や芝居目当ての方にはとってもオススメな舞台です。

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