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映画・DVD

「うみねこのなく頃に~Stage of the golden Witch~Episode4」

原作 竜騎士07
脚色・演出 伊藤マサミ(進戯団 夢命クラシックス)

右代宮戦人…川隅美慎 ベアトリーチェ…稲田ひかる 右代宮縁寿…香田メイ
右代宮真里亞…菖蒲千明 さくたろう…田中悠貴 天草十三…鷲尾修斗
右代宮蔵臼…塚本拓弥 右代宮夏妃…舞原鈴(進戯団 夢命クラシックス)右代宮朱志香…大滝紗緒里
右代宮絵羽…平湯樹里 右代宮秀吉…佐藤圭右 右代宮譲治…伊藤孝太郎
右代宮留弗夫…福地教光 右代宮霧江…矢澤梨央(進戯団 夢命クラシックス)
右代宮楼座…滑川恭子 
呂ノ上源次…船木まひと 紗音…MIO 嘉音…YAE
郷田俊朗…小磯一斉 熊沢チヨ…青田いずみ 南條輝正…加藤隆浩
右代宮金蔵…斎藤志郎 
ベルンカステル…田中万葉 ラムダデルタ…藤野あさひ
ワルギリア…仲谷明香 ロノウェ…加藤靖久

Butterfly
倭香 渡部加奈 打出菜摘 山城なつみ 竹道星来 工藤成珠
Atmosphere
林田寛之 橋本直也 小野流星 高寺雪緒 本宮光(進戯団 夢命クラシックス)吉田園子
・-UNtrueth-出演キャスト
Butterfly…山田せいら(進戯団 夢命クラシックス) Atmosphere…柴田茉莉
・-End me.-出演キャスト
エヴァ・ベアトリーチェ…柴田茉莉 ガァプ…山田せいら(進戯団 夢命クラシックス)

原作でいう出題編のラストEP4が前後編で一気に上演。チケットはすぐ完売になって
しまったようなのですが、私もこれまで無料、又はワンコイン配信で楽しませて
もらった身なので、今回は普通に配信を購入して視聴に挑みました。
何でもベアトの稲田さんは今回で卒業らしい。次のEP5は雛ベアトなんだっけ?
ここでキャスト変わるんだなあ。それは残念…。

前編はなんといっても縁寿よ。やっぱり右代宮兄妹最高なのよな。
縁寿役の子、声も低くてきゃぴきゃぴしすぎないクールな感じと、「お兄ちゃん…」な
時とのギャップがいいな。
煉獄の七姉妹の賑やかさと、さくたろうのかわいさも良し!
現実世界と魔法世界の表現もうまい。EP2から魔法表現が出てきて、どんどん魔法表現が
多くなるのに、色々工夫されてるなあと。
映し出された映像の縁寿と舞台上の縁寿が動く演出で、現実世界の彼女をそこから乖離
した魔法世界の縁寿が離れて見てる感じとか、縁寿がマモンを否定してマモンが消え去る
瞬間、ガラスが割れる音共に金色の花吹雪が舞って粉砕されちゃった表現とかね。
倒れ伏した七姉妹の傍らに立つ縁寿。縁寿のイマジナリーフレンドだけど、彼女の心に
共感し寄り添い続けた七姉妹の声。
「ママが憎い!ママを殺す魔法を教えて!」の真里亞の暴走と闇落ち演技すごすぎるし、
楼座の「さくたろうは死んでしまいました」やばすぎる…怖すぎる…

ベルンのキャストさんも声、田村ゆかりさんに似てるけど、ラムダが縁寿にベルンの嘘を
告げてるときの、しゃかしゃかずっと動いててうざい感じも、ゲームとかで動きが見えて
ない部分でこんな風に動いてんだろうな~って想像できるのもいいw
「戦人たちは六軒島から帰ってくるわ~」ってしゃかしゃか自転車漕ぐ動きしてんの
吹く笑

前編はここで終わり、挨拶の後にはけるとき、戦人が縁寿の思い出の髪留めを直して
あげるのいいな。
しっかしOPにもで出てきた、熱出した縁寿に次男一家が声をかけてるところ、今こう
してみると霧江さん実母なのにあんまり関心なさそうなんだよな…


後編のOPは「うみねこのなく頃に」なのかー。粋だねえ!
シエスタの銃撃は光る灯りと旗で表現してるんだね。
そして真里亞と楼座の地獄は続き、マリア役の子役ちゃんのキヒヒ笑いは冴えわたる。
譲治VSガァプ、朱志香VSロノウェは熱いな~やっぱり!
けど譲治のちょっと中二くさいの思い出したわw
紗音嘉音が鏡で別室からその様子を見てるの、あれ生で写してるのかな?
最後二人が入れ替わって殺されるの、壁だったり映像を映す紗幕の板に見えた
装置に切り込みが入ってて出入りできるようになってたのか。凄い工夫色々してるなぁ
映像と言えば赤き真実を帯状の布に投影するの、結構場所どりとか難しいよね。大変だ。


失意のベアトが戦人であることを否定しようとしてるのは、単に対戦をもうしたくない
から戦人の戦意を喪失させたかっただけなのかな。
6年前に戦人は死んだってのは、あの時の戦人はもういないって思いたかったという
気持もあるのかなあ。
ここでルドルフじゃなくて明日夢の子じゃないって言わせてるのが不自然なんだけどね。
縁寿に「お前が父さんと母さんを殺したんだ!お兄ちゃんを返せ!」って言われた絵羽、
絵羽こそ「お前の親が夫と息子を殺したのよ」って言いたかったよね。
言わなかったよね…
うーうーの魔法のところ、音楽の「生れてきてくれてありがとう」も良すぎて泣けて
しまうな…母娘にはそんな日も確かにあったのよな。
六軒島での七姉妹が霞の一派を殺せたのは、控えていた天草が遠方射撃してたってのが
真実なんだっけか。
原作の時からEP4での「さくたろうは既製品か手作りか」問題で、元は手作りでその後
アンチローザが製品化して既製品になったのではという愛のある解釈を見つけたのだ
けど、ベアトが赤で「そのぬいぐるみは特別なぬいぐるみ。楼座が娘の誕生日の
ために作った世界でたった一つの」と途中までしか言えなかったのは、やっぱり
既製品だったということでは?

縁寿の「帰ってきて、お兄ちゃん!」は原作でも大好きなシーンだから舞台でも
見られて良かった。泣いてまうやろ…。dir大好き…
私、ここで右代宮兄妹に感情移入しちゃったから、EP5以降戦人と戦人がアッチッチに
なるの、え、え、え、みたいになってたなあ原作のときw
ラストは戦人とベアトで赤青合戦。セリフ多くて大変だわ…でもすごい…
すごかった…

「着信アリ」

yotubeで過去のホラー映画を無料配信してくれるのめちゃくちゃ
ありがたいよね。余計な登録とかアプリとかDLしなくていいし。

今回期間限定配信の「着信アリ」は、携帯電話が大学生などの若い
層にも普及しはじめた頃のお話。当時タイトルだけは私も知ってたな。
自分の携帯電話に自分の番号から電話がかかってきて、そこには自分の
死ぬ瞬間の声が残されていた…という怪異に巻き込まれた女子大生が
主人公。柴咲コウ、かわいいよ。
いや、携帯が普及してきたこの時代に、秋元康こういう時代のムーヴを
生かしてコンテンツ作るの本当にうまいんだな…と。アイドルなんかも
彼が一つの形態を生み出したコンテンツだよねえ。

携帯電話は折り曲げてパカパカするやつだし、着メロを自分で設定
するから「この着メロ、私の携帯のじゃない」みたいな会話あるし
着メロの文化いつしか消えたよな。

このお話の怖いところは心霊に怪奇ビームや触手とかで殺されるんじゃ
なくて、エレベーターから落っこちたりフェンスぶち破って電車に
ぶつかったり、そういう物理的にちゃんと人が痛そうな目に遭って
命を落とすところだよね。
まあ最強に怖いの、あの心霊番組生放送中の友達だけどね…。

真相にはとある母娘が関わってくるんだけど、言われてみれば確かに
その真相と携帯電話って特に関係はないんだよね笑
ライブ感大事!

「仄暗い水の底から」

youtubeの期間限定無料配信より。

湿度MAXじっとりホラー映画です。
ある団地に引っ越してきた母娘がかつてその部屋に住み行方不明になった
少女による水に纏わる怪異に襲われるお話。

いやぁ、生活に密着した「水」の怪異って怖さもさることながら生理的な
嫌悪感みたいの凄いよね。飲み水とかさぁ。マンションや団地の屋上の
貯水槽って絶対怖いよね。
主人公で黒木瞳が演じる母親が、過去に精神病院に通っていたり現在も
離婚調停で親権を巡って神経質になっていたりと精神不安定な様子も
序盤から描かれているから、途中から怪異に襲われても「なんか疲れ
てるのかなー」みたいにあんまり相手にしてもらえなくて、ついに一度
引っ越そうとするんだけど、有能で親身になってくれる弁護士さんが
なまじついてくれたから、「この人と一緒に頑張ろう」みたいに引っ越しを
やめちゃったの悪手だったよなあ。そしてクライマックスの肝心のときに
弁護士は連絡繋がらないんだもんよ。
まあ親権を取るために娘の精神的な負荷になる環境変化を避けるためって
いうのもわかるんだけどさ。

あとこのお話で怪異の正体である女の子は、両親の不仲で寂しい思いは
しつつも、死因は事故死だし、行方不明後も引っ越さず同じ団地に
居続けた父親もいたし、恨みが原因じゃあきっとないんだよね。
ただただ、母を奪いたかっただけで。
主人公が娘のために自分の身を女の子に捧げるラストは切ないと言われて
いたけど、昨今の人間が不条理に対して抵抗するホラー映画ばっかり見て
きたから、やっぱり理不尽!って思ってしまう。
でも、結局父親に引き取られたであろう娘がそれなりに幸せそうな
高校生活を送っているのをみると、主人公目線ではろくな父親ではなかった
父も、実際はそんな悪い人でもないんだろうな。
最後、ちゃんと娘が母を思い出せたのはよかったよ

「うみねこのなく頃に~Stage of the golden Witch3」

右代宮戦人… 川隅美慎 ベアトリーチェ…稲田ひかる
右代宮譲治… 伊藤孝太郎 右代宮朱志香…青木陽菜 右代宮真里亞…菖蒲千明
右代宮蔵臼… 塚本拓弥 右代宮夏妃… 舞原鈴(進戯団 夢命クラシックス)
右代宮秀吉… 佐藤圭右 右代宮絵羽  平湯樹里
右代宮留弗夫…福地教光 右代宮霧江… 矢澤梨央(進戯団 夢命クラシックス)
右代宮楼座… 滑川恭子  呂ノ上源次… 船木まひと
紗音… MIO 嘉音… YAE 郷田俊朗… 小磯一斉 熊沢チヨ… 青田いずみ
南條輝正… 加藤隆浩 右代宮金蔵…斎藤志郎
エヴァ・ベアトリーチェ… 柴田茉莉

配信で視聴。EP4上演前に500円(と手数料)で観させてくれるのありがてえ。

E1で魔女ベアトリーチェの幻想を否定し、E2では魔女ベアトリーチェとの全面対決。
そして今回共通の敵を前に魔女ベアトリーチェとの関係性がわずかに変化するEP3ですよ。

相変わらずかっこいいOPでは絵羽とエヴァ、呂ノ上とロノウェ、チヨとワルギリアが
背中合わせなの、わかってる!ラストも対峙するベアトVSエヴァとそれを一段下
から見つめる戦人&絵羽という構図から、戦人がベアトを庇うように立ちその視線の
先に絵羽とエヴァがいるのもよすぎるな
絵羽の話は後半の「真実」に大きく関わってくるから、ここでこのEP3を改めて
見直すとヒント盛りだくさんだよね。
九羽鳥庵ベアトもね。原作初見の時は意味わからなかったけどすべて意味深。

今回白い板に魔法の盾や槍を投影して動かしたり白い幕で煉獄の七姉妹の杭の
攻撃を表現したりしてたけど、感心したのはむしろ推理パートでの板の使い方で
6人の死者を立たせてその横にそれぞれ板を置いて、そこにベアトによる赤での
死者の宣言などの文字を投影したりしててちゃんとゲームっぽいなと。

エヴァのエヴァらしい下品さ嫌みさ最高だな!声壊れちゃう?大丈夫!?
マリアとローザの死をもてあそぶ表現というか演出、何度見てもえぐいな。
ローザはなんか前回のラストもだけど大変な目に合うよね…まあ自業自得
だよね…いやそれいったらみんなそうなんだけどさ。

「ワルギリア、第2の晩を再構築!」とか
「悪魔の証明、有効です!」とかのテンポ感といい、原作のまんまで
いいよなあ。音楽も原作の流れのまま使われてて盛り上がるよね。
役者さん動きもセリフ量もめちゃ多いのにほんと大変だわ。
ジェシカが二重人格じゃないかって戦人の推理なかなかいいところついて
たよね。ここでその否定をジェシカ、戦人、絵羽、南条までしか広げて
いないのがミソよな。
いま改めてEP3の戦人とベアトのいちゃいちゃとラストの黄金郷の
ハッピーエンド(偽)見てると、やっぱなんか白々しくて笑うわ…w

映画「サユリ」

ホラー映画を見るようになって、ホラー映画等の紹介動画を上げている方の
動画を見るようにもなったんですが、最近よく見ているかいばしらさんが動画で
紹介していたホラー漫画「サユリ」が実写映画化されたので早速見てきました。

この漫画、前半はわりと王道のお家系ホラーで後半から毛色が少しかわります。
ホラー映画によくある、幽霊等に何の罪もない人間側が一方的に被害を受ける
恐怖と理不尽な展開から、後半怒涛の人間サイドの復讐へ…!
この漫画のジョーカーはばあちゃんで、家族を殺された怒りから認知症より
覚醒して、めちゃ強!
大好きなセリフ「祓ってすませるつもりはねぇ。地獄送りにしてやる!!」も
「命を濃くしろ!」も最高だよね。根岸李衣さんの前半のぽよぽよしたボケた
おばあちゃんからファンキーでロックな強強ばあちゃんへの変貌も凄い!
とにかくサユリの話をすると結局ばあちゃんの話になってしまうんだけど
前半のホラー部分もちゃんと怖い(次男くんへの仕打ちが容赦ない…)です。

漫画版とさゆりの過去は違ってたする。
漫画版だとサユリは引きこもりかつ日常的な暴力行為もあって(太っては
なかった)、耐えきれなくなった家族が遂に手にかけてしまった(だから
妹が「お前さえいなければ」的なことをいう)という感じだった。だから
サユリも最終的に家族の生存を願ってしまうんだけど(たしか…)、
映画版だと父親による性的虐待とそれを知りつつ見ぬふりをする母だったので
(おそらく妹は事情を知らない。でも最初にサユリを殺そうと手を挙げたのは
この妹だった)、ばあちゃんが物理的に彼らを拷問する
のもまあ仕方ないかなという気になる。ここ原作だとやりすぎだと思う人も
いるかなと思ってたからね。結局母だけはサユリも殺せなかったけど、最初
「もう一度家族のように」って声をかけられた時、サユリはどんな気持ちだった
のかねえ。
幼少サユリは美少女すぎた…でも父親は屑…。

「Pearl」

アマプラでおススメされてて鑑賞。

1918年のテキサス州で、戦争に行った夫を待ちながら
動けない父と厳格な母の元で農場で働く女性パールは
ダンサーになるのを夢見てる。
しかし結婚前からずっとこの農場を出て行くことを夢見て
いたのに、夫は農場で暮らすことを望み、さらに戦争に
行ってしまって農場に父母と残されてしまう。
母から抑圧され続けてきたパールがダンサーになる夢の
オーディションで敗れた時に遂に…という。

主演のミア・ゴスの何とも言えない怖さよ。
映画技師や義妹がパールのサイコっぷりを察して逃げ出そうと
するんだけど、それを追いつめる表情(と殺戮)。
ラストの長回しのパールの歯を見せた笑顔ずーっと映り
続けてるの一番怖いし、瞬きを全然全くしないので途中で
目が乾いて涙が出てきちゃうんだけど、泣きながら笑ってるのが
目を離せないのですわ…。
義妹に語る本音のところで愛されたかったという話があるけど
冒頭でアヒルを殺すシーン以前に抑圧され奪われ続けたという
部分があるのかなあ

「哭悲」

びっくりするほど血しぶきだった笑
タイトルからして勝手に幽霊物(なんか悲しい怨霊的な)ホラーだと
思い込んでたら、一生分の血しぶき浴びるほどのグロ・ゴア系ホラー
でしたわ。
舞台は謎のウィルスが蔓延した台湾。ウイルスの突然変異で感染者の
食欲・性欲などが暴走し、残酷なまでの手法で襲いまくる。
感染症により欲求が抑えられなくなっているだけなので、意識も
あるし、自分がしていることも理解している。なので罪悪感で涙を
流す人もいれば、これまで抑え込んできた本能を暴走させたり、
考えうる限り残虐な方法で相手を苦しめようとしてきたりもする。
瞬きを我慢できないと同じ、と作中で医師が語るのでなるほどと。
まあ地獄絵図です。そういう理由でグロになるっていうのはまあ
理解できるんだけど、グロ平気だけど好きというわけでもないので
そこはまあ…という感じ。
電車の中でヒロインに絡んでくるおっさんがリアル胸糞なんですが
映画公開の時の写真でヒロイン役の女の子とおじさん役の男の人が
仲良さそうでわろた

「わたしの幸せな結婚」

これと、鬼に見初めらて花嫁になる漫画の広告はPixivで親の顔より見ました…
広告で見た時は、不幸で虐げられてきた健気な少女と、その嫁ぎ先で心を
閉ざしていた若様が次第に惹かれ合っていき…みたいな部分だけだったので
実際半分くらいは異能バトルだったの意外でしたわ。

今田美桜ちゃん、可愛いね。段々旦那様に善い着物買ってもらってお洒落に
なっていくので、可愛さが増していく。
目黒蓮くんの旦那様は部隊の男達のなかで一人飛びぬけてでかいので、彼らと
一緒に映るとパース合ってます?ってなるな?美世と並ぶと身長差・対格差が
あってよき。部隊の中で部下の男たちとわいわいやってるときが、素っぽい
くだけた感じが出ているのですが、これは役作りなのか目黒蓮くんが出てる
のかちょっとわからない。

義理の実家、といっていいか元居た家の家族が酷いんですけど、家を焼き討ちに
されるというしっかりザマァ展開です。でもいくら攫われた妻を助けるためとは
いえ、それなりに家を異能で焼き討ちにして旦那様は問題にならなかったん?
義妹役の子がベイビーわるきゅーれのちさとだったんですが、全然違うね!

知ってるキャストも何人かいて、おごたんとか、あと胡散臭さが素晴らしい
渡邊圭祐くんとか。

個人的にはもっと恋愛に寄ってもいい気もするけどね

「ベイビーわるきゅーれ」

少し前に見た「黄龍の村」が面白かったので、同じ阪元裕吾監督の作品である
本作を見たのですが、知名度的には逆だったのかも。

プロの殺し屋女子2人が社会不適合な生活をしながら、殺したり、喧嘩したり
バイトしたり仲直りしたりする何とも不思議な味わいの作品。
黄龍の村で復讐果たした後、打ち上げ飲み会でぐだぐだやってるあの雰囲気に
少し近いかも。
喧嘩した後にまひろがケーキ買って、言葉上手ではないなりに懸命に謝ってる
の可愛くて。ちさとじゃなくてもわきゃわきゃしたくなるし、その後すぐに
殺人に誘って「帰ったらケーキ食べよ!」ってなってる、この殺しと女子高生
らしい生活感(社会不適合気味)が一体というか地続きなんだよなあ。

殺しの後始末をしてくれる清掃屋の田坂さんが水石亜飛夢くんなんだけど
(テニミュ2ndの柳)、こちら黄龍の村にも出ていたね。あと、まひろが
戦った強敵の男も、黄龍の村で復讐者側のメインだった人だったと思う。

本作は2もあるらしい。見られたらみよ!

「Promiss~戦慄の約束」

一緒にあの世へ行く約束をしてた2人の少女のうち、1人が生き残ってしまい
亡くなってしまった方の少女の幽霊に狙われる…みたいな前提だけ聞いてた
んですが、詳細結構違いましたね!?

まず少女2人はともに上流階級の子供で、双方の親が共同出資する新設のタワマン
に一緒に住むことになっていたのに、国全体を襲う経済破綻で両親は破産寸前。
少女たちは絶望し、一緒に死のうとするんだけど、先に死んだイブの様態を
見ておじけづいたボウムは逃げ出してしまう。そして時が流れ、いまや
不動産業を営むボウムの一人娘が当時のボウムと同じ15歳になろうとする頃
彼女に危機が迫るって感じでした。

イブの絶望は大人からしたら馬鹿らしいけど、多感な時期特有の心の闇とか
あったんかなあ。最初からそんなに死にたがってたわけじゃないボウムが尻込み
するの当然な気もする。
あとボウムの娘のベルがめっちゃいい子でさ。ボウムが自分の不始末で娘の命に
危機が迫ってるもんだから自分を犠牲にしようとするのはまだわかるけど、ベル
の方まで母のために命をかけようとするの偉い。
あとボウムの母、追い詰められて死者イブ相手に生者であるイブ母を人質に
しようとするの妙案ではあるけど、泣き出した彼女を抱きしめるのまさに母
だったな…


あと結末も意外。ベルは無事か死ぬかどっちかかと思ってたんだけど、重い
障害が残る状態で生き残るという。
イブは満足だったのかな、これで。

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